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ケータイ刑事銭形結#3 [ケータイ刑事]

今週も「名曲探偵アマデウス」がお休みであり、「銭形結」も悪くはなかったので、前回に続いて中身をそれなりに記すことにします。尚、次の「名曲探偵アマデウス」の新作は1/10であって、ファイルNo.082のレスピーギ『交響詩「ローマの松」』です。(1/17はファイルNo.083のヴェルディ「レクイエム」、1/24はファイルNo.084のドヴォルザーク「スラブ舞曲集」と続きます。)


OP主題歌が終わるといきなりアイキャッチが入ってCMへ。ということで、途中にCMを入れないで放送すると言うことが分かりました。(「・5話」の本放送はこうならなかったから、サブタイトルにも「ワンシーンワンカット」の文字が入っていない。)で、CM明けに再びアイキャッチが入ると、テロップガ出る。「今回のケータイ刑事はワンシーンワンカットでお送り致します また、本作品はBS初3Dドラマとして実験的に撮影されましたが皆様には2Dバージョンでご覧いただきます」で、これをそのままマヤヤが読み上げている。

通路を進んで行く中「警視庁から入電中」と入電が入る。「港区赤坂BLITZに脅迫状が届いた模様。脅迫されているのはダンサー・ボンバー島貫。直ちに現場に急行せよ」

で、ちゃん、あさみさん、柴田(束志)さんがやってきて「ボンバー島貫ファーストライブ」のポスターの前にやってくる。「こいつかボンバー島貫か」とあさみさんが言うと、「はい。独特の風貌とコミカルなダンスで、今、人気急上昇中です」と説明する柴田さん。すると「柴田さん、詳しいんですね」とちゃんが言う。すると「ファンなんですよ」と答える柴田さん。(こういう所は太郎さんと同じですね...)更に「今年の忘年会でダンスしようと思いまして...」と言うと壁に向かって逆立ちをする。「逆立ちダンスです!」と自信満々に言うが「そうですか」とちゃんはスルーすると「行きますよ」と言って相手にしないで中に入っていき、あさみさんもそれに続いた。

ホールに入っていったちゃんたち。舞台上ではボンバー島貫と8人の女性ダンサーたちがリハーサルをしていた。それを見ていた3人だったが、柴田さんが舞台の様子を撮影しているカメラマンとぶつかって転ぶ。カメラマンの男は「君たち、ここは関係者以外立入禁止だよ」と言うと「僕ら、こういうもんだ」とあさみさんが言い、あさみさんとちゃんは警察手帳を見せた。(束志は敬礼だけだが、鑑識の制服に「警視庁」の文字があるから分かりますね。また、「間違えた」というネタは残念ながら無しでした。)するとカメラマンの男は「警察の方ですか。ということは脅迫状の件ですか。何か分かったんですか?」と尋ねる。これにちゃんが「いえ、今来たばかりなんで...」と答える。あさみさんは「君こそ一体何者だ?」と問う。(この時、舞台上のリハーサルが終了する。)カメラマンの男はカメラをちゃんに預けると名刺を取り出して「私、こういうものです」と言って名刺をあさみさんに渡した。

「漢字ばっかりじゃない」と文句を言うあさみさん。(男はちゃんからカメラを返して貰う。)男は映像作家の宇吊木四郞(うつりぎ・しろう)だった。で、ボンバー島貫のドキュメンタリーを撮影しているということだった。脅迫状騒ぎと言うことで格好のネタになると言うが、ちゃんは「警察の捜査です。撮影は困ります」と言って指で小さなバッテンを作る。これに「固いこと言わないで下さいよ。可愛く撮りますから」と言う宇吊木。しかしちゃんは「ダメです」と腕をクロスさせてバッテンを作った。が、あさみさんが2人の間に入って「まあいいじゃないか。我々警察の地道な活動を知って貰うチャンスだ」と言って撮影許可する。が、ちゃんは「ダメですよ絶対に」と認めない。(→ここで「冷え性」ということを行って貰いたかったですね...)あさみさんは「右斜め45゜から映して貰ったらいい表情なんだよな」と良い「了解了解」と言う宇吊木と握手をして交渉成立。あさみさんはポーズを付けて「話を聞くとしよう」と言うが、「勝手にして下さい」とちゃんは離れていき、ボンバー島貫の元に移動した。

