SSブログ

ケータイ刑事銭形零5話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形零」の第5話「さよなら、アンドリウ ~キラークイーン殺人事件」の裏ネタ編・増補の5回目となる今回は、宝積さんのあのドラマである「TRICK」について、ちゃんの出題の所に出てきた「クール」について、宝積さんがこう言っていた「宅配便」について、動機を語ったところで出てきた「スターダスト」について、「死体役」について記します。尚、「TRICK」については「零・5話[裏ネタ編]」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/2/14日付です。)

TRICK」:自称天才マジシャンの山田奈緒子と、日本科学技術大学物理学教授・上田次郎のコンビが、超常現象に隠されたトリックを解決していくミステリードラマである。これまで、3期にわたるTVシリーズ(10/11/10話で、トータルで31話になる)とスペシャル2本、劇場版3本が制作されている。最初のTVシリーズは2000年7月~9月の放送であり、第2シリーズが2002年1月~3月に、第3シリーズが2003年10月~12月に放送されている。テレビ放送はテレビ朝日系である。

物語は、一部の例外があるが、2話で1つのエピソードという構成である。よって、TVシリーズは全31話でエピソードとしたら15である。また、「ケータイ刑事」に出演している人たちも結構多く出演しているシリーズでもある。→劇場版の第1作には五代さんこと山下真司が、第2作にはちゃんが、第3作にはちゃんが出演している。

宝積さんが出演したのはTVの第3シリーズのエピソード4「死を呼ぶ駄洒落歌」であり、本放送は2003/11/27と12/4である。(今回の物語の本放送は2004/10/31であるので、1年近く前に演じていることになる。)そこで演じた役名は亀山千里であり、後半の楽屋でのシーンではこの「TRICK」のノリで演じている。

また宝積さんが劇中で「提さん」と言っているが、この「提さん」というのは、このシリーズの監督の堤幸彦である。(3本の劇場版でも全て監督を務めている。尚、TVシリーズでは全てで監督を務めた訳ではない。)

クール」:英語の「Cool」と言う意味である「涼しい」「冷たい」等の意味の他、「冷静」「冷淡」「無関心」「ずうずうしい」「正味」「カッコイイ」「控え目」等の意味がある。(→「クール」というと普通はこちらを思い浮かべるところである。)→宝積さんの反応もこちらの「クール」でした。

一方、ちゃんの出題での意味は、英語では「Cours」の「クール」であって、放送業界用語で「四半期」という意味である。四半期というのは三ヶ月と言うことである。一応、誤差があるものの、三ヶ月はほぼ91日であるため13週ということになる。よって、ドラマで1クールというと基本的に13話ということになる。但し、最近の(地上波)ドラマは特番を挿入するため、1クールと言っても9~11話で終了してしまう。

尚、年の後半の7~9月、10~12月はそれぞれ92日あるため13週と1日になるので、7/1または10/1が含まれる曜日は1クールが14話と言うことになる。→「・2nd.」が全14話となっているのは、7/1スタートとなったためであり、たまたま放送日である土曜日が14週あることになったためである。

宅配便」:各戸へ荷物を配達する輸送業者のことである。(ちなみに「宅配」とは「自宅配達」の省略形である。とは言っても、現在では「宅配」という言葉が殆ど普通名詞化しています。→「電卓」「ウォークマン」などは完全に普通名詞化した言葉であるが、「宅配」もいずれは普通名詞になるでしょうね。)尚、「宅急便」はヤマト運輸の登録商標であって、一般的な名称としては「宅配便」と呼ばれている。

また、「宅配便」と言うと、小包を配達するというイメージが強い(最近ではメール便も増えていますが...)が、ピザや寿司の出前サービス(「デリバリー・サービス」と呼ばれているもの)も、概念から言うと「宅配便」の仲間ということになる。(郵便配達、牛乳や新聞の配達も、概念で言えば同じである。)

スターダスト」:英語の「Stardust」は「星屑」と言う意味であるが、この物語では芸能プロダクションの「スターダスト・プロモーション」のことである。日本の芸能事務所としては大手プロダクションであって、数多くの芸能人が所属している。(俳優、タレント、アーティスト、モデルなどが所属していて、お笑い芸人は殆どいない。)

「ケータイ刑事」では、4代目の夏帆ポン以降、8代目までの5人が所属している。(本家四姉妹は全員が異なる事務所に所属しているが、分家四姉妹は全員が同じ事務所である。)「M2」や「M3」のプロモーションを考えると、同じ事務所に所属している方がスケジュールを抑えやすいということはあるだろうが、5代も続いて過半数以上になると、新鮮さは全くなくなり、「癒着」と言われても仕方がないですね。

また、宝積さんもスターダストの所属であることを考えると、「」の時は全く関係なかったが、「」以降では銭形とバーターというのがあるのかも...と勘ぐってしまいますね。

また、「戦隊」のメンバーにもスターダストに所属している役者は多く、毎年とまでは行かないものの、それに近い立で戦隊シリーズに新人を送り込んでいることでも知られている芸能事務所である。

死体役」:ドラマでは必要な役の一つであり、専門の人もいるが、基本的には通行人役と同様に下積み生活をしている役者の卵が演じることが多い。日本映画の黄金時代では、各映画会社がスター・システムを持っており、誰もが下積みから始めてスターになっていっただけに、たいていの役者は経験していることである。そういうこともあるため、死体役の役者は通行人役と同様に低く見られているところがある。(最近は下積みを経験していない役者が多く、基礎が出来ていない役者が多いのもまた事実である。)

特に刑事ドラマであれば、死体役は(犯人役(=悪役)と共に)必ず必要である。「・1話」での宝積さんは殺されるシーンすらなく、完全に死体役だけでの登場であったので、不満があるというのも分からないでもないが、例え死体役で台詞が全くない役であっても、下積み中の役者であれば、画面に映るチャンスがあるので、それでも出たがる人は多い。逆に、ある程度の経験がある人になると、新人でも、更には人形でも出来る役ということで低く見てしまう傾向がある役でもある。

ちなみに、現在ではスターと呼ばれる存在になっている人手も、下積み時代(デビュー当時、無名時代)には死体役を経験している人というのは多い。そのため、5年、10年、15年ほど昔の2時間ドラマを見ると、「あの人が死体役ででている」(犯人役、通行人役の場合もある)ということに時々出くわすことがある。

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX I

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

トリック(1) [DVD]

トリック(1) [DVD]

  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • メディア: DVD
トリック -劇場版2- 超完全版 [DVD]

トリック -劇場版2- 超完全版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD
劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル 通常版 [DVD]

劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル 通常版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD
TRICK 新作スペシャル2 DVD2枚組

TRICK 新作スペシャル2 DVD2枚組

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD
トリック 新作スペシャル [DVD]

トリック 新作スペシャル [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD
【ビジュアル図解】宅配便のしくみ (DO BOOKS)

【ビジュアル図解】宅配便のしくみ (DO BOOKS)

  • 作者: 青田卓也 著
  • 出版社/メーカー: 同文館出版
  • 発売日: 2009/12/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
宅配便の秘密 (神奈川大学入門テキストシリーズ)

宅配便の秘密 (神奈川大学入門テキストシリーズ)

  • 作者: 斉藤 実
  • 出版社/メーカー: 御茶の水書房
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 単行本

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

「SINBAD, THE SAILOR」JOHN COUGAR『AMERICAN.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。