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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その186) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「鮫の襲撃?」です。取り上げる物語は「ケータイ刑事」からは「・1st.1話」、「007」からは「サンダーボール作戦」です。

ケータイ刑事」:「・1st.1話」。「マーメイド刑事登場 ~素もぐりクイーン殺人事件」という物語である。6代目のちゃんが初登場となった物語であるが、夏服で初登場となったのはちゃんが初めてでした。(7代目・は夏服のみしかないため、夏服で登場していますが...)

物語の冒頭で、高村さんがゴムボートに乗って海の上を漂流している。というのは、4ヶ月前にアメリカ・ロサンゼルス・サンタモニカロスの海岸で遭難し、そのままボートで漂流していたのだった。食糧も底を尽き、体力も限界を迎えようとしていた。で、高村さんもいよいよ最期の時を迎えたものと思い、「もう一度日本の大地を踏みたかった」と思っていた。また「死ぬのを恐れはしない」と言っていた高村さんだったが、高村さんの視界に鮫の背びれが入った。そして、その背びれはゴムボートに近づいてきた。

で、高村さんは恐怖から震える声で「怖いよマミー、助けてダディー」と声を挙げた。(ついさっきは、「死ぬのを恐れはしない」と言っていたのに、余りの豹変ぶりが...)

が、鮫の背びれは動くのが止まると、その背後から潜水服を着た少女が現れた。(これがちゃんで、本当に海の中から登場しました。但し、この時はまだ名乗っていないので、高村さんもそれが海ちゃんということは知りませんでした。)その場はちゃんでも足の立つ浅瀬であった。鮫の背びれは水泳板に付いていたものであり、水中メガネを外すと「どうしました?」と高村さんに声を掛けた。これに高村さんは「えっ?」と漏らして呆然となった。で、高村さんのゴムボートに近づいていって「今、助けてって?」とちゃんは言うが、高村さんは「何も言っていないよ、僕、何も言ってないよ」と惚けた。ちゃんは(カメラ目線で)「聞こえたんだけど...」と漏らしていた。

すると高村さんはゴムボートから下りて海の中に立った。(海岸から数mという距離でした。)で「一つ、教えてくれる?」と言ってちゃんに「君はジャパニーズガール?」と尋ねた。「ええ」と答えが返ってくると「てことは、ここは日本?」と尋ねた。(「1つ」と言っておきながら2つ質問をしていた高村さんでした。)ちゃんは「そうですよ」と答えると、高村さんは「オー・マイガーッ」「アンビリーバブル」「アイ・ラブ・ジャパン」「ジャパン・アズ・ナンバー・ワン!」と叫んでいた。(で、日本に帰ってきたことを知ったのだった。)

ちゃんは「変なおじさん」と漏らすが、「ノー、ノー、ノー。おじさんじゃない、お兄さんだよ」と反応した高村さんだった。(その後、銃声を耳にした二人は「警察に通報!」と高村さんは指示をして、陸に上がっていった。)

尚、このシーンがちゃんと高村さんのファースト・コンタクトであり、「鮫の襲撃」と高村さんは思ったが、実際に鮫ではなく、水泳板に取り付けられた玩具でした。

007」:「サンダーボール作戦」。1965年のシリーズ第4作であって、初代ボンドの第4作である。秘密兵器が派手に登場する物語となっているが、この物語に登場した秘密兵器のいくつかは実際に特許出願が行われたというものもあって、単にフィクションとしてだけではなく実現可能なものが幾つもあったということでもある。

スペクターのNo.2のラルゴが壮大な計画を指揮していた。NATOから原爆を奪取して、それを爆発させると言って脅迫をして、大金をゆすり取ろうとしていた。イギリス情報部は00要員を集めて任務に当たらせる。ボンドも当然、その任務に就く。Mからはカナダに行けと指示されるが「ナッソーに変更して貰えませんか」と申し出た。それは消えた原爆搭載機のパイロットの妹・ドミノがいたからだった。で、ボンドはバハマのナッソーに入り、ドミノと接触をしたボンドは、色々と探りを入れ始める。で、ラルゴが怪しいと睨む。

ボンドはカジノでラルゴと接触し、ラルゴの自宅に招待されることになる。で、翌日の昼にラルゴの屋敷に行った。そこで、夜にドミノをカーニバルに連れていって案内するように頼まれる。(ラルゴは用事があると言うことだった。)

夜、カーニバルにドミノを案内するボンドだったが、非常事態(助手のポーラが姿を消した。)で、ドミノのことをフィリックスに頼み、ボンドは予定していたラルゴの屋敷を調べるため、ラルゴの屋敷付近を停電させて侵入した。しかし、直ぐに自家発電に切り替えられてしまった。

そこでボンドは、ポーラが殺されているのを知る。また、「侵入者あり」という警報が鳴ったことで、直ぐに脱出を開始する。ラルゴの手下たちを同士討ちさせるようにしながら脱出を使用とするボンドだったが、庭のプールサイドで手下の男に見つかり、一緒にプールに落とされてしまった。プールに侵入者が落ちたということで、ラルゴは「いい考えがある」として、プールの水面をシャッターで閉じた。(これで、水面に顔を出すことが出来なくなってしまう。)更にラルゴは飼っている鮫のプールのハッチを開けさせた。

ボンドは水中で敵と格闘になり、隠し持っていたナイフを取り出し、それで敵を倒した。で、水面に出ようとするが、シャッターで閉ざされているため、水面に顔を出すことは出来なかった。で、持っていた携帯ボンベを取り出して口にすると、脱出口を探そうとする。で、プールの壁にドアがあるのに気づくと、そこを開けた。が、そこには鮫がいて、ボンドがいるプールに入ってきた。ボンドはおとなしく鮫が通り過ぎるのを待つと、鮫と入れ替わるように水路に入り、そこを通ってプールから脱出していく。

が、途中で2匹目の鮫がやってきた。鮫を刺激しないように身を躱したボンドは、鮫が通り過ぎるのを待ってから先に進んだ。で、鮫が飼育されているプールに抜け出ることに成功した。で、急いでプールから出た。(ここでも危うく鮫に襲われるところだった。)

共通点は、「鮫に襲われる」という認識があったこと、そして襲われそうになったことである。また、実際には襲われなかったと言うことも共通点である。(但し、「ケータイ刑事」では実際の鮫ではなかったので、「鮫に襲われる」ということは不可能だったんですけどね...)

一方、相違点としては、「ケータイ刑事」では鮫ではなかったが、「007」では本当に鮫だったということが大きな相違点であり、更に「ケータイ刑事」では主人公(銭形)ではなくてその相棒(になる人物)だったが、「007」では主人公・ボンドだったことである。

次回もとシチュエーションということで記していきますが、今回と同じテーマで記す予定です。(「PART 2」ということになります。→「ケータイ刑事」からは同じ物語として、「007」からは別の物語を取り上げます。→そこにも類似点があります。)尚、「銭形結」に関しては、第1話も第2話もネタになるところがありましたが、しばらくは温めておくことにします。

 

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