「ボンバー島貫さんですね」と言って話を切り出すちゃん。が、ボンバー島貫は「ダンサー志望の子だね」と思い立ち上がるとちゃんの側に来てじっくりとちゃんを見る。で「この動きしてみて」と言ってダンスを始める。これに「いえ、私たちは...」と言うちゃんだったが、「こうでしょうか」と言ってあさみさんと柴田さんはボンバー島貫の行うダンスを真似始める。「2人ともなかなか良いよ」と言うボンバー島貫だったが「でもね、男はいらないんだ」と言う。すると宇吊木が「この人達は刑事さんですよ」と言った。で「驚きの感情を体で表現してみた」と言ってポーズを決めたボンバー島貫に拍手が起こった。

女性ダンサー達に向かって「あなたたち、席を外してちょうだい」とマネージャが言い、「島貫のマネージャーで港野洋子(みなとの・ようこ)と申します」と自己紹介をする。(どう考えてもダウン・タウン・ブギウギ・バンドの『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』ですね...)で、一同会釈してから本題へ入る。

あさみさんが「脅迫状が届いたそうですね」と言うと港野は側のテーブルに移動して、手にしていたハーネスを起き、手帳を撮って戻って来て「これが今朝、控え室に置かれていました」と言って脅迫状をちゃんに渡した。「拝見します」と言って受け取ったちゃんは文面を読み上げる。「過去の罪を償え。二度とステージで踊ることは出来ないだろう」あさみさんは「確かに脅迫状だ」と言うと、「カメラ、真剣な表情、抑えている?」と宇吊木に確かめる。が、「カット!」と大きな声を挙げた宇吊木。「すいません。バッテリー交換します」と言うと、側のテーブルに移動し、テーブルに背負っていたバッグを起き作業を始めた。ちゃんは柴田さんに「調べて貰えますか」と言って脅迫状を私、柴田さんはそれを調べるために席を外した。

結ちゃんは港野に「過去の罪とありましたよね。何のことでしょう?」と尋ねた。港野は「私が思うに...」と答えようとするが、ボンバー島貫が「マネージャー、ハーネスは?」と言って口を挟み、港野は話すのを止めてハーネスを取りに行き、ボンバーが「僕くらいなら、グレートな存在になれば、嫌がらせだって来るってもんさ。いちいち気にしていたらきりがない」と言った。そこに港野がハーネスを手にして戻って来て、宇吊木も撮影を再開して戻って来た。で、ハーネスを付けたボンバー島貫は「リハーサルでも見ていくといい」と言ってスタンバイに入った。

ボンバーは全く気にしている様子ではなく、港野は「あの人、昔から調子がよくて...」と誤る。ちゃんは「困りましたね。実質的な被害がなければ警察としても動きようがありません」と言った。すると港野は、次のリハーサルが終わったら昼食になるので、そこで改めて、と申し出た。あさみさんは「いつまでもお待ちしますよ。市民を守るのが我々の務めですからね」と港野に言い、宇吊木には「ちゃんと撮ってるか」と気にしていた。

そんな所に柴田さんが「結果が出ました」と言って戻ってきた。脅迫状の封筒と用紙は共に市販されているごくありふれたものであり、回し読みをしたらしく、たくさんの指紋があって、差出人を特定するのは難しい、と報告した。すると宇吊木は「次のリハーサルは見ておいた方が良いですよ」と言い、向きを変えてボンバー島貫のいる方にカメラを向けた。

で「ミュージック、スタート!」ということでリハーサルが始まる。ボンバー島貫は会場後ろの2階にいて踊っていて、1階の後ろから女性ダンサー達が登場してステージに上り、踊り始める。港野が「今から島貫がステージまで飛びます」と説明しすると「飛ぶんですか?」とちゃんは驚いていた。で、港野は会場に張ってある舞台に続いているロープを指して、「それに乗って」と説明する。(あさみさんは「僕なら絶対に願い下げですね」と言っていた。)で、島貫に指示が出て、ロープを掴む島貫だったが、ロープを伝うことが出来ずに転落してしまった。悲鳴が上がり、音楽が止まり、みんなは島貫の元に駆け寄った。

