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「SNAKE EYES」(1998) [映画(洋画)]

表題の作品は1998年のアメリカ映画の「スネーク・アイズ」である。1993年に同名タイトルの作品が制作されているが、それとは全く関係ない別作品である。本作は刑事物のスリラー・サスペンスである。また、坂本龍一が音楽を担当しているという所も注目点の一つである。

作品データを記しておくと、時間は99分、原案はブライアン・デ・パルマとデヴィッド・コープの2人、製作と監督はブライアン・デ・パルマ、脚本はデヴィッド・コープ、撮影はスティーヴン・H・ブラム、音楽は坂本龍一である。そして出演は、ニコラス・ケイジ、ゲイリー・シニーズ、ジョン・ハード、カーラ・グギーノ、スタン・ショウ、ケヴィン・ダン、マイケル・リスポリ、ジョエル・ファビアーニ、デヴィッド・アンソニー・ヒギンズ、タマラ・チュニー、たちである。

アトランティック・シティの刑事・リックは汚職に手を染めた警官であった。ある日、ボクシングのタイトルマッチが行われ、1万4000人もの人が集まったが、その中にリックもいた。彼は級友のケヴィン・ダン中佐に招かれたのだった。ケヴィンは国防長官の警護を務めていて、リックにとっては誇りであった。試合の方は、チャンピオンがKOされてしまったが、その瞬間、国防長官が何者かに撃たれてしまった。その時、ケヴィンはたまたま持ち場を離れていたということで、リックはケヴィンを庇って捜査を始めた。で、国防長官の隣にいたブロンドの女・ジュリアを捜す。が、捜査を進めている内にリックは事件に不審な点があることに気づき、ボクシングの試合のビデオをチェックした。そしてこの試合には八百長だったと疑った。で、ボクサーを問い詰めたリックは、この試合は国防長官暗殺のために仕組まれた陰謀だと知った。で、改めてジュリアを捜し、接触した。ジュリアは、新型兵器に関する軍需企業の不正を語り、そり不正の証拠を国防長官に渡すことにしていたのだった。そして不正の黒幕がケヴィンだった。一方、ケヴィンは秘密を知っているジュリアと、もはや邪魔な存在でしか無くなったリックを消そうとする。リックとジュリアが追いつめられた瞬間に警察の車が乗り込んできて、状況は一変した。で、ケヴィンは自殺し、リックは一躍ヒーローとなった。が、まもなく、リックの過去の汚職がマスコミに流れ、リックも逮捕され、有罪となって全てを失ってしまった。ジュリアは収監されるリックに、帰りを待っていると言った。

主人公の設定(汚職警官)ということが最初に分かっているため、何となくラストのどんでん返しが予想出来たものである。そのため、痛快感が得られないのが残念な所である。同じ設定であっても出し方に一工夫あれば、ラストがより痛快なものになったであろうだけに、残念な作品である。それ意外としてはまあ標準的な作品である。また、こういう作品では重要となる事件を追っていく段階でのサスペンス度はそこそこであるだけに、重ね重ね...

まあ、娯楽作品と言うことでは水準は保たれているので、それはそれで宜しいかと...

 

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