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ケータイ刑事銭形結4話[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形結」の第4話「ケータイ刑事200回記念特別作品 テレビ初! 3Dフォトモーフィングドラマ ~ワインの神様殺人事件」の「裏ネタ編」の5回目となる今回は、あさみさんが仕切っているソムリエ選手権でこれを当てて貰うと言った「産地」について、「銘柄」について、「製造年」について、3本のワインをこうしたことから「ごちゃまぜ」について、これを作ったことから「ワインタワー」について、これをすることになった「毒味」について、そしてこれはなかったということから「毒物」につい記します。尚、「ワインタワー」については「・19話[裏ネタ編]PART 2」で「シャンパンタワー」として記したものをベースとして加筆修正をしました。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事(感想)は「ここをクリック」してご覧下さい。

産地」:物品を産出する土地のこと、またはその物品が作られた土地のことである。農作物であればそれが立てられた土地、工業製品であれば加工された場所ということになる。

この物語ではワインの産地ということであったが、これはワインの醸造された土地と言うことになる。(基本的に、ワインはその土地で製造された葡萄を使って製造されますが...)

英語では「Source」または「Home」と言う。

銘柄」:商品の名前のこと、またはブランド、商標のことである。また、証券取引(株)の世界では証券取引市場に上場している株式企業の名前のことを指す。

この物語では、ワインの銘柄ということだったので、ワインの名前ということになる。

英語では「Brand」、ドイツ語では「Marke」、フランス語では「Marque」、イタリア語では「Marca」、スペイン語とポルトガル語では「Marca」(但し、発音は異なる)、中国語では「名牌」と言う。

製造年」:物品が製造された年のことである。機械工業製品の場合はそれほど重要視されないが、農作物の場合はその年の天候や気候によって発育状況に差がでるため、同じ農作物であっても、微妙に大きさが異なるとか、味が異なることが起こる。

特にワインでは、農作物である葡萄の発育状況に差が出るだけでなく、発酵過程でも影響を受けるため、同じ産地の同じ銘柄であっても完成したワインでは味に差が出ることになる。そのため、ワインでは製造年も品質や味に関して重要なファクターとなる。

尚、工業製品でも、リサイクルが義務づけられているテレビや白物家電では、製造年が製品の背面などに記されている(シールが貼ってあるのが一般的。)ようになっている。

英語では「Production Year」、ドイツ語では「Produktionsjahr」、フランス語では「L'année de la Production」、イタリア語では「L'anno di Produzione」、スペイン語では「Año de la Producción」、ポルトガル語では「Ano de Produção」、中国語では「制造年」と言う。

ごちゃまぜ」:いろいろなものが乱雑に入り交じっている状態のこと、またはいろいろなものを乱雑に混ぜ合わせることを言う。尚、「いろいろなもの」とは、同種のもの(この物語のように、銘柄の異なるワイン同士など)を混ぜ合わせる場合でも、別種のものを混ぜ合わせる場合でも使われる。(闇鍋をする時、鍋に肉、野菜をはじめ、液体を入れたり、食べ物ではないものを入れたりすることがあるが、この時は正に「ごちゃまぜ」状態ということになる。)

この物語のように、銘柄の異なる3種類のワインをごちゃまぜにするというのであれば、味はともかく、特に大きな問題はないが、中には複数の家庭用洗剤をごちゃまぜなすると、前栽に含まれている物質が化学反応を起こして塩素などの毒物が発生し、死亡事故が起こっているというように、問題が生じる場合もある。それだけに物をごちゃまぜにする場合には注意が必要である。

英語では「Jumble」、ドイツ語では「Durcheinander」、フランス語では「Mélange」、イタリア語では「Confondi」、スペイン語では「Mezcla」、ポルトガル語では「Confusão」、中国語では「雜亂無章」と言う。

ワインタワー」:ワイン・グラスをピラミッド状に積み重ね、最上部のワイン・グラスにを注いでいく。グラスからあふれてもそのまま注ぐことを続け、ワインが空になるまで注いでいく。(更に2本目、3本目を注ぐ場合もある。)そのため、最上段のグラスから注がれたワインがあふれるため、こぼれて一段下のグラスにワインが流れていくことになる。更にワインが注ぎ続けられていくため、これが繰り返されていき、より下段のグラスにまでワインが注がれていくことになる。そして最下段のグラスにまで(ある程度)ワインが注がれたことで完成するものである。

ワインではなくてシャンパンを用いた場合は「シャンパンタワー」と言うが、基本的には使用される酒が異なるだけであるため、他の酒を使って行われる場合もある。

尚、シャンパンや白ワインだと、色が金色っぽいことから、華やいだ雰囲気が出るため、ホストクラブなどでは場を盛り上げるパフォーマンスの一つとしてしばしば行われる。また、パーティなどの席でも、見た目が豪華であるため、しばしば行われる。しかし、パーティで見た目の豪華さで行われる場合は、冷やして飲むのが基本である白ワインや、発泡酒であるシャンパンよりは、室温に馴染む赤ワインを使うことが多い。(一般的には、ワインタワーの場合は特に赤/白(更にはロゼ)ワインの区別はなく用いられるのですが...)

