ケータイ刑事銭形零15話(2nd.2話)[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]
「銭形零」の第15話(2nd.2話)「移動する凶器の謎! ~ダイエットクイーン殺人事件」の「裏ネタ編」の7回目の増補となる今回は、華奈の言葉から実際に実験を行った部分から、「縄ばしご」について、零ちゃんが五代さんに確かめた「保険」について、五代さんが言った「体育会系」について、「不死身」について、「重量制限」について、事件解決後に五代さんが口にした「努力」について記します。
また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/20日付です。)
「縄ばしご」:「はしご(「梯」、若しくは「梯子」)」は、高所への上下移動を行う際に使う道具である。建物の壁に設置されているもの、消防車(はしご車)や脚立などのように移動させて使用することが出来るもの、不使用時には小さく収納することが出来るもの、などがある。
「縄ばしご」は、そのような「梯子」の中で、ロープ(繩)で作られた梯子の総称であって、不使用時には小さくして収容することの出来るものである。そのため、ビルの多くには非常時の避難用の梯子として設置されていることが多いものでもある。(この物語でもそうでした。)
特徴としては、不使用時は小さくして収納することが出来るため、場所を取らないということ、また、ロープ(繩)は金属や木などで作られたものよりも軽量であるため、可搬性に優れているという特徴がある。そのため、可搬用の梯子として、荷物を減らしたいような登山隊などでは装備の一つになっている。
しかし、縄ばしごを使用する場合、ロープ(繩)で作られているため、金属製や木製のもののようにその形が一定したものではなく、体重を掛けることで変形することになる。また、使用する場合には縄ばしごの上端部を何処かに固定して使用することになるが、下端部は固定せずに垂らして使うことが一般的であるため、上部を支点として振り子のように揺れることになる。また、強風が吹いている時であれば、風で縄ばしごが揺れることになる。(下部に錘を垂らすことで振り子のようになったり、風で揺れることを低減出来るが、固定しない限りは完全に無くすことは出来ない。)そのため、縄ばしごを使って上下移動しようとすると、金属製や木製などの梯子を使って上下移動するよりも難しいことになるので、多少の技術が必要になる。
英語では「Rope Ladder」、ドイツ語では「Seilleiter」、フランス語では「Échelle de Corde」、イタリア語では「Scala di Corda」、スペイン語では「Escalera de Cuerda」、ポルトガル語では「Escada de Mão de Corda」、中国語では「繩梯子」と言う。
「保険」:偶然起こる事故によって生じる財産上の損害に備えて、加入者が金銭(=保険料)を出し合い、その集めたお金を事故にあった人にそのお金を「保険金」として給付する制度のことである。大別すると「損害保険」「医療保険」「生命保険」「社会保障保険」に分類される。尚、ここで言う「事故」とは、保険の種類によって異なるが、大別すると交通事故など、火災、地震などの自然災害、疾病など、失業などがある。また、生命保険の場合は死亡事故が該当することになる。また、年金も仕組みから考えると、「保険」(社会保障保険)に含まれることになる。
英語では「Insurance」、ドイツ語では「Versicherung」、フランス語では「Assurance」、イタリア語では「Assicurazione」、スペイン語では「Contrato de seguro」、ポルトガル語では「Seguro」、中国語では「保険」と言う。
尚、「保険」は損失に対する保障を金銭で行うものである。よって、物損の場合であっても、それに相当する金銭が支払われるものであって、同等品を保証するものではない。また、金銭が支払われるということを悪用して、金銭を騙し取る目的で行われる「保険金詐欺」という犯罪が古くから存在している。(これに対する保険会社の防衛策は「保険金の支払い拒否」ということになる。保険金支払いの請求が行われると、疑わしい場合は色々と調査を行い、保険契約時の告知義務違反があったというような難癖を付けて、保険金の支払いを拒否しようとしていることが社会問題になりましたね。兎に角、何でもかんでも「支払い拒否」ということは出来ません。)保険金詐欺の場合は、立件された場合は(堂々と)支払い拒否をすることが出来、支払い済みであればそれを回収することが出来る。
また、保険金の金額が大きい契約はやはり「生命保険」である。(損害保険や疾病保険は小額というものが殆どである。)そのため、生命保険は保険金詐欺のターゲットにされることが多いものである。「ケータイ刑事」でも保険金詐欺で金銭を得ようとした事件がいくつかありました。
「体育会系」:大学などのクラブ活動で運動部などの体育関係の課外活動を行う人のこと、またはその組織、その組織に属する人の気質のことを言う。
傾向としては、封建的な年功序列となっていて、最上位学年(大学四年)の言葉が絶対であって、一年は奴隷と呼ばれている。(「4年天皇(または神)、3年貴族、2年平民、1年奴隷」と言われている。)
