ケータイ刑事銭形零3話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]
「銭形零」の第3話「死の19番ホール ~ゴルフ場殺人事件」の裏ネタ編・増補の6回目となる今回は、棹盾ピン子が高村さんに対してこうだと言っていた「おまじない」について、ボールにこれを記したということから「ハートマーク」について、これを打たせようとしたことから「OB」について、実際はこれで殺害をしていたということから「トロフィ」について記します。
また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/2/7日付です。)
「おまじない」:迷信や伝承などの神秘的なものの威力を借りて、災いを除いて良い結果が出るように、若しくは災いが起こるようにする術のこと、若しくはその際に語られる呪文や言葉のことである。病気や災害を防ぐための「禁厭(きんよう)」や人を抑え鎮める「厭勝(えんしょう)」はその中の一つとして知られているものである。
漢字では「お呪い」と記し、単に「まじない」または「呪い」と言うこともある。漢字が示すようにこれは呪術の一つであって、科学的に解明されたものではない。そのため、気持ちの問題というものという認識がされている。
英語では解釈の違いによっていくつかの言い方があって、「呪術」という立場から「Magic」や「Black Art」と言ったり、「呪文」という立場から「Spell」「Charm」「Incantation」等と呼ばれることもある。
「ハートマーク」:ハートの形をした記号、マークのことである。元々は「心臓」を表す記号として用いられるものである。(また、基本的に色は赤が使われる。)
また、現在では、心、愛、恋、などを表す記号としても広く使われている。(失恋した時はハートが割れた形で描かれる。→元の意味である「心臓」と解釈すると、心臓破裂というとんでもない事態になるが、失恋はそれほど辛いことでもあるという解釈も成り立つ。)
また、トランプの4種類あるマーク(スーツ)の1つでもある。トランプのスーツはそれぞれの階層を象徴していて、ハートは僧侶を象徴しているマークである。(その他、スペードは騎士、ダイヤは商人、クラブは農民を象徴している。)
またドラマ「がんばれ!ロボコン」と「燃えろ!!ロボコン」では、ガンツ先生がロボット学校の生徒であるロボコンたちを採点し、100点を取った生徒には「ハートマーク」を1つ与えていたということで、作品の中では特別の意味を持つものてあり、お馴染みのものでもあった。(0点を取ることが多かったロボコンだけに、ハートマークをなかなか貰えないという展開も面白い者でした。→毎回のように安易に貰っていたら、ありがたみも無くなってしまいますし...)
「OB」:略語であるため、複数の意味があるのは当然である。この物語では「ゴルフ」関係のOBであるのは言うまでもない。
「Out of Bounds」の略であって、各ホールの決められたプレー領域の範囲外にボールが出た場合、このように呼ばれる。この場合は、1打を付加して、同じ位置からプレーを続行させることになる。(打ち直しになるが、1打付加されることになるため、打数が増えることになるので、こうはなりたくないのは当然である。)
それ以外の「OB」としては、学校の男の卒業生である「Old Boy」のこと、楽器のオーボエのこと、を指す略語が知られている。(尚、固有名詞の省略形という者については省略します。)
「トロフィ」:スポーツ競技の優勝者に送られる優勝記念品のことである。また、優勝者以外の上位入賞者にも贈られる場合もある。(競技や大会によって、何処までの上位入賞者に与えられるかは様々である。)尚、優勝者以外へ送られるものは、優勝者に贈られるトロフィよりも小さいのが一般的である。
優勝者に贈られるものとしては、優勝カップ、優勝盾、像など様々であるが、「トロフィ」と言った場合はそれらの総称として呼ばれる。よって、優勝者に贈られるものとして特別なものがある場合は、一般的に知られている優勝カップや盾とは全く異なるものが与えられる場合もある。
基本的には金属製の像やカップであることが多く、その競技にまつわるデザインがされたものが一般的である。金属製の場合は金色をしているのが一般的であるが、純金ではなく、表面に金メッキを行ったものと言うのが多い。(中には純金のものもありますが...)または、金ではなくてプラチナ(白金)メッキというものもある。金属以外の素材では、ガラス製のものが比較的多いが、競技によっては木製素材やプラスチック素材を使ったもの、及びそれらの複合というものもある。
また、スポーツ以外の世界でも、賞の受賞者に贈られることもある。(アメリカの映画賞であるアカデミー賞ではオスカー像が授与されるが、これも立派なトロフィの仲間である。)
元々は、戦争で敵に勝った場合、負けた相手から奪い取った鎧、兜、盾などを戦利品として飾る慣習があり、それが反映されたものが競技の優勝者に贈られるトロフィとなった。つまり、本来の意味からすると、優勝者のみに戦利品として与えられるものである。また、戦争での勝者が得るものであり、戦争では勝者は1人(若しくは一組)である。よって、トロフィを得られる者は基本的に優勝者に限られるという考えがあって、「準優勝」をはじめ、上位入賞者には与えられないという考えも根強い。その一方で、スポーツ競技では上位3名に、それぞれ金、銀、銅のメダルを与えるということもあって、優勝者ではない上位入賞者にも(大きさの差を付けて)トロフィを与えるという考えもある。(ある意味では、メダル事態も意味からすると「戦利品」であって「トロフィ」の一種と言うことになる。)
「戦利品」という意味を反映しているものとしては、ハンティングで仕留めた動物の首から上の部分を剥製にして壁に飾るということがある。これは「ハンティング・トロフィ」と呼ばれているが、正に猟で得た動物、則ち「戦利品」という意味を色濃く残しているものということになる。
英語では「Trophy」、ドイツ語では「Trophäe」、フランス語では「Trophée」、イタリア語とスペイン語では「Trofeo」(但し、発音は異なる)、オランダ語では「Trofee」、ポルトガル語では「Troféu」、中国語では「戰利品」という。(中国語は本来の意味そのままであって、実に分かりやすいですね。)
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