SSブログ

ケータイ刑事銭形雷26話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形雷」の第26話の「さよなら、トミー! ~ひょっこりひょう多もん島殺人事件(後編)」についての「裏ネタ編・増補」の3回目となる今回は、ひょっこりひょう多もん島付近にはこれがいると語られていた「人喰い鮫」について、岡野さんを探すちゃんたちが叫んだ「高所恐怖症」について、「暗所恐怖症」について、「恐がり」について、更に岡野さんはこうできないということから「克服」について記します。尚、「暗所恐怖症」については「・14話[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして加筆しました。

また、BS-iの本放送時に記した記事は2006/6/25付けで、MBSでの放送時に記した[改訂版]は「ここをクリック」(ここにはBS-i本放送時に記した記事へのリンクもあります。)してご覧下さい。

人喰い鮫」:鮫の中でも大型で獰猛な種類(ホホジロザメやイタチザメなど)の一部の種類のことを言う。(鮫の中の約1割程度の数十種類である。)体長が数m(成体で数m~10m弱にまで成長する。)もあるため、人間でも丸呑みすることも十分可能であり、餌として様々なものを襲う。人間であっても餌と見なして襲ってくる。そのため、これらの鮫の生息する海では毎年、複数の被害者が出ているのが事実である。

人を襲い、丸呑みするように喰ってしまうことから「人喰い鮫」と呼ばれる。特に、1975年のアメリカ映画「JAWS」(ひれに登場する鮫はホホジロザメである。)のヒットによって世界的に「人喰い鮫」の恐怖が知られるようになり、公開された年には海水浴客が減少したという逸話がある。

尚、「鮫」は軟骨魚綱板鰓亜綱の内、サメ目に属する軟骨魚類の総称であって、日本では「フカ」と呼ぶ地方や「ワニ」と呼ぶ地方もある。世界中に約500 種が生息していて、海洋に分布しているが、一部の種は淡水域に生息している。また、深海に生息するものもいる。大きさも、10cm程度の小形のものから、15mを超える大型のものまでいる。中国では食材となり、日本でもかまぼこの原料になるということで、食用の魚の一つでもある。また、皮膚が独特の凸凹があるため、ヤスリとして利用されている。(特に、山葵のおろし金として古くから利用されている。)

尚、危険な種類は全体の1割に満たないが、そのイメージが強烈であり、更に映画「JAWS」のヒットによって「鮫」と言うと全てが悪者というイメージが定着している。そのため、カニは絶滅に瀕している種類もいるのだが、悪者扱いされているので「保護」という声が余りでない動物でもある。

俳句の世界では「サメ」「フカ」は冬の季語であるが、「人食い鮫」は特に季節が当てはめられない。(襲われるのは海水浴の際であり、「夏」ということになるが、その鮫自信は季節に関係なく生息しているためと思われる。)

また、「鮫」のことを英語では「Shark」、ドイツ語では「Haie」、フランス語では「Requin」、イタリア語では「Selachimorpha」、スペイン語では「Selachimorpha」、中国語では「鯊魚」と言い、「人喰い鮫」のことは英語では「Man-eating Shark」、ドイツ語では「Mann-essender Hai」、フランス語では「Requin Homme-Mangeant」、イタリア語では「Squalo che Uomo-Mangia」、スペイン語では「Tiburón Hombre-Comiendo」、中国語では「人魚上鉤鯊魚」と言う。

高所恐怖症」:「恐怖症」とは、特定のあるものに対して、その理由がないことを知りながら、恐怖を感じたり、不安になる症状のことであって、神経症の一つである。(英語では「Phobia」という。)「怖い」と感じる恐怖感は、不合理だと頭では理解していてもそれを自分でコントロールできるものではなく、そこから動悸、発汗、ふるえ、呼吸困難、痛みという身体の変調を来すこともある。

「高所恐怖症」はその恐怖症の一つとして知られている症状であり、様々な恐怖症がある中で最も良く知られている恐怖症である。通常いる場所よりも高い場所(人によって差があって、数十cmの高さでも感じる人もいれば、数mの高さで感じる人、数十mにならないと感じない人もいる。)に登ると、それが安全な場所であると分かっていても、「下に落ちてしまうのではないか」という不安な気持ちに苛まれる症状のことである。

尚、これは飛行機の機内であって、実際には高所にいることが直感的に分からない場合でも、飛行中の飛行高度が高いということでこの症状になる人もいる。(閉所恐怖症とされることもあるが、閉所とは関係なく起こる人もいる。)

尚、誰でも高い場所で不安定な場所(例えばビルの屋上から突き出た細い鉄骨の上など)では転落してしまうのではないかという不安な気持ちになるが、これは「高所恐怖症」とは言わない。あくまでも高い場所にある安全な場所で発する症状である。(例えば、高層ビルの上の方の(安全な)フロアにいて起こる。)

英語では「Acrophobia」、ドイツ語では「Akrophobie」、フランス語では「Acrophobie」、イタリア語とスペイン語では「Acrofobia」(但し、発音は異なる。)、中国語では「高處恐怖症」と言う。

