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「SEMI-TOUGH」 [映画(洋画)]

表題の作品は1977年のアメリカ映画「タッチダウン」である。(この邦題では1931年の作品に同名タイトルの作品があるが、1931年の作品の原題は「TOUCHDOWN」であって、全く関係ない別作品である。)原作はスポーツ・ライターとして有名なD・ジェンキンズで、フットボールに生きる男たちの姿を描いた作品である。但し、スポ根映画ではなくてコメディ仕立ての作品である。(監督は「がんばれ!ベアーズ」でお馴染みのマイケル・リッチーである。)

作品データを記しておくと、時間は108分、原作はダン・ジェンキンス、監督はマイケル・リッチー、脚本はウォルター・バーンスタイン、撮影はチャールズ・ロッシャー・Jr.、音楽はジェリー・フィールディングである。そして出演は、バート・レイノルズ、クリス・クリストファーソン、ジル・クレイバーグ、ロバート・プレストン、ロッテ・レーニャ、ブライアン・デネヒー、カール・ウェザース、ジム・マックレル、ジョー・カップ、バート・コンビー、ロジャー・E・モズレー、リチャード・メイサー、ロン・シルヴァー、たちである。

プロ・アメフト・チームの「マイアミ」は、キャプテンでランニング・バックのビリー・クライド・パケットと、名レシーバーのシェーク・ティラーのコンビで勝利を納め、ロッカーでは祝勝会になっていた。この2人には、チームのオーナーの娘であるバーバラが仲良しトリオとなっていて、シーズン中でもいつも3人でいた。また、バーバーラーナーも手に負えないようなじゃじゃ馬娘であった。が、シーズンもクライマックスとなる決勝戦を前にした準決勝での勝利を祝う席で、ビリーはショックを受けることになる。というのは、密かに思っていたバーバラがシェークとの婚約を発表したのだった。バーバラは過去に2度の結婚歴があったことがシェークの悩んだところであって、これがシェークが今一つ煮え切らないでいたため、ビリーは一発大逆転を諦めなかった。

何だかんだでバーバラとシェークの結婚式の日がやってきた。神父が誓いの言葉を確かめる。バーバラは「イエス」と答えたが、シェークは何と「ノー」と答えたのだった。これに会場は大騒ぎとなる。この混乱に乗じて、タキシード姿のビリーは、ウエディング・ドレス姿のバーバラを連れ出して海岸へ向かったのだった。

物語の舞台としてアメフト・チームが絡んでいて、試合のシーンも出てくるが、本作はアメフト映画(=スポーツ映画)ではなくて、オーナーの娘と2人の男(主力選手)との間で繰り広げられるラブ・コメディである。そのため、アメフトにカンしての知識が無くても楽しむことが出来る作品となっている。

ただ、ストーリー展開の方はこれという所がなく、コメディ作品としては全体的におとなしすぎる作品でもある。で、何処かで見たことがあるような展開の結末というのは... ということもあってか、本作も現状ではDVD化されていない。(→かつて、LDではリリースされていました。)まあ、そういう作品であるだけに、キャストが結構スゴイ顔ぶれであるのに、残念な作品である。

 

↓DVDではなくてビデオです。

Semi-Tough / Movie [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー: MGM (Video & DVD)
  • メディア: VHS

タッチダウン [VHS]

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: VHS

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