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ケータイ刑事銭形結4話[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]

銭形結」の第4話「ケータイ刑事200回記念特別作品 テレビ初! 3Dフォトモーフィングドラマ ~ワインの神様殺人事件」の「裏ネタ編」の2回目となる今回は、冒頭にいきなり出たテロップとちゃんの説明の中の言葉から「モーフィング」について、「驚異」について、「静止画」について、ちゃんが劇中で口にした言葉である「Q.E.D.」について、「レレレ」について、そしてこの物語のキーパーソンであった「女神」について記します。尚、「Q.E.D.」については「・5話[裏ネタ編]PART 3」で、「女神」については「・18話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事(感想)は「ここをクリック」してご覧下さい。

モーフィング」:映像の特殊技術の一つであって、CG技術の一つである。ある物体から別の物体へと、自然と変形していく映像を見せる技術である。(例えば、「りんご」が「みかん」に変化していく、Aと言う人の顔がBという人の顔に変わる、など。)

結果的には、最初と最後の2つの静止画との間を自然な感じで変化していく映像を補間していくものである。(この点では、劇中でちゃんが「モーフィングとは静止画と静止画とを繋いで見せる技術」と言ったが、これも間違いではない。→間違いではないが、上位概念で述べているものであって、半分しか言い当てていない説明でもある。(10点満点では5点がいいところ。))

ポイントとなるのは、途中の映像をコンピュータによって演算し、補間して作成している所である。(オーバーラップや加算平均とは異なる技術を用いている。)

尚、2つの異なる映像(静止画)との間を補間すると、自然な形で変形する映像(動画)となるが、同じ人(または物)の位置が異なる2つの映像であれば、それが自然な形で移動する映像が得られるのは言うまでもない。(この物語ではこの範疇での技術利用と言った方が良いですね。)

技術的には1980年代に開発されたものであって、1988年の映画「ウィロー」で最初に使用されたとされている。が、一般的に知られる洋になったのは'90年代になってからである。(1991年の「ターミネーター2」が派手に使っていたこと、及びこの作品の大ヒットで知られるようになった。)以後は映画の特殊効果技術としては不可欠の技術となって、劇中での変身シーンではお馴染みのものになっている。

現在では、二次元素材であるものではなく、三次元素材である3DCGを利用することも可能になっている。これを考えたら、この物語で行われた「3Dフォトモーフィング」というのは、この分野の技術者であれば当たり前の技術であって、全く目新しいものでも何でもない技術である。(しかも、本作では利用するに当たって、元となる映像範囲が不適切だったために、背景の一部が異様な動きをしたというミスもあったので、技術的には「未熟」、または「失敗」でありましたし...)

英語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Morphing」と言い、フランス語では「Morphose」と言うが「Morphing」でも通じる。また、中国語では「變形」と言う。

驚異」:驚き怪しむこと、普通では考えられないような事柄に対する驚きのこと、驚くほど素晴らしいこと、信じられないような不思議なこと、を言う。よく使われるのはスポーツに於いて、世界史記録を出した場合に「驚異的な記録を更新した」というような言い方がされる。

英語では「Marvel」、ドイツ語では「Wunder」、フランス語では「Émerveillement」、イタリア語では「Chieda」、スペイン語では「Maravilla」、ポルトガル語では「Wonder」、中国語では「驚異」と言う。

尚、2006年にリリースされたPINK FLOYDのライヴDVDに「驚異」という邦題が付けられたものがある。このライヴDVDは1995年に2枚組のCDとしてリリースされたライヴ・アルバム「P.U.L.S.E.」のDVD版である。(ライヴ・アルバムの邦題はそのままの「P.U.L.S.E.」であった。)

尚、「ケータイ刑事」とPINK FLOYDと言うと、「・1st.4話」に於いて、P. FLOYDのアルバム「THE DIVISION BELL」(邦題「対」)のジャケットが、劇中の劇団ちからわざ公演のポスターに登場しており、接点がありました。

静止画」:「静止画像」と言うこともある。テレビ画像やコンピュータ画像に於いて、動いている部分がない画像のことを言う。また、画像に動きがないということから、写真や印刷物の画像も「静止画」と呼ばれるようになった。(あくまでも、動画を表示する装置に於いて、動きのない画像のことを指していて、写真などは意味が広がって含まれるようになったものである。)

