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ケータイ刑事銭形結4話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形結」の第4話「ケータイ刑事200回記念特別作品 テレビ初! 3Dフォトモーフィングドラマ ~ワインの神様殺人事件」の「裏ネタ編」の3回目となる今回は、ワインに関する事柄から「ソムリエ」について、「白ワイン」について、「赤ワイン」について、「ロゼワイン」について、「コルク」について、「デカンター」について記します。尚、「コルク」については「・1話[裏ネタ編]PART 6」で記したものをベースにして加筆しました。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事(感想)は「ここをクリック」してご覧下さい。

ソムリエ」:元々はフランスの高級レストランにおけるワイン専門の給仕係である。現在ではそれが各国に広がっていて、ワイン専門の給仕係ということで知られている。(元がフランスであるため、ソムリエ(「Sommelier」とはフランス語である。))但し、フランスでは国家資格であり、単なるワイン専門の給仕係という訳ではない。他の国でも基本的に資格が必要なものである。(国家資格ではなく、民間団体の資格というのが一般的である。)

料理の給仕係とは別であって、ワインの注文のみを受ける係である。また、ワインに関する知識に精通していて、客の相談に乗って、料理にあったワインを紹介したり、アドバイスを行うこともある。

英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、オランダ語など多くの言語で「Sommelier」と言う(但し、発音はアクセントを含めて異なっている。)が、スペイン語では「Sumiller」、中国語では「酒吧招待員」または「侍酒師」と言う。また、ドイツ語では「Weinkellner」と言う場合もある。

ちなみに、辰巳琢郎は日本ソムリエ教会によって名誉ソムリエに認定されている。→この物語がシリーズ200回記念だったが、ゲストのキャスティングが金剛地武志、諏訪太朗、加藤紀子ではなく、ソムリエの資格を持っている俳優を集めていたら、それはそれで凝ったキャスティングとなったのに、そういうことをしなかったということで、ここにもかつてのパワーを失っていましたね...(例えば、川島なお美、松尾貴史、市川團十郎、さとう宗幸、早見優と言った人たちは、辰巳琢郎と同様に名誉ソムリエに認定されている。ただ、こういう人たちを3人集めたら、ギャラだけで予算をオーバーしちゃうのでしょうが...)

白ワイン」:大別すると3つに分けられるワインの一つであって、無色または黄色がかった色をしているワインである。(原料の葡萄の品種によっては、黄緑よりの色をしているものもある。)また若いワイン(製造から年月の経過が少ないワインのこと)ほど透明度が高く、年月を経ると黄色がかっていき、深みのある色と味わいに変わっていくとされている。

このワインは基本的に、色の薄い果皮の葡萄(緑色の葡萄)を原料として作られるワインであって、葡萄を搾った果汁を用いて発酵させたものである。(赤色葡萄の果汁を使う場合もある。)また、飲むには冷やして飲んだ方がよいとされているワインでもある。

料理には魚料理に合うとされているワインでもある。それ以外では、スパゲッティ・ナポリタンを作る際、これを利用したらケチャップっぽさが消えて、煮込んだソースのようなコクが出るとされている。

英語では「White Wine」、ドイツ語では「Weißer Wein」、フランス語では「Blanc Vin」、イタリア語では「Vino Bianco」、スペイン語では「Vino Blanco」、ポルトガル語では「Vinho Branco」、中国語では「白葡萄酒」と言う。

赤ワイン」:大別すると3つに分けられるワインの一つであって、赤から深紅、紫、または赤褐色という色をしているワインである。尚、キリスト教では、キリストの血に例えられるものでもある。

このワインは赤色葡萄、または黒色葡萄の果実を潰し、果汁と果皮の両者を原料として発酵させたものである。果皮も原料として使われるため、果皮に含まれている色素がそのままワインに残るため、色が赤くなる。また、果皮に含まれているタンニンがワインに多く含まれることになるため、白ワインよりも渋い味がするワインでもある。室温のまま(冷やさないで)飲むのが良いワインとされている。但し、室温と言っても夏場の室温ではなく、軽口タイプでは10゜C程度、コクのあるタイプでは18゜C程度が適温とされているので、夏場は少しは冷やした方がよいということになる。(→冷やし過ぎると苦味が増すことになる。)また、料理には肉料理に合うとされている。

