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ケータイ刑事銭形零14話(2nd.1話)[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形零」の第14話(2nd.1話)「帰ってきた男! ~福笑いキング殺人事件」の「裏ネタ編」の増補は今回限りです。で、この頃からクイーンの台詞に多くなった言葉である「完璧」について、公園でちゃんと五代さんがこれに乗っていたと言うことから「シーソー」について、ちゃんの出題に出てきた言葉である「砂時計」について、これが事件を解く鍵となったことから「財布」についてと「」について記します。尚、「砂時計」については「・39話(2nd.26話・AS3話)[裏ネタ編]PART 9」で、「財布」については「・19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 8」で、「雨」については「・32話(2nd.19話)[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにしてそれぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/16日付です。)

完璧」:元々は「傷のない玉」の意味である。欠点が無く、優れていること、良いこと、完全無欠なこと、完全なこと、をいう。

誤字として「完壁」という表記がされることがあるが、言葉の由来から「璧」が正しくて、「壁」ではない。→「璧」とは、中央部に丸い孔の空いた宝の玉のことである。古代中国(殷の時代から漢の時代に賭けて重宝がられたものであって、身分を表す標識とされていた。日本にも弥生時代に入ってきている。)故事では、趙の藺相如(りんしょうじょ)が秦の国王に騙し取られそうになった璧を無事に持ち帰ったというものがあって、これが「完璧」の語源となった。

英語とフランス語では「Perfection」、ドイツ語では「Vollendung」、イタリア語では「Perfezione」、スペイン語では「Perfección」、ポルトガル語では「Perfeição」、中国語では「完美」と言う。

シーソー」:長い板の中央部分を支点として、その両端部に人が座り、交互に上下させて遊ぶ遊具である。住宅街にある児童公園では当たり前のように設置されていた遊戯具である。(そのため、誰でも子どもの頃に遊んだことがあるでしょう。)→子供ならば誰でも遊んでいる遊具と言うことで、これが動くときの様子から「ぎったんばっこん」とか「ぎっこんばったん」などと呼ばれることもある。

日本には殆どないが、海外では両端部に座るのではなく、ぶら下がって遊ぶというものもある。(このため、支点は地面からそれなりの高さに設けられることになる。)また、板の長さが余り長くないものも当然のことながら存在する。

尚、最近では公園から撤去されるようになったが、これはシーソーによる事故があったためであって、それ以後は事故防止のために撤去されるようになった。→事故が起これば動くが、十分な安全教育を行うという選択肢がないのが日本の役所のやり方ですね。こういうものは実際に経験しているのとしていないのとでは大きく変わってくるだけに...

英語では「Seesaw」、ドイツ語では「Wippe」、フランス語では「Tape-cul」、イタリア語では「Altalena」、スペイン語では「Balancín」、ポルトガル語では「Balancé」、中国語では「蹺蹺板」という。

砂時計」:時計の一つであり、ガラス管などの管の中に砂を詰め、その真ん中にあるくびれた部分の小孔を通して砂を落下させて時間を計る装置である。(砂時計と同じ原理で、着色した水と油を使ったものもあるが、これも「砂時計」と呼ばれることがある。)

管の中に砂が入っているが、砂の量は管の内容積の半分未満である。また、使用される砂は粒の大きさが揃ったものが使われている。使用前は砂の全てがくびれた部分よりも下に集まっていて、時間を測り始めるときに砂時計の上下を逆にする。すると、重力によって内部の砂が落下し始める。しかし、くびれた部分が小孔であるため、一度に砂は落ちずに、一定量ずつ落下していくことになる。よって、全ての砂が落ちきるのに必要となる時間は一定となり、決まった時間を測定することが出来る。→よって、「時計」と言っているが、「何時何分」という時間が分かるものではなく、一定時間を計るタイマーである。

起源についてはいくつかの説があって定かではなく、古代ギリシャ、ローマ、中国のいずれかとされている。しかし、その時期を含めて詳しいことは分かっていない。確認できるものとしては14世紀に描かれた絵の中に砂時計が記されていることから、14世紀には存在していて利用されていたことが確認出来る。大航海時代にマゼランが船に18個の砂時計を積んでいて、利用していたとされているが、当時は4時間、2時間、1時間という時間を計ることが出来る砂時計があったことが確認されている。(長時間を計ることが出来るものは、それだけ砂の量が大きくなるため、大型になるのは言うまでもない。→現在、1年を計ることの出来る巨大な砂時計が作られていて、島根県大田市の仁摩サンドミュージアムにある。)

が、機械式時計が登場すると、砂時計の利用は一気に無くなった。現在では、インテリアとして利用されるのと、キッチンタイマーとして利用されたり、ゲームで使われる程度となっている。→3分計を洗面所に置いておき、歯磨きの時間を計るのに宜しいかと...