この気質は、明治以降の日本で「富国強兵」を掲げて西洋に追いつき追い越せ、ということで学生を鍛えたことに由来しているとされ、軍隊組織と同様の気質とされている。
英語では「Physical Education Association-Affiliated」、ドイツ語では「Physisches Ausbildungsgesellschaftssystem」、フランス語では「Système de la Société de l'éducation Physique」、イタリア語では「Sistema di Ssocietà di Istruzione Fisico」、スペイン語では「Sistema de Sociedad de Educación Física」、ポルトガル語では「Sistema de Sociedade de Educação Física」、中国語では「軍人作風」と言う。
「不死身」:打たれても、傷つけられても、傷まず弱らず、苦痛に耐えられる身体であること、また、病気に対しても負けずに克服できる身体であること、いかなる困難に対しても絶対にくじけない強い気力を持っていることをいう。
尚、よくある誤解としては「不老不死」と同じと見なされるという間違いがある。「不老不死」とは文字通りに、老じないということで「歳をとらない」ということと、「死なない」という両者のことを指す言葉である。(「不死身」の場合は年を取ることはある。)
尚、生物学的に「不死」ということはあり得ないので、実際に「不死身」と言うのは「死なない身体」ではなく、傷や痛みに負けない強靱な肉体、ということで使われる言葉である。
英語では「Invulnerability」、ドイツ語では「Unsterblichkeit」、フランス語では「Immortalité」、イタリア語では「Immortalità」、スペイン語では「Inmortalidad」、ポルトガル語では「Imortalidade」、中国語では「鐵打」と言う。
「重量制限」:「制限」とは、ある項目の範囲を指定した範囲内に収まるように規制することである。また、複数のゾーンに分けることも「制限」の一つである。
「重量制限」とは、重量(質量)に関しての許容範囲を決めることである。例えば、郵便物(封書)ではその重量によって値段が変わるが、これも「重量制限」の一つということになる。
重量に関して制限を設けるのは、構造物の場合であれば、設計重量というものがあるためであって、過大な重量が掛かると、正常に動作することに支障が出たり、効率が急速に低下したり、時には破損に繋がる可能性が高くなるため、上限値を設定するのが一般的である。
例えば、乗物には利用者に関して重量制限があって、満員のエレベーターでは重量オーバーを警告するブザーが鳴ることになっていて、身近に「重量制限」を感じるものになっている。→車、電車、船、飛行機などの公共交通機関にも当然のことながら重量制限はあるが、それが問題になるようなレベルになるには、身動き取れないような超満員になるのがふつうであるため、通常は気にすることはない。(力士の移動の際、バスやタクシーでは問題になる場合があって、定員よりも乗車人数を少なくすることで重量制限をカバーするようにしているのが普通である。→飛行機では1人で2人分の運賃を支払うことで調整している。)
英語では「Weight Limits」、ドイツ語では「Gewichtsgrenze」、フランス語では「Limite du Poids」、イタリア語では「Limite di Peso」、スペイン語では「Límite de Peso」、ポルトガル語では「Limite de Peso」、中国語では「重量限制」と言う。
「努力」:目標を達成するために、心身を労して務めること、全力を傾けること、尽力することをいう。基本的には自身で定めて、それに向かって自己管理の上で行うものである。(他から強制されて行うものは「義務」と言うのが一般的であって、「努力」とは区別される。)
尚、目標に関しては最初に他から与えられる場合もあるが、それを達成しようと決めた段階で自身の目標となるので、これに関しては特に制限されるものではない。
また、その目標に向かって進んで行く際、最初から最後まで全力で務めるだけでなく、時々手を抜くとか、適当に済ませてしまう、ということも全てはその人の判断で行うことであって、「手抜き」と「努力」の反対側に位置するものである。
尚、スポ根漫画(アニメを含む)では「努力」することが美化されて描かれていたり、過剰に描かれているものがある。が、スポ根漫画にあるような過剰な努力をずっと行うというのもまた問題がある。→常に張り詰めている弦は切れやすいのと同じであって、時には抜くことも必要である。(抜いてばかりというのも問題ですが...)
英語、フランス語では「Effort」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Anstrengung」、イタリア語では「Sforzo」、スペイン語では「Esfuerzo」、ポルトガル語では「Esforço」、中国語では「努力」と言う。
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