英語では「Wine Tower」、ドイツ語では「Champagnerturm」、フランス語では「Tour du Vin」、イタリア語では「Torre di Vino」、スペイン語では「Torre de Vino」、ポルトガル語では「Torre de Vinho」、中国語では「葡萄酒塔」という。

毒味」:元々は「毒見」と記されたが、現在では「毒味」も一般的に使用されるようになっている。

他人に提供される飲食物が安全であることを、実際に食して確認することを言う。ここでいう「安全」というのは、毒が含まれていないか、腐敗していないか、危険なもの(例えば小針など)が混ざっていないかをということである。特に古くから君主などは暗殺されるということがあったため、毒が入っていないかを確認することは重要なことであった。そのため、「毒を見る」ということから「毒見」というようになった。また、その役割を務める人のことを「毒見役」と言った。(もしも毒が入っていたら、毒見役は死んでしまう可能性が高いため、正に命がけの役職であった。)→古代中国では、毒見役の死亡ということがしばしばあったことから、毒物に反応する銀製の箸を使って食するという方法も生まれた。

尚、毒には即効性の毒と遅効性の毒があるが、毒見が有効なのは即効性の毒に対してであるのは言うまでもない。また、毒物であっても致死量に至らない微量を長期にわたって毎日与え続けられていると、蓄積されていって、いずれは毒物中毒となることがある。毒見はこういう場合にも対応することは出来ない。

日本でも、平安時代には「薬子」と呼ばれる毒見役がいたことが確認されていて、宮中で天皇の食事の毒見を行っていた。また、後の世でも将軍家や大名が独自に毒見役を設けていたことが知られていて、1666年の仙台藩の「伊達騒動」では、毒見役が藩主を救っている。

現在では「毒」が含まれていないか、というよりも、異物が混入していないか、調理の際の異常がなかったか、食事の量や質などを検査するということで「検食」と呼ばれることが行われることがある。(現代風の「毒見」ということになる。)

また、元々は「毒見」と記されていたが、明治以後は毒を発見するという意味合いが薄くなっていき、特に戦後ではほぼ「毒」の検出というよりも、味加減を確かめるということで、提供される前に実際に食して確かめるということが行われたことから、それも「どくみ」と呼んだが、「味を見る」という意味から「毒味」という表記が生まれたとされている。

英語では「Poison tasting」、フランス語では「Dégustation du poison」、イタリア語では「Degustazione di veleno」、スペイン語では「Veneno saboreando」、ポルトガル語では「Degustação de veneno」、中国語では「預嘗」と言う。

毒物」:毒性のある物質の総称である。生物の生命維持に支障を与える物質のことであり、体内に入ると死に至る可能性の高い物質である。(大量摂取の場合(=致死量を超えていた場合)には死亡することになる。)

尚、一部の動物に対しては毒物であっても、他の動物では全く問題のない物質もある。(ペットを飼育する場合、人の残飯をペット(犬や猫)に食べさせたら、ペットが中毒を起こして死亡したという事故が時々起こっているが、これはその典型的な例ということになる。)

日本では、「毒物及び劇物取締法」で規定されていて、毒物(劇物を含む)が法的に指定されている。しかし、これらの毒物は医薬、医薬部外品としての利用や、工業用、産業用、実験用の物質としての利用も行われているため、その取り扱い、管理、保管、販売、更には製造から輸送に関してまで、厳しく制約を与えられている。(メッキ工場では青酸カリを使うが、これは広く知られていて、刑事ドラマでもお馴染みになってしまっている...)

「ケータイ刑事」では、即効性の毒物として「ウラリ」が、遅効性の毒物として「オズマゴロシ」が登場していて、それぞれがお馴染みとなっている。(この物語で使われた毒物も「ウラリ」でした。)

英語では「Poison」または「Toxin」、「Venom」といい、ドイツ語では「Gift」、フランス語では「Poison」(但し、英語と発音は異なる。)、イタリア語では「Veleno」、スペイン語とポルトガル語では「Veneno」(但し、発音は異なる。)、中国語では「毒物」と言う。

 

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