英語では「Hourglass」または「Sandglass」と言う。(一般的には「Hourglass」と言うが、この単語は「水銀時計」も含んでいる。)また、ドイツ語では「Sanduhr」、フランス語では「Sablier」、イタリア語では「Clepsamia」、スペイン語では「Reloj de Arena」、ポルトガル語では「Ampulheta」、中国語では「沙漏」と言う。

ところで、小物の「砂時計」ではなくて2008年に公開された映画「砂時計」には、上述の仁摩サンドミュージアムの1年を計れる砂時計が出てきているが、この作品には4代目・夏帆ポンと8代目の杏理という本家と分家の末っ子コンビが出演していましたね。(元々は2007年にTBSでドラマ化された作品である。TVドラマ版には銭形ーズの出演はないが、「ケータイ刑事」シリーズに出演したことのある人が何人か(佐藤二朗、曽根悠多(「ケータイ刑事」出演時は曽根英樹)、雨音めぐみ、廣瀬麻衣、坂上香織、氏家恵、といった名前がある。また、「ケータイ刑事」で監督を務めた松田礼人、塚原あゆ子が演出を担当し、音楽も「ケー刑事」でお馴染みの遠藤浩二でした。)

財布」:金銭を入れて持ち歩くための布袋のことである。現在は「袋」と言うよりも、通貨や各種カードを入れる携帯式の容器と言った方が適切かも知れません。

元々、通貨は貨幣を中心としたものであったため、それを入れるのには袋状になったものが便利であったため、「袋」であった。また、通貨は「財」であることから、財を入れる布袋という所から「財布」という名前になったものである。そのため、紙幣を入れるものは「札入れ」と呼ばれて、「財布」(小銭入れ)とは区別されることもあるが、現在ではこれも「財布」と言う。

「財布の紐を締める」と言う言葉があるが、これは財布は布袋であり、口を閉じるのには紐が使われていたためである。(現在では、財布に付いている紐というと、せいぜい手提げ陽の紐(ストラップ)ぐらいであって、紐の無い財布が一般的になっているので、「財布の紐を締める」の紐って何?ということになってしまうのですが...

また、「小銭入れ」の中には「ガマグチ」と呼ばれるものがあるが、これは財布を閉じるのに紐ではなくて、簡単に開閉することが出来るように、金属製の口金を使っているものである。(丁度、ガマガエルの口のように見えることから「ガマグチ」と呼ばれるようになった。)現在では、硬貨を入れる部分はチャック式になっていたり、封筒の封のような大きな封をホックで留める、若しくはマジックテープで留めるものなどが主流となっていて、紙幣を入れる部分、各種カードを入れる部分とが一体化されたものが主流となっている。

とは言っても、「札入れ」も「小銭入れ」も歴とした「財布」であることに変わりはない。また、小銭だけしか持ち歩かないという人は、最近では余り見かけることが無くなったが、写真のフィルムケースに硬貨を入れて、それを財布(小銭入れ)として使っているという人がいました。→写真のフィルム写真からデジカメが主流になったことで、写真フィルムの需要が激減したので、フィルムケースを入手しにくくなったというのもあります。

英語では「Purse」と言うが、札入れのことは「Wallet」と呼ばれることもある。(基本的には札入れも含んで「Purse」と言うのが普通である。)ドイツ語では「Portmonee」、フランス語では「Portfeuille」、イタリア語では「Portafoglio」、スペイン語では「Cartera」、ポルトガル語では「Carteira」、韓国語では「チガプ」、中国語では「錢包」(日本式の漢字を使うと「銭包」)と言う。海外に行く場合は、財布はパスポートと共に大事なものであるため、これらの単語は頭に入れておいた方が、万一の場合に良いかも...(万一の場合というのが無いに越したことはないですが...)

」:大気中の水蒸気が高所で凝結し、水滴となって地上や海上に落ちてきたもののこと、またはそういう天候のことを言う。

雨の元になる雲を形成する上昇気流の起こり方によっていくつかの雨に分類される。(地形性降雨、前線性降雨、低気圧性降雨、不安定驟雨、収束気流性降雨、対流性降雨に分類される。)

降ってくる雨粒の大きさは0.1mm~3mm程度である。0.1mmよりも小さいものは上昇気流によって落ちて来なかったり、落下中に蒸発してしまうかで、地表には達しない。また、大きい方が3mm程度というのは、それよりも大きくなると、降っている最中で複数の水滴に分解して小さくなってしまうため、3mmを超えるような雨粒の雨は無いとされている。また、日本では雨粒が0.5mm以上になると「雨」と言い、雨粒のサイズがそれ以下の場合は「霧雨」と言う。

天気予報や気象情報では「雨」と言っても「弱い雨」や「強い雨」「激しい雨」などという言い方があるが、これは降水量を元にして分類されるものである。1時間当たりの降水量である「時間雨量」がこの場合使われていて、「弱い雨」は3mm未満、「やや強い雨」は10mm以上20mm未満、「強い雨」は20mm以上30mm未満、「激しい雨」は30mm以上50mm未満、「非常に激しい雨」は50mm以上80mm未満、「猛烈な雨」は80mm以上の雨の場合を指している。→こういうことは、従姉妹の雷ちゃん(警視庁で唯一人、気象予報士の資格を持っているということになっている。)は詳しいでしょう。

尚、英語では「Rain」、ドイツ語では「Regen」、フランス語では「Pluie」、イタリア語では「Pioggia」、スペイン語では「Lluvia」、ポルトガル語では「Chuva」、中国語では「雨」と言う。(特にイタリア語の「Pioggia」(ピオッジャ)と言うのは、ジリオラ・チンクエッティのヒット曲「La Pioggia」(邦題:雨)があって、この曲は日本ではカンツォーネ、イタリアン・ポップスの代表的な曲として知られている。1969年のヒット曲であるが、現在でも毎年梅雨時には必ず耳にすることのある曲である。(最近ではトヨタのヴィッツのCMソングに使われていたので、メロディを聴くと、あの曲だ、とわかるでしょう。)このため、イタリア語の「Pioggia」という単語だけは知っているという人が意外と多い。)

 

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