ちゃんたちはキョトンとしていたが島貫の元に移動すると、ちゃんは「皆さん、離れて下さい」と指示し、あさみさんは「救急車を」指示した。で、あさみさんが島貫を確かめるが「ダメだ、死んでいる」と言った。港野が「どうしてですか、何でこんなことに」と取り乱し、あさみさんは「金具が体重を支えきれなかった。事故ですよ、事故」と言って港野を宥め「な、銭形くん」とちゃんに同意を求める。しかしちゃんは「これは事故ではありません」と言い、ハーネスのベルトの部分が不自然に切れている、と指摘し「誰かに殺害されたんです」と断定した。で、みんなに「これから開場を封鎖します。許可があるまで誰も外には出ないで下さい」と告げた。

宇吊木が「脅迫状のことで...」と口にして、場所を移動すると、ポケットからあるチラシを取り出し、それを渡すと語り始めた。それは島貫がまだアマチュアの時のダンス大会のチラシであった。その大会で優勝した島貫はメジャー・デビューを果たした。が、その大会の前日に優勝候補だったアクセル・トモヤが転落事故を起こした。一部では島貫がアクセル・トモヤを突き落としたという噂が流れたという。ちゃんは「それが脅迫状にあった過去の罪だと?」と言うと、宇吊木は「あくまでも噂ですが...」と言った。あさみさんは「それなら警察が調べるでしょう」と言うが、証拠が無く、事故扱いになった、また、アクセルは今でも意識不明で病院のベッドで寝たきりだと証言した。

「ところで宇吊木さん」とちゃんは話題を変え、今朝から回しているカメラの映像は見られるか?と尋ね、「何か映っているかも知れない」ということで宇吊木は準備を始めた。

そんな所に数人の警官がやってきて、あさみさんは、ここにいる全員の身元確認と、劇場全ての出入り口を封鎖するように指示を出した。

港野は舞台下に座っていて落ち込んでいた。ちゃんが「大丈夫ですか?」と声を掛けた。で「脅迫状の件ですが、何か言いかけましたよね」と言って先ほどの続きしようとする。しかし「そうだったでしょうか...」と言葉を濁した。「過去の罪について」とちゃんが言うが「昔のことは知りません。私が島貫のマネージャーになったのはメジャー・デビューか決まってからです。まだ三ヶ月前しか経っていませんから」と言って逃げた。しかしちゃんは「それはおかしいですよ」と言って、港野が「あの人、昔から調子がよくて」と言ったことを指摘して「以前から知っていたんですよね」と言う。これに「私は何も知りません」と否定する港野。あさみさんは「隠し事をすると署に同行して貰うよ」と言うと、港野は立ち上がって「私が殺したって言うんですか?」と逆に問う。「そんなこと言っていません」と宥めるあさみさんは「知っていることを全部話して下さい」と言う。これに「はっきり言います。私は殺っていません。もし犯人だって言うのなら、ちゃんと証拠を見つけてからにして」と言って怒り、席を外した。

そんな所に「刑事さん、準備できました」と宇吊木が声を掛けた。で、宇吊木の側にちゃんとあさみさんは移動した。「これがリハーサルの様子です」と言って、カメラで再生を始める宇吊木。舞台から島貫の方にカメラが向くと、島貫が転落した瞬間が映っていた。それを見たあさみさんは「こうやって見ると、人の命ってのはかないものだね」と感想を漏らすと「特に手掛かりはなさそうだな」と言うが、ちゃんは「絡む、悪の糸

「報告します」と言って柴田さんがやってくると、ハーネスのベルトの所に切れ込みの跡が確認され、厚手のカッターか何かを使用したと思われる、と報告した。また、担当のスタッフは直前に確認した時にはそういうことは無く、マネージャーに渡した、と続けた。すると「そう言えば...」と宇吊木は言い、「これを見て下さい」と言って、港野がハーネスを手にしている所、更にテープを早送りしてボンバー島貫がハーネスを付けている所を再生した。それを見たあさみさんは「彼女(=港野)しかハーネスに細工できた者はいないよ」と言って、港野が犯人と決めつけた。で「柴田くん、彼女をここに」と指示を出し、柴田さんは港野を呼びに行った。すると宇吊木は「遂に、犯人逮捕の瞬間ですか」と興奮気味に言う。しかし冷静なちゃんは「でも、洋子さんが犯人なら、動機は何でしょう?」とあさみさんに尋ねた。すると「そんなものは犯人に聴けば直ぐに分かる」と言った。(前回もこんなことを言ってましたね...)ちゃんは「過去の罪」「ダンス大会」「転落事故」と呟いていた。

