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ケータイ刑事銭形雷22話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第22話の「気分はもうスピード!? ~バスジャック殺人事件」についての「裏ネタ編・増補」の5回目となる今回は、これがバスに仕掛けられたということで「爆弾」について、ちゃんはこれが出来るということで「ピッキング」について、岡野さんの推理に登場した「オートドライブ」について、ここをバスが通過した時にことは起こったということで「トンネル」について、ちゃんが口にした「チグハグ」について記します。尚、「爆弾」については「・11話[裏ネタ編]PART 1」で、「オートドライブ」については「・5話[裏ネタ編]」で、「トンネル」については「・22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 6」で記したものをベースにしてそれぞれ加筆しました。

また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/5/28付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

爆弾」:殺傷や破壊を目的とした爆発物の総称である。色んな種類の爆弾があるが、狭義の爆弾は、航空機から投下して使用する炸裂弾のことを言う。

大別すると「通常爆弾」と「核爆弾」に分けられる。また、使い方で分類すると、人が投げて使用するような小形のものを「手榴弾」、水中に投下するものを「爆雷」、大砲から投射するものを「榴弾」、推進装置を備えたものを「ロケット弾」、誘導装置を備えて目標に向かっていくものを「ミサイル」と呼んでいて、様々なタイプのものが存在している。

また、焼夷弾、毒ガス爆弾、細菌爆弾、照明弾、ナパーム弾、ボール爆弾、などという種類があって、それぞれの爆弾の使い方に応じて使用される。(手榴弾に関しては、使用者にも影響がでることから、毒ガス爆弾や最近爆弾が使われることはまず無い。)

爆弾は内部に充填された火薬を爆発させることで、殺傷や破壊が行われることになるが、爆弾を爆発させるには起爆装置が使われる。(爆薬に点火するのは信管が行う。)信管が動作すると、急速な化学反応が起こり、爆薬が爆発する仕組みになっている。(タイマーなどを用いて、ある時間が経過してから信管が動作する用にしたりすることもある。)

しかし、爆弾は機械的に作られたものであるため、信管が動作しても爆発を起こさない場合がある。このように爆発しなかった爆弾のことを「不発弾」と言う。これは、何らかの原因で、化学反応で進行せずに火薬に着火しなかったものと、信管が正しく動作しなかったということがその原因である。現在でも第二次大戦中に投下された「不発弾」が発見された、というニュースが時々流れることがある。不発弾は、安全装置が解除された状態であるため、いつ爆発を起こしてもおかしくない状態にある。(何らかの衝撃を与えると、爆発する可能性がある。)そのため、とても危険であるため、不発弾を発見した場合は勝手に処理をすることは危険である。日本では、不発弾が発見されると、その不発弾のある位置から一定範囲内を立入禁止として、その中に住む人を一時的に非難させて、自衛隊が解体処理を行うことになる。また、その一定範囲内に鉄道路線が通っていたとしても、その鉄道は一時的に運休される。

殺傷兵器以外の「爆弾」としては、第二次大戦中に出回った粗悪な密造焼酎のことを指す俗称として用いられたり、米やトウモロコシなどを加圧加熱して急激に大気圧に戻すことで破裂させて作るお菓子のことを指して言う。(「ポン菓子」「爆弾あられ」とも呼ばれている。)また、突然起こる非常に恐ろしいことの例えとして使われることもある。(「爆弾発言」という言葉があるが、これは兵器の爆弾が破裂した場合のように周囲を大混乱に陥れる発言のことであって、爆弾が爆発した時の様な状態となって恐ろしい状態になることから使われている言葉である。)

英語では「Bomb」、ドイツ語とフランス語では「Bombe」(但し、発音は異なる。)、イタリア語とスペイン語、ポルトガル語では「Bomba」(但し、発音は異なる。)、オランダ語では「Bom」、中国語では「炸弾」と言う。

ピッキング」:いくつかの意味があって、「鍵を使わずに錠を破壊することなしに開けるピッキング行為のこと」、「撥弦楽器を演奏すること」、「物流に於いて、荷物の仕分け作業のこと」、「農作物や生花などを手で採取すること」「地面を掘ること」である。が、一般的に「ピッキング」というと一番最初に記した「鍵を使わずに錠を破壊せずに開ける行為」のことを言う。

錠を破壊しないため、見た目には何も起こっていないというようにしか見えない。(施錠したはずなのに、施錠されていない、ということはあり得るが、シリンダー錠のように簡単に施錠出来る鍵で、再び施錠されていれば、開けられたことが分からない。)そのため、泥棒が侵入したとしても、気づかれにくいことになる。(部屋の中が荒らされていれば、そちらの方で気づきますが...)

空き巣(泥棒)がこれを用いて鍵を開けて犯罪を行うことから「ピッキング」と言うと悪いイメージが定着しているが、鍵を無くしてしまって空かなくなった錠(例えば金庫など)を開けるということは業者が行っていて、これは犯罪ではなくてサービス業である。(空き巣や泥棒はそれを悪用しているということになる。)

尚、鍵を使わずに開ける行為としては、錠を破壊して開けるという方法があるが、この場合は物理的に破壊してしまうため、再使用出来なくなるので「破錠」と呼んで「ピッキング」とは別の行為とされている。

ピッキングの被害を防ぐには、「1ドア2ロック」と言われているように、1つのドアに2つの異なった鍵を取り付けることが推奨されている。また、マグネット錠や電子ロックなどのようにピッキングしにくい鍵を用いるという方法もある。(但し、どんな高度な鍵を作っても、破壊されれば防ぎようがないのは言うまでも無い。→単純であるが開けるのに時間を要することになる「1ドア2ロック」が効率的である。)

