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RICHARD MARX『RICHARD MARX』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1987年に発表された彼のソロ・デビュー・アルバムである。本アルバムの発表よりも前にソングライターとして活動していた彼であるが、待望のデビューということになった。で、期待に応えるビッグ・ヒットになって、全米No.1シングルを生んだこともあって、Billboardで最高位8位を記録する大ヒットとなり、1987年の年間アルバム・チャートでは97位に、翌1988年2は年間8位にランクインしている。(ちなみに、イギリスでは最高位68位であった。)

収録曲は以下の全10曲である。『Should've Known Better』『Don't Mean Nothing』『Endless Summer Nights』『Lonely Heart』『Hold On The Nights』『Have Mercy』『Remember Manhattan』『The Flame Of Love』『Rhythm Of Life』『Heaven Only Knows』。

この中からシングル・カットされたのは全部で5曲である。デビュー・シングルの『Don't Mean Nothing』はBillboardで最高位3位を記録して、1987年の年間シングル・チャートでは54位にランクインする大ヒットとなった。(イギリスでは最高位78位)2nd.シングルの『Should've Known Better』もBillboardで最高位3位を記録し、1988年の年間シングル・チャートで47位にランクイン、3rd.シングルの『Endless Summer Nights』は最高位2位を記録し、1988年の年間シングル・チャートでは31位(イギリスでは最高位50位)、4th.シングルの『Hold On The Nights』は1週とはいうものの全米No.1の座を獲得し、1988年の年間シングル・チャートでは24位にランクイン、イギリスでは最高位60位を記録している。尚、5th.シングルの『Have Mercy』はBillboardのHOT 100にはランクインしていない。

お薦め曲は、全米1位にこそ届いていないが、いきなりの大ヒットとなった『Don't Mean Nothing』、ヒット・シングルの『Should've Known Better』と『Endless Summer Nights』、全米No.1ヒットとなった『Hold On The Nights』、更に『The Flame Of Love』と『Rhythm Of Life』をピックアップしておく。

捨て曲がなく、とてもデビュー・アルバムとは思えないハイ・クオリティなアルバムに仕上がっている。また、ポップな所、A.O.R.寄りの所、ロックな所というようにバランスも良く、飽きさせることなく聴きやすいものになっている。

彼は1989年に発表した2nd.アルバム「REPEAT OFFENDER」が全米No.1となり、そこからは2曲の全米No.1ソングが生まれるというように、次作で本作以上のビッグ・ヒット・アルバムを発表していることもあって、次作の方が彼の代表作とされているのも事実である。しかし、やはり本作のヒットがあってのものであるだけに、忘れずに、しかもじっくりと聴いておくべきアルバムである。じっくりと聴き入りましょう!

 

Richard Marx

Richard Marx

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 1991/11/05
  • メディア: CD


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