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ケータイ刑事銭形結 #10[Final](感想) [ケータイ刑事]

最後の物語は「銭形愛・26話」をベースにした物語ということで、最後まで盛り上がらなかった「銭形結」を象徴した内容でした。今までと大きく違うのは、「第1話にクイーン」ということを「最終話にクイーン」としたことでした。(役名が「久院有香(くいん・ゆか)」というところは「ケータイ刑事」らしいところでした。)が、事件に関しては「・26話」をスケールダウンさせて小さくしていたということで、今一つでした。

残念だったのは、事件解決後にスケートリンクでちゃんとあさみさんのやりとりの所である。本作は冬の間の物語だったということで、スケートに絡めた物語を作っていたら良かったのに、と感じさせたことでしたね。

あさみさんがアイスランドへというのは、全く何の脈絡もないところから来ていて、適当に外国へと言うようにしたとしか思えず、穴埋め番組を終わらせるのには丁度いい適当な設定に鹿感じられなくて残念でした。

いつもの次回予告の所は30秒版の「M3」の宣伝を入れたことで、形の上ではいつもの用に埋めていたものの、来週からの放送予告が何も無いというのも寂しいですね。

「鑑識メモ」は、分家四姉妹の全員と付き合ったことになる柴田束志さんらしいオチでした。→本作から登場した柴田池輝を生かしきれなかったというのも本作の汚点でした。

「ARのお知らせ」の所が、最終貝なのでご挨拶になるというのは高齢であるが、特に化もなく不可もなしという平凡なご挨拶でした。

全10話ということで、もう最終回と言うことになった「銭形結」であるが、結局、最後まで穴埋め番組という形で終わってしまい、岡本杏理を活かすことも出来ず、「シリーズ初の失敗作」という形で終わっちゃいました。

また、「」までの「最終回」は、「面白かった。お疲れ様でした」と言いたい気持ちになったが、「」では「終わっちゃった」だけとなり、「」では「あっ、そう」というだけで、消化不良の連続でした。尚、本作で「ケータイ刑事」シリーズが完結する(だろう)という考えがあったので、こんなにボロボロな状態の「銭形結」でも我慢できたのだが、これ以上の「ケータイ刑事」は作らないでもらいたいところである。(ここまで酷くなったら、誰も期待しないでしょうし、もう完全に潮時である。本作にシリーズ完結という意識がなかったら、ここまでズタボロとなったら、途中で離脱していました。)

全10話のそれぞれの物語を「優良可/落第」で言うと、「優」と言える物語は無し、「良」と言えるのが大甘で2本、「可」が2本、残りの6本の「落第」でした。→♪『ズタズタボロボロ、ズタズタボロボロ。終焉の時がやってきた。ズタズタボロボロ、ズタズタボロボロ。酷いな酷いな~。ズタズタボロボロ、ズタズタボロボロ。…』(『ラブラブ・サンダー』のメロディーに乗せて歌いましょう!)

結局、過半数が「落第」ということだったので、「銭形結」は「失敗作だった」ということですね。兎に角、第1話でズッコケて、シリーズ200回記念でも失敗し、舞台も反省点が生かされておらず、救い所が全く無かったということで、完全に黒歴史となってしまい、残念でした。(MBSも、これでは完全無視で放送しないでしょうね...(「銭形命」も今だに放送していない。))

いずれDVDがリリースされるであろうが、はっきり言ってこれだけ低調であると、レンタルで十分であり、資源の無駄遣いとしか思えない...(但し、岡本杏理ファンだけは除く。)→筆者の「銭形結」DVD-BOXの価値判断は、メイキングなどの特典映像込みで1話あたり100円として、1000円までですね。(それ以上の価値は無い駄作であした。)

総括すると、放送時間が土曜日14:30という昼間に持ってきたという時間の悪さから始まり、第1話ではアイキャッチ、次回予告、鑑識メモの全てがないという不完全な状態だったこと、更には土曜日のテレメールの配信が無かったこと、番組でプレゼントが無かったこと、で、マイナス要因ばかりしか無く、BSデジタル放送10周年にあわせて仕方なく無理矢理製作しただけの「穴埋め番組」でした。(しかも、来週からは本作が始まる前に放送していた「ベストドラマ100」という手抜き番組の復活ですから...)→はっきり言って、中断している「銭形泪」の再放送を続けた方が何倍もマシだった。

全ては事業部長という肩書きが付いたプロデューサが狂ってしまったとしか言えず、丹羽P作品も終わりですね。→これでけズタボロとなって失敗作となったということは、天の声が丹羽Pに対して「役職(事業部長)に専念(=番組プロデューサとしては引退)する」か「退職してフリーのプロデューサになる」かの決断を迫っているのでしょう。(フリーになっても、元東映高寺Pのように転けた作品しか作れなくなる可能性も高いでしょうが...)

来週からのこの枠は、再び「ベストドラマ100」に戻るということになるが、こういう形だと、「銭形結」は「ベストドラマ100」の穴埋め的に放送したというようなイメージしか残らなくなる。が、その「ベストドラマ100」は「ベスト」と謳っているが、「恋日」と「ケータイ刑事」以外は殆ど放送しないだけに、看板に偽りがある番組であり、過去の資産を使った手抜き番組で敷かない。その手抜き番組の穴埋めに使われたということで、「ケータイ刑事」シリーズも実に寂しい形での終焉でした。

尚、来週は「恋する日曜日・2nd.」の「アニー」(主演:秋山奈々)です。(「さそり」とか「GIRL'S BOX」とか、「スパイ道」「佐藤四姉妹」などを放送してくれたら良いのに...)

尚、最終回の物語は、全体的にレベルが低かった「銭形結」の中では上位に入る物語であったが、これまでの「ケータイ刑事」シリーズの中ではやはり低調な内容でした。最終回については詳細版を知るそうと思っていたが、微妙な所です。(火曜ではなく、遅らせるか、それっきりにするかのいずれかになるでしょう...)

 

↓これらと同様に内容がなかった「銭形結」でした。

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↓中断しているこれの再放送の方が絶対良かった...

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↓一応これも拾っておきます。

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