ケータイ刑事銭形結 #9(感想) [ケータイ刑事]
結局、「ケータイ刑事」では何度も行われているお馴染みのパターンだったということで、それだけでしたね。何せ、色々と出てきた事件を解く鍵というのは、全て過去の物語に出てきているものばかりであって、その組合せだけだけだったのだから、ここまでいくと、もはやですね。
しかも、よりによってこの時期に大相撲ネタが絡んでいるとなると、余りにも(放送する)タイミングが悪すぎるとしか言いようがないですね。(収録されたのは大相撲の八百長問題が発覚する前だったとはいうものの)3回に分けての放送の最後が発覚後になってしまったというのは、「ケータイ刑事」の命運も完全に尽いていると言うことである。(元旦をお休みにせずに放送していて、一週早く放送していれば、発覚前に放送が終わっていることになっただけに、シリーズ初めて、本放送期間中にお休みを入れたということが悪い方に出ている。→「何をやっても悪い方に出る」という悪魔の囁きに呼ばれて、完全に悪循環に陥っている...)
今回は、OP主題歌もカット(ただ、これは「海・舞台」の時でも行われているだけに、予想できたことですが...)、そして前回に続いてサブタイトルが冒頭に出ず、最後に「海・舞台」の時と全く同じパターンで出ただけだったが、こういう所はパターン化していても良いのだが、物語の方をここまでパターン化してしまうと、もうどうでも良いですね。「サザエさん」や「水戸黄門」のような絶対的なキャラクターがいるのならば同一パターンでもまだ良いが、「ケータイ刑事」は「必殺シリーズ」と同様に主人公とその周辺のキャラクターが変わっているシリーズであるだけに、もはや完全に限界である。(「暴れん坊将軍」も「水戸黄門」のパターンだったが、終盤は「め組」のキャラが頻繁に変わるようになってしまい、「必殺シリーズ」と同様になってしまったことで息の根を止められたが、「ケータイ刑事」も完全にそうなる所まで来ている...)
それにしても、3回もかけて放送したにしては、内容が伴っていない舞台でしたね。→これでは「金返せ公演」だったと言われても仕方がない...ということで、今回も詳細版は放棄する。
「鑑識メモ」。ここも「海・舞台」の時のように、銭形が登場したが、教科書的な感想しか口にしない結ちゃんでは、「面白くなかった」というだけですね。
次回は早くも最終回となるが、ここまで内容が無い物語が続いていたら、「打ち切り」と言われても納得してしまいますね。(そもそも、2月の2週目で終了だなんて、当初から「全10話」だったと言ってもだれも信じず、「打ち切られた」と思ってしまうところである。)
最後はクイーン・宝積さんで幕を下ろしてくれるのは良いのだが、次回予告を見た範囲では「愛・26話」の焼き直しというような予感が...→「ケータイ刑事」の最終話ということにして、ここまで落ちぶれてしまったシリーズの本当の最後の物語(9代目は不要ということである。)として貰いたいところである。
おまけ。終了後の映画「M3」の予告の所が「大ヒット上映中」の文字に変わっていたが、公開初日だけでこの言葉を使うのは、業界の慣例であるとはいっても笑ってしまいますね...(関西では本日2/5ではなく、2/12からですし...但し、2/6には舞台挨拶ありの先行上映がありますが...)
また、2/6の14:00~14:30には「M3ナビ」を放送することになっている。関西や上映がない地区ではともかく、上映がスタートしている所では「何を今更」ということになるだけである。物語の内容の方も酷いが、番組編成もここまで酷くなると、もはや「(ズタボロ)神の領域」ですね...→ニュース、天気予報、選挙の開票特番の再放送をするのと同じ(→「完全に無意味」ということ。)と感じてしまいます。(丹羽Pも、過去の栄光にすがっているだけで、ミイラ化してしまったとしか言いようがない...)
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