そんな所に柴田さんが港野を連れてくるが「もう話すことはありませんけど」と港野は言う。あさみさんは「港野洋子、ボンバー島貫さん殺害容疑で逮捕する」と言った。これに港野は「そんな、私は殺ってません」と改めて否定した。が、あさみさんは「これ以上隠していると、不利になるばっかりだよ」と諭すが「何で私が島貫を殺さなきゃいけないんですか」と港野は問う。すると携帯を見ていたちゃんが「それは、償うべき罪があるからですよね」と言った。で、ダンス大会のサイトを見たら、各ダンサーのプロフィールがあって、「アクセル・トモヤさん、本名、港野トモヤ。あなたのお兄さんですね」と港野に尋ねた。そして「大会前日、お兄さんは転落事故に遭った」と言う。すると「あれは事故じゃありません」と港野が反論した。これに「詳しく話して下さい」とちゃんは言った。

港野は、あの日、病院に駆けつけた時、兄はまだ意識が残っていて、「島貫に突き落とされた」とはっきりと聴いた、と言った。あさみさんは「それなら、警察がきちんと調べたはずだ」と口を出す。すかさず「何度も話したわ。でも証拠がないって...事故として処理されたの...」と港野。これにちゃんが続ける。「だからマネージャーとして彼に近づき、復讐の機会を狙っていた。脅迫状を出したのもあなたですね」と言った。港野は「脅迫状を出せば、警察が調べに来るわ。そこであいつに罪の告白をさせたかったの!」と言った。すると「だったら殺すことはないだろう」とあさみさんが言った。すかさず「違う、私は殺ってない!」と言って犯行を否定し「殺したいほどに憎かったけど、それじゃああいつと同じじゃないの」と泣き叫ぶように言った。あさみさんは「まあいい。詳しくは署でゆっくり聞こうかな」と言って手錠を取りだして港野を逮捕しようとした。

その時「カット!」と宇吊木が叫んだ。「どうした?」と尋ねるあさみさんに「すいません。バッテリー、交換させて下さい。逮捕の瞬間はもうちょっと待って下さい」と言って、ポケットから新しいバッテリーを取り出して交換した。

それを見ていたちゃんは「そうか、そういうことか」と口にした。宇吊木は「はい、お待たせしました!」と叫んだ。あさみさんは「港野洋子、ボンバー島貫さん殺害容疑で逮捕する」と言って洋子に手錠を掛けようとした。が、ちゃんが「待って下さい」と言ってそれを止めた。「今度は何?」とあさみさんがいうと、ちゃんは「謎は解けたよ、ワトソンくん

「あさみさん、洋子さんは犯人ではありません」と言った。「何だって?」とあさみさん。ちゃんは「島貫さんを殺害したのはあなたです」と言うと宇吊木の方に移動して「宇吊木さん」と告げた。これに「えっ?僕?僕が何で?」と訳が分からない様子の宇吊木。あさみさんも「彼はハーネスに細工する暇はなかった。犯行は不可能だ」と言う。これに「そうでしょうか」とちゃんは言い、今、カメラのバッテリーを交換したことを指摘し、さっきも交換したのにもう切れたのはおかしい、と言った。これに「充電を忘れたんだよ」と言う宇吊木。するとちゃんは、さっきは別の目的があったのでバッテリーを交換しなかったと指摘した。で、あさみさんに、宇吊木のバッグを調べるように指示をした。だ、あさみさんが宇吊木のバッグに手を伸ばした瞬間、「止めろ、触るな」と宇吊木は叫び、暴れ始めた。