また、これについては、映画の世界で主人公が「高所恐怖症」ということで描かれた有名な作品があることでも知られている。その作品とは、1958年のアメリカ映画「めまい」である。A・ヒッチコック監督作品であって、主人公が極度の高所恐怖症で警官を退職した探偵が事件を追っていくというサスペンス仕立ての作品である。

一応、作品データを記しておくと、1958年の作品で、時間は128分、原作はピエール・ボワローとトーマス・ナルスジャック、製作と監督はアルフレッド・ヒッチコック、脚本はアレック・コッペルとサミュエル・テイラー、撮影はロバート・バークス、音楽はバーナード・ハーマンである。そして出演は、ジェームズ・スチュワート、キム・ノヴァク、バーバラ・ベル・ゲデス、トム・ヘルモア、ヘンリー・ジョーンズ、エレン・コービイ、レイモンド・ベイリー、リー・パトリック、たちである。

サスペンス映画がお好きという方は、この作品を見ておかないと「モグリ」と言われても四方のない超有名作品である。

暗所恐怖症」:「恐怖症」とは、特定のあるものに対して、その理由がないことを知りながら、恐怖を感じたり、不安になる症状のことであって、神経症の一つである。(英語では「Phobia」という。)「怖い」と感じる恐怖感は、不合理だと頭では理解していてもそれを自分でコントロールできるものではなく、そこから動悸、発汗、ふるえ、呼吸困難、痛みという身体の変調を来すこともある。

「暗所恐怖症」はその症例の1つであって、暗闇を怖がる症状である。暗闇の中で動悸が起こったり、息切れがしたり、それが酷くなると呼吸困難ということに至る場合もある。また、発汗が激しくなったり、吐き気を感じたりする。または、不安からパニック状態に陥り、意味不明な言動をすることもある。(これらの症状は、他の「恐怖症」で起こるものと特に差はない。)

この症状は、人間の本能に起因しているところがあることもあって、子供に比較的多い症状でもある。(大人になっていくと自然とこの症状が出なくなるというのが一般的である。)

そう言えば、本家の銭形姉妹はみんなこの傾向がありましたね。

英語では「Nyctophobia」、ドイツ語では「Nyktophobie」、フランス語では「Nyctophobie」、イタリア語でとスペイン語では「Scotophobia」(但し、発音は異なる。)、中国語では「暗處恐怖症」と言う。

恐がり」:物事に対して、とかく怖がる人のことを言う。類義語としては「臆病者」「弱虫」「いくじなし」などの言葉がある。

この物語ではちゃんが岡野さんのことを言っているが、岡野さんは「・2話」で早速恐がりという所を見せており、それ以後も何度かちゃんの前で怖がっていたことを考えれば、ちゃんがそういうことに誰もが納得ですね。

英語ではいくつかの言い方があり「Fear」「Coward」「Timid」「Gutless」「Sissy」等があり、更に「Chicken」と言うこともある。(これは映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズを思い出しますね...)

克服」:努力して苦難、困難に打ち勝つことを言う。(単に通り過ぎたように乗り切ったという場合は「克服」とは言わず、本人の努力があってこそ「克服」という。)基本的に、克服した事柄に関しては、再び同じことに遭っても、問題なく乗り切ることが出来る。(乗り切ることが出来なかった場合は「克服した」ということにならない。)

英語では「Overcoming」または「Conquest」、「Triumph」等と言い、ドイツ語では「Eroberung」、フランス語では「Conquête」、イタリア語では「Conquista」、スペイン語では「Conquista」、中国語では「克服」と言う。

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • メディア: DVD

ジョーズ [ポスター]

ジョーズ [ポスター]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: トライエックス
  • 発売日: 2003/04/01
  • メディア: -
JAWS/ジョーズ 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD]

JAWS/ジョーズ 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD]

  • 出版社/メーカー: UPJ/ジェネオン エンタテインメント
  • メディア: DVD
世界サメ図鑑

世界サメ図鑑

  • 作者: スティーブ・パーカー
  • 出版社/メーカー: ネコパブリッシング
  • 発売日: 2010/01
  • メディア: 大型本
サメとその生態 (insidersビジュアル博物館)

サメとその生態 (insidersビジュアル博物館)

  • 作者: ジョン A.ミュージック
  • 出版社/メーカー: 昭文社
  • 発売日: 2008/05/10
  • メディア: ハードカバー
症状別 神経症は治る〈1〉外出・乗車・閉所・高所・尖端恐怖症編

症状別 神経症は治る〈1〉外出・乗車・閉所・高所・尖端恐怖症編

  • 作者: 和久 広文
  • 出版社/メーカー: 日本教文社
  • 発売日: 2002/03
  • メディア: 単行本
めまい ― コレクターズ・エディション [DVD]

めまい ― コレクターズ・エディション [DVD]

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • メディア: DVD
恐怖を克服すれば野望は現実のものとなる―50セント成り上がりの法則

恐怖を克服すれば野望は現実のものとなる―50セント成り上がりの法則

  • 作者: 50セント
  • 出版社/メーカー: トランスワールドジャパン
  • 発売日: 2011/03
  • メディア: 単行本

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。