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HUGH HARRIS『WORDS FOR OUR YEARS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1989年に発表された彼の1st.アルバムである。(2004年に結成されたTHE KOOKSのギタリストと同じ名前であり、共にイギリス人であるが、別人である。KOOKSのHUGHは1987年生まれであって、本アルバムリリース時は2歳なので、別人と言うことも明白である。)派手な活躍はしていない彼であるが、本アルバムには、1989年の映画「おじさんに気をつけろ!」(ジョン・キャンディ主演のコメディ作品。1990年の「ホーム・アローン」でブレイクするマコーレ・カルキンも出演しているのに日本では劇場未公開である。(遅れて劇場公開に成っても良さそうなのに、そうならなかったのは、日本ではコメディ映画が冷遇されていることの実例の一つと言うことになる。))の主題歌となった『Rhythm Of Life』が収録されていて、それなりのヒットを記録している。

収録曲は以下の全10曲である。『Alice』『Love Kicks』『Mr Woman Loves Mrs Man』『Woke Up Laughing』『Rhythm Of Life』『Helen Highwater』『Music Lies Bleeding (But Still Lives On)』『Home Sweet Home』『Twilight Session』『Her Engine Froze』。

この中からは映画主題歌の『Rhythm Of Life』がシングル・カットされているが、特に大きなヒットにはなっていない。

お薦め曲としては売れ線の曲である『Rhythm Of Life』と『Music Lies Bleeding (But Still Lives On)』、ゆったりとしたテンポで聴かせる『Mr Woman Loves Mrs Man』と『Home Sweet Home』をピックアップしておく。

全体的には、'80'sの売れ筋のサウンドであって、彼の個性という点がでておらず、'80'sらしいアルバムの範疇に収まっている。が、所々には彼のセンスの良さが感じられている。ということで、本アルバム以降が期待出来る所であるのだが、病気のために長期療養を余儀なくされてしまい、次のアルバムが2002年になるということで、すっかり忘れられてしまうことになったのは残念な所であった。が、そういう所があるだけに、「'80'sの隠れたアーティスト」ということではピッタリというアルバムである。

ボーカル好きの方と、ちょっとマニアックなアーティストを捜しているという方にお勧めしたいアルバムである。

 

Words for Our Years

Words for Our Years

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 1989/10/10
  • メディア: CD

↓一応、これも拾っておきます。

おじさんに気をつけろ! [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • メディア: DVD


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