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ケータイ刑事銭形零5話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形零」の第5話「さよなら、アンドリウ ~キラークイーン殺人事件」の裏ネタ編・増補の6回目となる今回は、丹羽Pが口にした言葉から「オーラ」についてと「オランウータン」について、舞台となったレストランをこうしていたことから「貸し切り」について、そして劇中に名前が登場した人物の中から故人である「丹羽文雄」について記します。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/2/14日付です。)

オーラ」:人や物が発するもの(発気体)、霊気、独特の雰囲気のことである。「オウラ」という表記がされる場合もある。

超常現象の一つとして認識されているところもあって、この世界部は、生命活動や精神活動を司る超自然的なエネルギーである生体エネルギーが、人体から放出されて体を取り巻いたものとされている。(但し、現在の科学ではこれを証明することはされていない。)また、この世界では、「後光」もオーラの一つとされている。

そういうところから転じて、雰囲気を持っている人のことを「オーラを放っている」と言うようになった。(この場合の「オーラ」は雰囲気であって、特に生体エネルギーという訳ではない。)

英語をはじめ、多くの言語で「Aura」と言う(発音は全て同じという訳ではない。)が、元はギリシャ語の「息」という意味の「Aura」(英語などとは発音が異なって「アウラー」と言う。)から来ている言葉である。

オランウータン」:霊長目ショウジョウ科(オランウータン科)に属する類人猿の総称である。日本語では「猩猩(しょうじょう)」(若しくはカタカナ表記で「ショウジョウ」と言う場合もある。)と呼ばれることもある。

インドネシアのボルネオ島とスマトラ島の熱帯雨林にのみ生息している。主に密林の中に棲んでいて、木の上に枝を使って巣を作り、そこで生活をしている。(夜は木の上の巣で寝る。)

身体的な特徴としては、腕の長さが特に長いことと、雄は頬の部分の円盤状の突起が目立っている。雄は身長が1.5~1.8mぐらいにまで成長するので、人間の大人と殆ど変わらない程度まで成長するが、雌は1.1~1.3m程度までしか成長しない。

単独行動をするか、家族単位での行動で生活をしているのが基本である。また、食性は主に果実などを食べる草食性であって、肉食ということは殆ど観察されていない。しかも、果物を多ぼるときに、木の枝を道具として果実に穴を開けると言うことが観察されており、知能の高い動物としてもしられている。更に、妊娠期間は9ヶ月、一度に子供は1匹(双子が殆ど無い。)ということで、色んな所で人間に近い動物でもある。

英語では「Orangutan」と言うが、これはオランウータンが生息している現地語であるマレー語の「Orang-Utan」から来ている。(意味は「森の人」とである。)また、ドイツ語では「Orang-Utans」、フランス語では「Orang-Outan」、イタリア語とスペイン語では「Pongo」(但し、発音は異なる)、ポルトガル語では「Orangotango」、中国語では「猩猩」と言う。

貸し切り」:特定の場所や乗物などを、一定の時間に渡って特定の人や団体だけに貸すことをいう。場所の場合は、ホテルの宴会場、会議室など、飲食店、劇場などがよくあることであり、団体旅行の場合は(そう大きくない)旅館ではこうなる場合もある。また、最近では温泉でも貸し切りで使用することが出来るものが増えている。一方、乗物では、観光バスでは当たり前のことであり、船や飛行機でもよくある。(「チャーター便」と呼ばれるものが該当する。)また、ハイヤーは基本的にこれであり、タクシーでも一部では貸し切りになることがある。また、そう多くは無いが、鉄道(列車)の場合でも時々行われることがある。(例えば修学旅行専用列車などはこの代表的なものである。)

英語では「Reserved」と言うが、乗物の場合は「Chartered」と言う場合もある。また、ドイツ語では「Reserviert」、フランス語では「Réservation」、イタリア語では「Riservato」、スペイン語では「Reservado」という。

丹羽文雄」:日本の小説家であり、昭和の日本を代表する作家の1人である。また、「ケータイ刑事」の丹羽Pの祖父である。

生まれは1904/11/22で三重県四日市市であり、2005/4/20に100歳で没したが、当時は最年長の日本芸術院の会員であった。1977年には文化勲章を受章しており、日本文芸家協会の理事長を務めていたことでも知られている。

大学卒業後、生家の寺で僧職に就くが、同人誌『新正統派』に発表した小説「朗かなある最初」が永井龍男によって評価され、永井の依頼で書いた「鮎」が文壇で注目されたことで、僧になるのをやめて家を出て、上京して作家の道に進んだ。太平洋戦争の時代には海軍の報道班員として重巡洋艦・鳥海に乗り組んでいて、第一次ソロモン海戦に従軍している。そして、その見聞を小説「海戦」に記していて、彼の代表作の1つになっている。

戦後、復員すると小説家としての活動を再開は、東京・銀座などを舞台とした風俗小説が人気を博して流行作家となる。また、その一方で『親鸞』『蓮如』などという宗教者を描いた小説を記している。

後進の指導も積極的であり、彼が主催した同人誌『文学者』からは、瀬戸内寂聴吉村昭、津村節子という作家が生まれているのをはじめ、日本文芸家協会の理事長を務めたのも後進の指導に積極的だったためでもあった。また、舟橋聖一は、自他共に認めるライバル関係であったことでも知られている。

主な作品は、小説では『鮎』『象形文字』『贅肉』『海戦』『厭がらせの年齢』『蛇と鳩』『菩提樹』『顔』『献身』『蛇と鳩』『一路』『親鸞』『干潟』『運河』『山肌』などがある。エッセイでは、「ゴルフ談義」「ゴルフ上達法」というゴルフ関係のものを書いたり、「人間・舟橋聖一」でライバルについて記したりしている。また、彼の最後の作品となった「絆」もエッセイであった。

また、孫の丹羽多聞アンドリウはドラマ「恋する日曜日 ~文學の唄」の中で、祖父・丹羽文雄作の『新居』と『彼女の告白』の2本を現代的な内容に翻案してドラマ化している。

また、晩年にはアルツハイマー型認知症の症状が表れたことで現役を退き余生を過ごすことになるが、この時に彼の世話をした娘の本田桂子が経緯の手記を「婦人公論」に書き、それが「父・丹羽文雄介護の日々」として書籍化されたことでも知られている。(尚、娘・桂子の方が2001年に先に亡くなっている。)更に、丹羽多聞アンドリウは「文藝春秋」に「作家・丹羽文雄99歳の日常」2003年に、「丹羽文雄―死ぬのはむずかしい」を2008年に寄稿している。(前者は丹羽文雄の存命中であり、後者は没後である。)

尚、彼の故郷である三重県四日市市の四日市市立図書館には『丹羽文雄記念室』が設けられており、彼の作品に触れられるようになっている。

 

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