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MOTLEY CRUE『SHOUT AT THE DEVIL』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1983年に発表された彼らの2nd.アルバムであって、「LAメタル」という言葉が生まれたのと同時に、彼らがブレイクしたアルバムである。Billboardのアルバム・チャートで最高位17位を記録し、1984年の年間アルバム・チャートでは18位にランクインしている。(最高位が17位で年間順位と殆ど同じと言うことは、ロングセラーになった証である。)また、カナダでも最高位23位を記録している。

収録曲は、以下の全11曲である。『In The Beginning』『Shout At The Devil』『Looks That Kill』『Bastard』『God Bless The Children Of The Beast』『Helter Skelter』『Red Hot』『Too Young To Fall In Love』『Knock 'Em Dead, Kid』『Ten Seconds To Love』『Danger』。

尚、2003年にリマスターされた時に、以下の5曲がボーナス・トラックとして追加収録されている。『Shout At The Devil (demo)』『Looks That Kill (demo)』『Hotter Than Hell (demo)』『I Will Survive』『Too Young To Fall In Love (demo)』。

この中からシングル・カットされたのは3曲である。1st.シングルの『Shout At The Devil』はチャート成績では伸びておらず、BillboardのHOT 100にはランクインしていないのだが、2nd.シングルの『Looks That Kill』が最高位54位、3rd.シングルの『Too Young To Fall In Love』が最高位90位を記録している。(ただ、彼らのシングル曲が大ヒットとなるのは次作からのシングルまで待つことになる。)

お薦め曲は、彼らの代表曲となっている『Shout At The Devil』、シングル曲の『Looks That Kill』と『Too Young To Fall In Love』、それ以外からは『In The Beginning』と『Red Hot』、説明の必要のないカヴァー曲の『Helter Skelter』をピックアップしておく。(リマスター盤のボーナス・トラックからは省略する。)

本アルバムの不満点というと、時間的にやや短いということがある。(オリジナル盤では35分弱である。→これはリマスターされた時に追加されたボーナス・トラック(約17分半)によって満足できることになる。)それだけもっと聴きたくなる演奏がされているということである。

また、本アルバムは、最初にリリースされた時のジャケットにペンタグラムが描かれていたことから、彼らは「悪魔主義者」とされて非難されたことで、ジャケットが差し替えられたという曰のあるアルバムである。(そういう話題があったことも帆奈アルバムのセールスを伸ばすことになったのも事実ですが...)

音楽とは離れた所で色々と言われ、話題になったアルバムであるが、内容的にも十分なクオリティがあるだけに、じっくりと聴いておきたい所である。(特に、'80'sのLAメタルを語る上では、本アルバムを聴いておかなければ「もぐり」ですし...)

 

Shout at the Devil

Shout at the Devil

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Eleven Seven Music
  • 発売日: 2008/09/30
  • メディア: CD

シャウト・アット・ザ・デヴィル(紙ジャケット仕様)

シャウト・アット・ザ・デヴィル(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: モトリー・クルー
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2008/06/25
  • メディア: CD

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