また、赤ワインにはコレステロールの酸化を防ぎ、癌や動脈硬化、血栓、高血圧などを予防す効果があると言われている。これは葡萄の果皮に含まれているアントシアニンやカテキン、タンニンなどのポリフェノールの働きである。(果皮を使用しない白ワインよりも多く含むことになる。)→但し、大量に飲むと、逆に悪くなり、1日にグラス2杯程度飲んでいる人が、飲まない人、5杯以上飲む人よりも上記の疾患で死亡する確率が低いという調査結果が報告されている。(予防薬のような所があるということですね。また、過剰摂取では薬の副作用と同様で悪化するという所も薬らしい所である。)

英語では「Red Wine」、ドイツ語では「Roter Wein」、フランス語では「Vin Rouge」、イタリア語では「Vino Rosso」、スペイン語では「Vino Rojo」、ポルトガル語では「Vinho Tinto」、中国語では「紅葡萄酒」と言う。

ロゼワイン」:大別すると3つに分けられるワインの一つであって、淡い紅色したワインである。また、「ピンク・ワイン」と呼ばれることもある。
製造方法はいくつかあるが、基本は赤ワインと同様に、果実を潰し、果汁と果皮を原料として発酵させるが、発酵途中で果皮を取り除いて製造されるものである。それ以外の製法としては、色の薄い果皮の葡萄を潰し、果汁と果皮を原料として赤ワインと同様に発酵させたもの、(発酵前の)黒色葡萄の果汁と(発酵前の)白色葡萄の果汁とをブレンドした果汁を原料として、その混合果汁を発酵させたものがある。

尚、発酵させて完成した赤ワインと白ワインとをブレンドしたものや、白ワインに着色しただけのものもあるが、これらは見た目をロゼワインに仕立てたものであって、ある意味ではパチモンのロゼワインということになる。

飲む場合は白ワインと同様に冷やして飲むのが一般的である。また、白/赤ワインよりも果汁の香織が残っているというのが特徴となっているワインでもある。

英語では「Rose Wine」、ドイツ語では「Rose Wein」、フランス語では「Vin Rose」、イタリア語では「Vino di Rose」、スペイン語では「Rose el Vino」、ポルトガル語では「Vinho de Rosa」、中国語では「桃紅葡萄酒」と言う。

コルク」:ブナ科コナラ属の常緑高木である「コルクガシ」(南欧原産で地中海西部沿岸で広く栽培されている。)の幹の中にあるコルク組織をはぎ取ったものである。軽くて弾性が高いこと、更に空気や水分を通さないという特徴があるため、瓶の栓として広く利用されている。(ワインの場合はこれが使用されている。)また、熱伝導が悪いため、断熱材としても利用されていて、床材としての利用、更に壁の中に入れた断熱材、防音材としての利用もされている。また、コルク鉄砲などのように玩具にも使われている素材でもある。

ワインの栓としての利用は、地中海沿岸では葡萄栽培が盛んに行われており、ワインの正座栩も盛んであるが、その地中海沿岸にコルクガシは多く分布していることもあって、身近な所にあった素材でもある。が、それが瓶の栓としても適した素材であったということ、また、加工も簡単にできる(コルク層を打ち抜くことで製造できる。)ということで普及した。

また、現在、世界でのコルク生産は、ポルトガルが過半数を占めていて、世界生産高の約52%を占めている。それに次ぐのがスペインであって、世界の約30%を占めている。(イベリア半島の2ヶ国で世界の5/6が生産されていることになる。)それ以外の国としては、イタリア、アルジェリア、モロッコ、チュニジア、フランスなどである。(ポルトガル以外は全て地中海沿岸国である。)

日本語で言う「コルク」は元々はオランダ語の「Kurk」から来ている。英語では「Cork」、ドイツ語では「Kork」、フランス語では「Liège」、イタリア語では「Sughero」、スペイン語では「Corcho」、ポルトガル語では「Cortiça」、中国語では「軟木」という。

デカンター」:「デキャンタ」と言う場合もある。洋酒を移し入れる卓上用のガラス製の容器のことである。食卓にワインを置く場合は、ワインが入った瓶を置くのではなく、これにワインを注いで、これを卓上に置くのが一般的である。

元々は液体に混じっている固形物(放置しておくと沈殿物として底に溜まるもの)と液体とを分離するために使用される容器であって、沈殿を含む液体を注ぎ、それを放置して沈殿させ、その上澄みだけを流し去って分離するために用いられるものである。(漉さずに分離させるための道具である。)ワインでもデカンターが使用されるのは、沈殿物を除去するという目的もあるが、同時にワインの酸化による芳香をより鮮明にするためで、香をより味わえるようにするためでもある。

英語では「Decanter」、ドイツ語では「Karaffe」、フランス語では「carafe」、イタリア語では「caraffa」、スペイン語では「ampolla」、ポルトガル語では「garrafa」と言う。

 

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