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RAINBOW『RITCHIE BLACKMORE'S RAINBOW』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1975年に発表されたRAINBOWとしては最初のアルバムである。邦題は「銀嶺の覇者」であり、『RITCHIE BLACKMORE'S R-A-I-N-B-O-W』と表記されることもある本アルバムは、DEEP PURPLEを脱退したリッチーが自らのソロ・バンドとして結成したといった具合であるが、激しいメンバー・チェンジを繰り返しながら'84年まで9年も続くことになっただけに、大きなターニング・ポイントとなったアルバムでもある。(本アルバムを発表すると、この時参加したメンバーの内3人が脱退して、早くもメンバーチェンジの激しさを暗示することになりましたし...)セールスの方は爆発的にということにはならなかったものの、イギリスでは最高位11位、アメリカでもBillboardで最高位30位を記録している。

収録曲は以下の全9曲である。『Man On The Silver Mountain』『Self Portrait』『Black Sheep Of The Family』『Catch The Rainbow』『Snake Charmer』『The Temple Of The King』『If You Don't Like Rock 'N' Roll』『Sixteenth Century Greensleeves』『Still I'm Sad』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルは『Man On The Silver Mountain』、2nd.シングルは『Catch The Rainbow』であるが、どちらもが英米でチャートインを果たすことはなかった。

お薦め曲としては、シングル曲でもあり、かつRAINBOWの定番曲となっている『Man On The Silver Mountain』、こちらもシングル曲である『Catch The Rainbow』、更に『Black Sheep Of The Family』『If You Don't Like Rock 'N' Roll』そして『Snake Charmer』と『Still I'm Sad』をピックアップしておく。

RAINBOWのアルバムとしては、本アルバムは評価が低いのも事実であるが、だからといって本アルバムが内容的に(後のアルバムよりも)大きく劣っているということは無い。ギタリストとしてのリッチーのテクニックの高いところもしっかりと出ている。

本アルバムには、RAINBOWのライヴでも必ず演奏される曲が複数あり、曲もバラエティに富んでいてファンにはお馴染みの曲も多いだけに、評価は今一つであるものの、しっかりと聴いておきたいアルバムである。

 

Ritchie Blackmore's Rainbow [ORIGINAL RECORDING REMASTERED]

Ritchie Blackmore's Rainbow [ORIGINAL RECORDING REMASTERED]

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polydor / Umgd
  • 発売日: 1999/04/27
  • メディア: CD

銀嶺の覇者(紙ジャケット仕様)

銀嶺の覇者(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2008/09/24
  • メディア: CD

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