開局10周年記念特別番組・超人気!ドラマシリーズ「ケータイ刑事」 [ケータイ刑事]
本日12/1はBSデジタル放送局の開局記念日である。先行の民放7局（BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BS-JAPAN、BSフジ、WOWOW、スターチャンネル）とNHKは満10年に、後発のBS11とTwellVは満3年である。特に先行民放は10周年ということで、例年以上に「10周年特番」ということで力が入っている。そして、一番派手なのがBS-TBSである。→一局だけ浮かれていて、現状を理解していないように感じてしまうのですが...ただ、部分的には「BS-i」時代の自由で良い雰囲気が久しぶりに見られているところもありました。
で、当然のことながら看板番組である「ケータイ刑事」に関しての特番も組まれていて、それが「超人気!ドラマシリーズ「ケータイ刑事」」というものでした。
尚、「M3」が来年2月公開ということと、今度の土曜日から8代目となる「銭形結」がスタートするということもあるのだか、それにしても「銭形結」に関しての新番組案内が殆ど無いというのは、何を考えているのでしょうかねぇ？（不振だった時の言い訳を作っている用にしか思えないですね。）→「ロック⑥オン」で「銭形結」が取り上げられると思っているが、現時点ではまだ目にしていない...
そういうこともあって、「M3」の宣伝と「銭形結」の宣伝も兼ねているというのは容易に想像できるところであった。が、内容的には、シリーズのおさらいと宣伝とがどっちつかずになってしまい、中途半端でしたね...（「キニナル」の焼き直しといった感じでしたね）
バックに「ケータイ刑事」が流れる中、「M3」に登場する分家三姉妹（海、命、結）が登場ということで、一応、分家四姉妹は形の上では勢揃いでした。
こういう企画の時には必ずあるのが「シリーズのおさらい」であるが、ここでは愛、舞、泪、零、雷、海、命が登場しているが、違和感を感じたのは5代目・雷の所でした。というのは、現在は芸名を「小出早織」から「早織」に変えているので、「早織が演じたのは銭形雷」と言ったナレーションの所は間違いでは無いのだが、やっぱり「銭形雷というと小出早織ですからね...」
尚、「おさらい」ということだったので、ここに登場したのは7代目までであって、「結」は登場していない。また、口上は愛、舞、海、命だけというのは不満でした。
ところで、銭形姉妹の設定についての家系図が出てきたが、そこには大きな間違いが1つありました。それは、おじいちゃまが警視総監で、その子供として、本家四姉妹の父と、分家四姉妹の母となっていたと言う所である。（本家四姉妹の父と、分家四姉妹の父とが銭形警視総監の子供であって、兄弟であると言うのが正しい。）
海、命について、思い出という形での話があってから、ようやく「銭形結」へ、ということで、ようやく「銭形結」の動いている映像を目にすることが出来ました。
尚、銭形結も「警視正」と言っていたので、分家四姉妹は全て警視正という階級での活躍になりますね。（本家では、愛、泪は警視正だったが、舞と零は警視でした。）→青リボンの長女コンビ、緑リボンの次女コンビ、分家の赤リボンコンビはいずれも「警視正」だが、本家の赤リボンコンビが「警視」ということで、形の上ではそれなりに纏まったと言うことになりましたね...
その「結」に対して先輩からメッセージということで、2代目・舞（もう7年前になる）の真希ちゃんからと、4代目・零（もう6年前になる）の夏帆ポンからの応援メッセージがあったということで、赤リボンの4人衆も一応勢揃いということになっていました。（「赤リボン」の先輩ケータイ刑事でもありますからね。）
そして、サプライズということで、松崎しげるが登場となった。→松山さんは海と命に登場しているだけに、「結」でもコンビ組んでいたら、と思います。
思い出話ということでは「東京少女」（「東京少女・大政絢」の「エチュード」）の話が出てくるというのがまた何とも言えないところでもありました。
そして「M3」に付いての話ということで、予告編が流れて、見所についての話があった。→モーニング娘。って、随分地味で、オーラが感じられなかったですね。宝積さんをメンバーにして「朝っぱら娘。」（「舞・1話」にこの名前が出てきましたが...）とした方が良かった様な気が...
尚、「銭形結」については、第1話の予告は流れず、番組紹介的な映像だったので、「ロック⑥オン」で取り上げられる時の映像に近いものとなるのではないでしょうかね...
また、「M3」があるとはいうものの、海をここまで引っ張っているというのもなんですかねぇ。（雷お姉ちゃまも何だかんだで随分と引っ張られていたが、分家姉妹はいくら何でも引っ張られすぎと言う気が...）
それにしても、あと3日で「銭形結」の本放送が始まるのに、その番宣が余りにも少ないというのはどういうことなんでしょうか。今回、主題歌が聴けたり、口上の一部ぐらいはと思ったのだが、そういうことが全くないということでは、期待したいところであるが、そういう気持ちも完全に失せてしまうだけである。「出し惜しみ」というのは上手く使えば効果があるのだが、放送開始3日前でも出し惜しみをしているようでは、逆に何も無いのでは、という考えも出てきてしまい、普通に考えると逆効果になるでしょう。（週一番組だったら、どんなに遅くても一週間前からは力を入れて宣伝すべきである。）このままだと「銭形結」は「あっ、やってたの？」というような番組になってしまう様な予感が...
結局、部分的には面白いところがあった（「愛」から「命」まで、7人を一気に続けてみられたというのは、やっぱり気持ちのいいところであって、圧巻でもありました。）ものの、期待していたレベルには遠く及んでいなかったということで、「銭形結」と「M3」はいずれもが微妙といった気になってきました。
(追記)
そう言えば、12/4(土)からは「銭形結」だけでなく、深夜には「銭形海」の舞台版が放送されることになっている。こちらの方も全くアナウンスされていないが、一体何を考えているのか、BS-TBSの宣伝は実に酷いですね。（こちらは、27:00から、つまり日曜日になってから、深夜の03:00からということである。）
(追記2)
12/1の22:54からの「ロック⑥オン」で、1分版の「銭形結」が流れました。
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