この世に絡む悪の紐。…」ちゃんの口上が始まり「正義の蝶々結び解いてみな!」でストラップを投げる。(今回は人海戦術を使ったローテクではなく、CGを使っていて、赤い紐が伸び)宇吊木を捕らえた。で、紐をちゃんが引くと数回転してその場に倒れた宇吊木。あさみさんと柴田さんが宇吊木を押さえ込み、ちゃんが宇吊木のバッグの中から別のハーネスがあることを指摘し、柴田さんがそれを取り出した。ちゃんは「これがあなたが犯人だという動かぬ証拠です」と言った。あさみさんは「そうか、ハーネスは2つあったんだ」と言うと、ちゃんが説明する。「心理的なトリックです。ハーネスを受け取った映像、そのハーネスを被害者に付けた映像。2つを続けてみると洋子さん以外犯行が不可能に見えます。そうやってあなたは私たちに洋子さんが怪しいと思わせた。だけど、その間に何があったか思い出して下さい」

(ここからは回想になり)港野に話を聞いている所に戻る。港野は側のテーブルにハーネスを置き、脅迫状を持ってきた。それを撮影していた宇吊木は「カット」と言ってバッテリー交換と言ってテーブルに移動した。その時宇吊り木は、バッテリーを交換するふりをして、切れ込みを入れたハーネスと入れ替えた。で、島貫が「ハーネスは?」と言ったことで港野がハーネスを取りに行き、切れ込みが入ったハーネスと交換されたことを知らない港野は、切れ込みの入ったハーネスを島貫に付けた。で、島貫は転落した。宇吊木は、アクセル・トモヤと洋子が兄妹ていうことを知っていたと指摘した。すると宇吊木は「ああ、その女が復讐を考えていることもな」と開き直って言った。ちゃんは続ける。「だから、脅迫状の内容を見て直ぐに差出人が洋子さんだと感づいた」するとあさみさんが「それを利用して彼女に罪を着せようとしたのか...」と事件の全貌をようやく理解した。

すると宇吊木は笑い始めた。そして「良いところまでいっていたのになぁ~」と言い、「よく気がついたな」と口にした。ちゃんは「リハーサルの映像を見たときに気になった」言って、目の前で島貫が落下したのにカメラはぶれることなく淡々とその様子を撮影していた。それは島貫が亡くなることを事前に知っていたのではないかと思ったのだった。

あさみさんが「どうして島貫さんを殺したんだ?」と動機を尋ねる。これに「言ったろう。ハプニングは格好のネタだった」と言った。こんな仕事にうんざりしていて、ちょっと名前があるダンサーのライブを撮影しても何が面白いのか、思っていて、ダンサーの謎の死の方が余程センセーショナルである。更に、謎を追う刑事、暴かれる真相、兄の復讐を誓う妹の姿、ということで、完璧な筋書きであって世紀の大作になるはずだったと考えていたのだった。これを聞いたちゃんは「人の命を何とも思わないあなたに、人の心を打つ作品が作れるとは思いません」と言った。(こういう台詞はちゃんやちゃんが得意としていたが、やはりそのレベルにありますね...)

で、あさみさんが宇吊木に手錠を掛けて逮捕し、カメラと引き離されて警官に引き渡され。連行されていった。この時宇吊木は「罪は認める。だから編集だけでもやらせてくれよ」と叫んでいた。更にあさみさんは港野に「君も、脅迫状の件で署まで来て貰うよ」と言うと「分かりました」と言う港野。で、別の警官が「ご同行願います」と言って港野を連れて行った。(洋子は同行であって逮捕はされていない。)それを見送ったあさみさんは「さてと。これで一件落着だ」と言い、ちゃんも大きく頷いて「ええ」と言った。で、一本締めで締めた。ちゃんは「でも、明日のライブを楽しみにしていた人たちは残念ですね」と口にした。あさみさんは「この舞台をこのままにしておくのは忍びない」と言うと「柴田くん、やろうか」と言った。柴田さんは「やりますか」と言って同意し、「ちゃんも」と言うあさみさんと共に舞台へ上がる。ちゃんは「はっ?」と言いながら舞台の方に移動する。柴田さんに催促されて「えっ、いくんですか?」と言って舞台に上がり、柴田さんも舞台に上がった。あさみさんは「ミュージック、スタート!」と言うと主題歌が流れてきた。これに乗せてあさみさんと柴田さんはダンスを始めるが、ちゃんは「私、宿題あるんで、先に失礼しま~す」と言って、全くダンスを踊ることなく舞台から降りていった。舞台上ではあさみさんと柴田さんが手を取って踊っていた。

