ケータイ刑事銭形零6話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]
「銭形零」の第6話「百年に一度の瞬間移動 ~ハロウィンの動く城殺人事件」の裏ネタ編・増補の4回目となる今回は、零ちゃんたちの乗った車がこれで停まったと言うことで「通行止め」について、零ちゃんは車の中でこれをしていたということから「読書」について、零ちゃんたちが向かった印賀里村は百年に一度これがあると伝説にあることで「地殻変動」について、古代教授の専門がこれと言うことから「テレポーテーション」について、その古代教授は家が瞬間移動することに関してこういったことから「ナンセンス」について記します。尚、「地殻変動」については「雷・18話[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして、「テレポーテーション」については「海・16話(2nd.3話)[裏ネタ編]」で記したものをベースとして、それぞれ加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/2/17日付です。)
「通行止め」:道路などに何らかのトラブル、障害があるために、そこを通ることを禁止する処置こと、または通ることを禁止した状態のことをいう。
理由は、主に、道路に不具合がある場合、悪天候により危険が高い場合、事故が起こった場合ということで通行止めになる。また、高速道路では補修工事(メンテナンス工事)のために通行止めになる場合もある。
交通標識にもこれがあって、白地に赤丸と赤色の×が組み合わされていて、青地で「通行止」という文字がある標識である。文字で「通行止」とあるので、漢字が読めれば直ぐに分かる標識である。(この標識は常識ですけど... →漢字が使われていることから、この標識は日本国内のみのものであって、国によって同じ意味の交通標識でも異なるデザインをしている。)
「読書」:普通は「どくしょ」と読むが、「とくしょ」と読む場合もある。意味は、文字通り、書物を読むことである。尚、これには声を出して読む「音読」と、声を出さずに読む「黙読」の2種類の方法がある。
学校では、誰かに音読させて、一緒に(教科書を)読むということが行われるが、現在の読書の基本は声を出さない「黙読」である。しかし、江戸時代までの日本では、識字率も低かったこともあって「音読」が主流となっていた時代があった。
尚、良くあることであるが、「本を読書する」と言っている人がいるが、「読書」という言葉は「本を読む」と言う意味であるため、この言い方は誤った言い方である。(「馬から落馬した」と同じで、誤用である。)単に「読書する」というか「本を読む」という言い方で良い。
英語では「Reading」、ドイツ語では「Lesen」、フランス語では「Lecture」、イタリア語では「Lettura」、スペイン語では「Lectura」、ポルトガル語では「Lendo」、中国語では「閲讀」という。
「地殻変動」:地球内部の力が地殻に加わることで、地殻が変形したり、変位したり、移動したりする現象のことである。また、地震もこの一つである。
原因は、地震と同様で、地球の表層にあるプレートと呼ばれる硬い岩盤が、地球内部のマントル対流により移動することで岩盤に応力が加わり、その力によって岩盤が変形したり、移動することで生じるものである。変位量としては、年間で数mmから数cmという程度のものであるが、長期間に及ぶとその変位量も当然であるが大きくなる。また、一瞬のうちに大きな変位量が発生すると、それは地震ということになる。
大陸移動や山の隆起、地盤沈下なども地殻変動が原因で起こるものである。(但し、地盤沈下に関しては、それ以外の要因で起こることも色々と知られている。(例えば、地下水の大量汲み上げなどがあった場合。))→地球は生きているため、大なり小なりの地殻変動は常に起こっている。但し、人間の一生という時間スケールでは、地球の大きさを考えると殆ど無視できるような変位量であるが、長い時間で見ると、無視できない変化となる。
この物語では、印賀里村は百年に一度地殻変動があるという伝説があると語られていたが、地殻の変位は年間では微量であるものの、常に起こっているのが普通であり、地殻がその辺衣料に耐えられなくなったときに地震が起こるので、自身のような大きな地殻変動はある程度の周期で起こることになる。よって、百年に一度の地殻変動というのは、地震のような大きなもののことを指していると考えるのが常識的なところである。
尚、英語では「Diastrophism」、ドイツ語では「Diastrofismo」、フランス語では「Mouvement Crustal」、イタリア語では「Movimento Crostale」、スペイン語では「Movimiento de Crustal」、ポルトガル語では「Movimento de Crustal」という。
「テレポーテーション」:超能力(念力)によって、物体や自分自身を離れた場所に移動させること、若しくはその現象のことを言う。尚、ここで言う「離れた場所」というのは、一般的には「遠隔地」というイメージがあるが、そう言うことではなく、空間的に離れていれば良く、例えば隣の部屋というようなごく近い距離しか離れていない場所であっても全く問題ない。(空間的に離れていればよい。)しかし、空間的に飛び越えて移動するので、歩いて移動/高速の乗り物で移動するという移動方法とは全く別の移動となる。
また、その移動は一瞬に行われることから「瞬間移動」と呼ばれることもある。また、この能力(超能力)と念動力、テレパシーの3つを「三大超能力」と呼んでいる。
SF小説の世界では当たり前のように出てくるものであり、超能力による瞬間移動と、転送装置などの(現在の科学では説明できない未来科学による)機械を用いた瞬間移動とがある。(校舎は「スター・トレック」ではお馴染みである。)また、宇宙を舞台にした物語では頻繁に登場する「ワープ」も瞬間移動の仲間である。→「銭形泪・2nd.3話」にワープ装置が登場しているので「ケータイ刑事」においても既に馴染みがあるものである。
しかし、現代の科学では全く説明できず、小説や映画の世界でもその動作、原理、理論などは語られていることは殆どなく、既に北の馬術として作品の中に登場している。尚、最近では「ワープ」は原理的に莫大なエネルギーを必要とするが、その様なエネルギーを得ることは不可能として、ワープは原理的には不可能とする説が発表されている。(これは、あくまでも現代の水準の科学での話であって、現在では全く道の新たな理論が確立して、それによると可能である、ということまでを否定するものでは無い。)
尚、日本語では「テレポート」ということもある。英語、ドイツ語、ポルトガル語では「Teleportaion」(但し、発音は異なる。)、フランス語では「Téléportation」、イタリア語では「Teletrasporto」、スペイン語では「Teleportación」、中国語では「瞬間移動」という。
「ナンセンス」:英語の「Nonsense」であって、「無意味なこと」「馬鹿げたこと」「くだらないこと」という意味である。また、相手の考えや主張を否定する場合にも使われる言葉であって、「ナンセンス」と言う一言で切り捨ててしまう際によく使われる。(この場合は、議論するのもバカらしいので、そこで議論を打ち切る、という意味も含まれている。)
但し、ナンセンスと呼ばれるものは全く価値のないものとは限らない。時には悩んでいることを忘れるためにも「ナンセンス」なものに接すると言うことで気分転換を図ることも必要とされている。
尚、英語の綴りを見たら分かるが、日本語では「ノンセンス」と言う場合もある。また、ドイツ語では「Unsinn」、フランス語では「Absurdité」、イタリア語では「Sciocchezze」、スペイン語では「Cosa sin sentido」、ポルトガル語では「Tolice」という。
五次元の超科学とテレポーテーション―増幅型マグネットモーターのつくり方
- 作者: 内海 覚照
- 出版社/メーカー: たま出版
- 発売日: 2010/05
- メディア: 単行本
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