英語では「Still Picture」、ドイツ語では「Stilles Bild」、フランス語では「Image Immobile」、イタリア語では「Ancora Immagini」、スペイン語では「Imagen Inmóvil」、ポルトガル語では「Imagem Imóvel」、中国語では「靜止畫」と言う。

Q.E.D.」:ラテン語の「Quod Erat Demonstrandum」の頭文字を取ったものであって、意味は「かく示された」である。そのため、数学の証明の終わりや、論証の末尾にこれを記して、その説明が終了したことを示している。(映画では「完」「劇終」「THE END」「Fin」などが表示されることがあるが、それの数学版とでも思っても良い。)

尚、数学の世界では、言語に関係なく証明の終わりに「Q.E.D.」と記すことが定着しているので、元々はラテン語である「Q.E.D.」というのが世界共通になっている。(中国語や韓国語の用にアルファベットを使わない言語であっても、数学の証明の終わった所にその国の言語とは違っていても「Q.E.D.」と記すのが一般的になっている。(フランス語では「C.Q.F.D.」、イタリア語では「C.V.D.」と言う場合もあるが、数学では「Q.E.D.」が一般的になっている。)→「答え」も同様に「Ans.」と記すのと同じであって、四則演算記号や等号、不等号などと同様に、数学記号と言うことが出来る。)但し、「Q.E.D.」は共通語になっているものの、これ以外の記号を記すことで同じ意味(=「証明終了」)を表すこともあるので、数学の世界でも誰もが使っているものとは限らない。

「ケータイ刑事」に於いては、4代目の本家の四女・ちゃんが、事件の謎を解いた後に「Q.E.D.」と口にすると言うことで知られている(但し、全ての物語で言っていない。初登場も第1話(1st.)ではなくて第5話(1st.)であった。)が、この物語では分家の四女・ちゃんが口にしていたが、末っ子同士ということで、まあよろしいかと...

また、「Q.E.D.証明終了」という漫画作品(1997年から現在も続いている。)があって、2009年にはNHKでドラマ化もされた。(但し、心臓ペースメーカーのことで、後に謝罪に発展するという事態があったことで、悪評の立った作品としても知られることになってしまった。)この作品のタイトルは文字通り「証明終了」を意味する「Q.E.D.」から採られているのは言うまでもない。

レレレ」:「ケータイ刑事」では4代目の本家の四女・ちゃんの口癖である。が、これは赤塚不二夫の漫画「天才バカボン」に登場するレレレのおじさんの口癖である「おー出掛ーけでーすか?レーレレーのレー」というものが元である。

尚、「M2」ではちゃんがこれをもじって「ラララ」と言っていたことがありました。この物語では分家の四女・ちゃんが言っていたが、シリーズ200回記念と言うことで、まあ宜しいかと...

女神」:「めがみ」と読むのが普通であるが、「じょしん」と読む場合もある。女性の姿をした神(神様)のことをいう。神話などに多く登場しているが、地域の神話によっても登場する女神は様々である。

世界的な傾向としては、美しく若い女性か、母性を感じさせる女性の姿をしていることが多いという特徴がある。(当然のことながら、例外も存在する。)

日本神話に登場するイザナミ(漢字では「伊弉冉」「伊邪那美」「伊弉弥」などと表記される。)、アマテラス(漢字では「天照大神」「天照大御神」などと表記される。)、ローマ神話のユノ(ジュノー)、ディアナ(ダイアナ)、ミネルウァ、ウェヌス(ヴィーナス)、ウェスタ、フォルトゥーナ、ギリシャ神話のヘーラー、デーメーテール、ヘスティアー、アテーナー、アプロディーテ、アルテミス、モイライ、エジプト神話のアセト(イシス)、ネベトヘト(ネフティス)、テフヌト、ヌト(ヌート、ヌウト)など、数多くの女神が神話の中に登場している。

一般的には優しいというイメージがある「女神」であるが、インド神話に登場するカーリーは殺戮を好む戦いの女神であるため、中には恐ろしい存在の女神もいるのも事実である。

英語では「Goddes」、ドイツ語では「Göttin」、フランス語では「Déesse」、イタリア語では「Dea」、スペイン語では「Diosa」、ポルトガル語では「Deusa」、中国語では「女神」と言う。

 

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