次回予告。「銭形愛」という文字が出て、「」の所が「」「」「」「」「」「」「」と変わっていく。そして「ケータイ刑事」のロゴと「200回記念特別作品」と出るとちゃんが画面に登場する。「いよいよ『ケータイ刑事』も200回を迎えることになりました。そこで、TV初、3Dフォトモーフィングドラマを行うことになりました」と説明する。「どうなるかは私たちにも分かりません」と続けていたちゃんだったが、「テレビは冒険だ!」で締めました。ということで、次回はいつも以上に長いタイトルのなって、「ケータイ刑事200回記念特別作品 テレビ初!3Dフォトモーフィングドラマ ~ワインの神様殺人事件」という物語です。

いつの間にか「○○キング」まで登場するようになっている「ケー刑事」であるが、今度は「神様」って、言葉のインフレが起こってますね...また、「3Dフォトモーフィング」ということでは「テレビ初」なのかも知れないが、「モーフィング」という技術は現在では当たり前の様に使われている。それだけに、普通の「モーフィング」との違いがはっきり分かるようになっていることを期待するが、果たして...?

鑑識メモ」:今回は収録が行われた赤坂BLITZでこの部分も収録している。ちゃんたちが3Dメガネを掛けて、椅子に座って3D映像を見ている。柴田さんが現れて「今回の「ケータイ刑事」。なんと全編3Dカメラで撮影したんですね」と説明し、ちゃんたちを指差して「今、まさに試写が行われております。行ってみましょう」と言ってちゃんの左隣の席に座っている山中さんを突き飛ばしてその席に座った柴田さんは、ポケットからサングラスを取り出して画面を見入る。みんなは3Dに感動している声を挙げているが柴田さんはサングラスを掛けたり外したりしている。で「サングラスが...」と言っていた。→良くある柴田さんの大ボケというパターンでした。サングラスと3Dメガネは全く別物ですし...(とは言っても、3D映像にはいくつかの方式がある。サングラスが偏光レンズを使っていたら、左右で偏光面が垂直に設けられていたら3D対応になりますけどね...)

これにちゃんからのお知らせ(「AR」のお知らせ)が続いて終了でした。

何かと「・13話」の「ワンシーンワンカット」を意識している様に感じられた物語でもありました。登場人物の数も結構多かったということ、更に犯人がカメラマンだったこと、しっかりと回想が入っていることがそれらを感じさせるところでした。(「・5話」は完全に相手にならないレベルでした。)

また、杏理の台詞の言い回しがしっかりとしていることで、迫力を感じさせてくれるのは気持ちのいいところである。「ケータイ刑事」でこういうことを感じたのは「」と「」だけであったが、この調子でいくと「」はそのレベルに到達する可能性がありますね。(第1話は「?」が付きますけど...また現時点では「可能性がある」というだけで、今後の物語次第ですけど...)

今回は、カメラのアングルを工夫して、上手く視野を選んだことで、大きなホールでのワンシーンワンカットを実現したが、この点は「」のワンシーンワンカットとは異なるところでした。(「」のワンシーンワンカットは「愛」よりもスケールダウンしており、複数の部屋を移動しただけで、パターンとしたら「」と同じで目新しいところは何もなかった。)ということで、「また(ワンシーンワンカットを)やるの?」と思っていたのだが、またまた新しい所を見せてくれたということで、(最初は期待していなかっただけに)思わぬ「当たり」だったということになりました。

しかし、あさみつひこのキャラをまだ完全に把握しきれていないということもあるが、何処かに「ケータイ刑事?」と感じてしまう所もある。(まだ十分に壊れていないということ、暴走と言うところも無く、キャラとしたら面白みが出ていないということでもある。)杏理に力量があるだけに、高村さんとコンビを組んだ方が、より掛け合いのテンポが良くなって、更に面白くなるように思うのですが...

 

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↓これらの作品に迫る「結」ですね。

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↓こういうものも拾っておきます。

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ケータイ刑事マニアルBOOK

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ケータイ刑事マニアルBOOK〈2〉

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  • 出版社/メーカー: 学習研究社
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