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「WATERLOO」 [映画(洋画)]

表題の作品は1970年のイタリアとソ連の合作映画「ワーテルロー」である。日本での劇場公開は1970年12月であった。ナポレオンが率いるフランス軍と、イギリス、オランダ、プロイセンの連合軍とが激突した1815年のワーテルローの戦いを描いた歴史ドラマである。

作品データを記しておくと、時間は127分(但し、ソ連・オリジナル版は240分である。)、監督はセルゲイ・ボンダルチュク、脚本はセルゲイ・ボンダルチュク、H・A・L・クレイグ、ヴィットリオ・ボニチェリの3人、撮影はアルマンド・ナンヌッツィ、音楽はニーノ・ロータである。そして出演は、ロッド・スタイガー、クリストファー・プラマー、オーソン・ウェルズ、ジャック・ホーキンス、ヴァージニア・マッケンナ、ダン・オハーリヒー、フィリップ・フォルケ、たちである。

エルバ島に島流しされていたナポレオンが島を脱出して、護衛兵を従えパリに入り、再びフランス皇帝の座に返り咲いた。しかし、イギリスをはじめとする周囲の国々は、今度こそナポレオンを駆逐しようとして軍備を整えていて、ウェリントン卿が率いるイギリス軍とプロシャ軍は既にベルギーのワーテルローへ移動していた。それを知ったナポレオンも軍を率いてワーテルローに向った。そして、1815年6月15日、ナポレオン軍と連合国軍と合わせて15万にも及ぶ大軍がワーテルローの地に結集した。そして遂に両軍が激突する戦いが始まった。そして、激し手戦いの末、6月18日、ナポレオン軍は敗北し、パリに逃亡していった。(そして、セント・ヘレナ島に流された。)

有名なワーテルローの戦いを描いた作品であるが、この戦いに特化して描かれているため、歴史の背景を知らないと、「あれっ?」という気になってしまう作品でもある。(少なくともナポレオンに関しては、本作では単に敗軍の将というだけでしかないので、誤解を招くかも...)

スペクタクル大作として捕らえれば、十分に見応えがあるが、歴史ドラマとして捕らえたら、知識が必要となるため、見づらい作品ということになる。少なくともナポレオンに関しては、エルバ島に流される以前については予備知識として学んでから見るべきである。(しかし、ワーテルローの戦いに特化したら、悪くはないですね。)

 

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