英語では「Lock Picking」、ドイツ語では「Lockpicking」、フランス語では「Crochetage」イタリア語では「Grimaldello」、スペイン語では「Ganzúa」という。

オートドライブ」:「クルーズ・コントロール」と言うこともある。(英語ではこちらの言い方が一般的になっている。)自動車の走行速度を一定に保ったまま走行を維持させる機能のことである。尚、これはスロットルの制御は行うがブレーキ制御までは行わない。

初めて登場したのは1958年のことで、クライスラー社のクライスラー・インペリアルという車種である。また、日本車では1964年のトヨタのクラウンエイトがオプション装備として採用したのが最初である。で、トヨタはこの時に「オートドライブ」という名前を使ったことで、日本では「オートドライブ」という言い方の方が浸透している。

当初は高級車のみのオプション装備であったが、次第に高級車の間では標準装備となり、現在では普及車でも装備されるようになった。(一般的なものになっている。)また、現在では、前を走る車との車間距離の情報を取り入れ、衝突防止レーダーを備えたものに発展している。(ここにも技術の進歩があるということになる。)但し、新しい技術が開発されて、それを導入するのは良いが、機械に頼りすぎるのもまた別問題ですけど...

尚、これを動作させて一定速度で走行中にドライバーがアクセルを踏めば加速し、ブレーキを踏めば減速するというのは言うまでも無い。(そこまで無視して一定速度で走行するという機能ではない。)

英語とイタリア語では「Cruise Control」、ドイツ語では「Tempomat」、フランス語では「Régulateur de Vitesse」、スペイン語では「Control de Velocidad」、中国語では「巡航定速」という。

トンネル」:鉄道、道路、水路などを通すために、山、川底、海底、地下などを貫く通路のことである。基本的には人工的に作られたものであるが、中には自然の洞窟などを利用した天然のトンネルも存在する。(100%天然の洞窟ではなく、洞窟を利用して人工的に作られたものも含む。)尚、「隧道(ずいどう)」と言う場合もある。

トンネルは通路として造られたものであるため、断面の高さや幅に比べて、軸方向に細長い空間であって、中には数十kmの長さのあるものもある。一応、「計画された位置に所定の断面寸法をもって設けられた地下構造物で、その施工法は問わないが、仕上がり断面積が2平方m以上のものとする」という定義があるため、例えば土管1本だけというような断面積の小さいもの(一応、水路であればこれでも十分なことも多い。)ものは「トンネル」とは言わないことになっている。(1970年OECDのトンネル会議で定義された。)

歴史は古く、灌漑用水路のために古代から造られているものである。(最初は水路であった。)交通用のトンネルとして造られたのは、紀元前2000年頃のバビロンであって、ユーフラテス川の河底を横断する歩行者用のトンネルとして造られたのが最初のものとされている。その後、古代ローマ帝国や古代ギリシャにおいても多数造られた。近代になると、鉄道のためのトンネルがヨーロッパで多数造られ、これと共にトンネルを造る技術(掘削など)が発達し、ダイナマイトの登場で更に効率的に作ることが出来るようになる。現在ではシールド工法や沈埋工法など、掘削機が更に発展し、海、湖、河川の下であっても効率的にトンネルが造られるようになった。

日本のトンネルとしては、江戸時代に、青の洞門(大分県中津市、全長342m)が造られているが、当時は動力を用いた掘削機がなかったため、手彫りで造られたものである。西洋式トンネルとしては、1871年に神戸市内に造られた石屋川隧道である。(東海道本線の鉄道トンネルである。現在は東海道本線が高架化されて無くなり、埋められている。)

尚、鉄道や道路のトンネルには入口と出口が定められていて、その路線の起点に近い方が「入口」、その反対側が「出口」とされることになっている。(そのため、定義上、「出口」から入って「入口」から出るということも当たり前のように起こる。)

現在の世界最長のトンネルは、アショカン貯水池からニューヨーク市まで水道水を供給するための水道トンネルであるキャッツキルアケダクトであって、全長は147.2 kmである。また、人間が通過することの出来るトンネルでは、鉄道での移動と言うことになるが、津軽海峡線の青函トンネルであって、全長は53.85 km(海底部長は23.3 km)、海底部が世界最長の鉄道トンネルは、英仏海峡トンネルで、海底部長は37.9 km(全長は50.49 km)、世界最長の鉄道の山岳トンネルは、スイスのレッチュベルクベーストンネルであって全長約34.6 km、世界最長の道路トンネルは、ノルウェーのラルダールトンネルであって全長24.51km、である。(今後、更にこれらの長さを更新する長さの長いトンネルが更に造られることでしょうね...)

英語、ドイツ語、フランス語では「Tunnel」と言うが、発音はそれぞれ異なる。また、イタリア語では「Galleria」、スペイン語では「Tunel」、ポルトガル語では「Túnel」、中国語では「隧道」と言う。

チグハグ」:対応すべきものが不調和であったり、不揃いであったりするさま、一貫性がないことを言う。(配置に決まりがない、という「不規則」とは意味合いが異なる。)類義語としては、「支離滅裂」「矛盾」などがある。

英語では「Inconsistent」「Irregular」などが用いられるが、簡単な言い方では「Odd」という言い方もある。(単純に「変だ」と言うことである。)ドイツ語では「Zusammenhanglos」、フランス語では「Suis Incohérent」、イタリア語では「Incoerente」、スペイン語では「Soy incoherente」、中国語では「不一樣」という。

 

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