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ケータイ刑事銭形零3話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形零」の第3話「死の19番ホール ~ゴルフ場殺人事件」の裏ネタ編・増補の5回目となる今回は、前回に続いて零ちゃんたちが2番ホールに移動する時のネタから、看板に書かれていた「ワニ」について、「オバケ」について、「地雷」について、「落とし穴」について、そしてその場にあった「泥だまり」について記します。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/2/7日付です。)

ワニ」:爬虫綱ワニ目の総称である。漢字では「鰐」と表記するが、これは爬虫類のワニを指すだけでなく、鮫類の古名でもある。(元々日本にはワニは生息しておらず、古来から「鰐」という言葉があった。で古語の「鰐」は鮫類のことを指していた。)

肉食性の水棲爬虫類であって、現存種は23種類である。爬虫類の中では最も高等な体制を持っていて、水辺の食物ピラミッドでは頂点に君臨する動物である。生息範囲は熱帯地方、または亜熱帯地方の淡水のある所に生息している。(中南米、アフリカ、東南アジア、北部オーストラリアなどが主な生息範囲である。)また、アリゲーター科とクロコダイル科の2つに分類出来る。大きい種は体長が10m近くにまで成長するが、小形の種では成体でも2m弱という種もいる。(普通の種は数mと言った所である。)

体は角質の鱗で覆われていて、尾は側扁している。尾は水中を進行する際には舵の役割を果たす。また、獲物をこれで叩くという武器としても使われる。また、顎が発達していて、鋭い歯が並び大きく細長い口で獲物を襲う。獰猛で凶暴な動物でもあって、人間を襲うこともある。

地球上に登場したのは古く、三畳紀末期(2億年近く昔)には化石種がいることが分かっており、中生代末期には現存種の殆どが登場している。

現在では、食肉としての利用と、革の利用とがある。肉質は低カロリー高タンパクの健康食品として有名になっている。革はハンドバッグやベルトに加工されることが多い。が、革の利用で乱獲が進み、絶滅の危機が生じたことから、現在ではワシントン条約の保護動物に指定されている。(そのため、肉や革の利用のために養殖されている。)

英語ではアリゲーター科とクロコダイル科のワニを区別して、「Alligator」と「Crocodilia」と呼ぶ。それ以外の言語では、ドイツ語では「Krokodile」、フランス語とスペイン語では「Crocodilia」(但し、発音は異なる)、イタリア語では「Coccodrilli」、オランダ語では「Krokodilachtigen」、ポルトガル語では「Crocodilianos」と言う。

オバケ」:「おばけ」や「お化け」という表記も一般に行われ、単に「バケ」「ばけ」「化け」と言うこともある。本来あるべき姿とは異なる姿をしたもののことを指していて、そこから幽霊、妖怪、怪物などを含めて言うようになった。

本来の意味では、本来ではあり得ないようなものとして、ばかでかいもの、あまりにも小さいもの、奇怪なものも含まれていた。で、ここから農作物で通常よりも大きい収穫物を「お化け○○」と言うが、これは昔ながらの意味を受け継いだものということになる。

また、日本に伝わる様々なお化けは、普通のものと比べて特異な姿形をしていることから「お化け」と呼ばれるようになった。(例えば、カラカサは番傘に1本足と2本の手がある、大入道は巨大な姿である。)

その後、幽霊なども普通のものではないということで、「お化け」に含まれるようになり、妖怪、怪物なども「お化け」の仲間になった。→これらも普通のものとは異なる姿をしているという意味では、本来の「お化け」の意味にも合致している。

尚、日本の「お化け」については英語をはじめ、他の言語でも「Obake」と言う。(但し、日本に伝わる幽霊や化け物などの「お化け」についてである。)西洋のお化けに付いては「Bogy」「Monster」「Ghost」などと言う。

尚、日本語では、漢字で「尾羽毛」と記された同音(「おばけ」)の言葉があるが、これはクジラの尾の部分の肉のことである。(霜降になっていて。鯨肉の中でも最高級の部位であって、刺身として消費される。)かつて、鯨肉が盛んに消費されていた時代ではよく耳にしたが、捕鯨の規制によって鯨肉が試乗から殆ど消えるようになると、この言葉も忘れられようとしている...

地雷」:地中に埋めて、人や戦車などを破壊、殺傷するために使用される爆弾兵器である。一応、対人用と対車両用のものとに大別される。

構造は、金属製、またはプラスチック製の容器に、爆薬と信管、起爆スイッチが設けられていて、スイッチに触れると爆発する爆弾である。地中に埋められると、何処にあるのか分からず、人や車両がこれに気づかずにスイッチに触れる(たまたま地雷の上を踏む、または通過する)と、爆発するため、紛争地域では多用されている。で、紛争が解決しても埋められた地雷はそのまま放置されるため、人々がその被害に遭い、人道問題として世界各地で問題になっている。

現在では1997年に対人地雷全面禁止条約(カナダのオタワで調印されたため「オタワ条約」とも呼ばれている。)が締結され、現在では153ヶ国が批准している。(調印されたのは1997/12/3で、効力が発生したのは1999/3/1である。)

英語では「Landmine」または「Mine」と言い、ドイツ語では「Landmine」、フランス語では「Mine Terrestre」、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Mina Terrestre」、オランダ語では「Mijn」と言う。また、中国語では日本語と同じで「地雷」と言う。

落とし穴」:狩猟で使う罠の一つであって、字面に穴を掘り、それを隠し、その上を通った獣を落とし、捕獲するために使うものである。また、穴の底には殺傷能力を高めるために尖ったものを上向きに仕掛けておいたものもある。穴を隠すのは、穴の上部に木の枝などを組み合わせて天井を作り、草や木の葉などで穴があることを分からなくさせる。この部分は簡単に壊れるため、この部分に乗ると天井がクズ零中に落ちるという仕組みである。

古くからあるものであって、狩猟時代に既に存在していた。(穴の底には木の杭などが仕掛けられた。)

その後は戦術の一つとして軍事的に利用された時期もあったが、使われることが無くなっていった。原題では、遊びや悪戯のために用いられるのが普通である。(但し、軍事的には、ゲリラ戦などでの利用はあるようである。)

また、狩猟で動物を欺すという使い方から転用されて、「人を陥れる策略」のこと、更には「大きな失敗に繋がることであるが見逃している点」、則ち「盲点」のという意味でも使われるようになった。

英語では「Pit」「Pitfall」「Catch」などの言い方があり、フランス語では「Trous de Loup」、イタリア語では「Bocca di Lupo」、オランダ語では「Lelie」、ポルトガル語では「Cova de Lobo」と言う。

泥だまり」:「水たまり」の泥バージョンといったら良いですかね。普段は無いのに、雨後などに出来る泥の溜まった場所のことである。雨水が流れてきたことで水たまりが出来るが、そこが特に砂場や土であった場合に出来ることが多い。

但し、この物語に登場した泥たまりは、自然に出来たにしてはちょっと不自然な感じがしてしまう。雨後に出来たものとしたら、周囲がもっと濡れているはずである。となると、元々休業日であったことで、手入れを行っていて、たまたま水を溢してしまったということでもあったのですかね?

 

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