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ケータイ刑事銭形結6話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形結」の第6話「電気ウナギが明日を照らす ~大学教授殺人事件」の「裏ネタ編」の4回目となる今回は、あさみさんが口にしていた言葉である「猿も木から落ちる」について、「弘法も筆の誤り」について、ちゃんはこの人にも話を聞いていたことから「警備員」について、警備員はこれの音を聴いたと言っていたことから「バイク」について、その音はこれだったことから「発電機」について、その発電機はこれを燃料としていたことから「ガソリン」について記します。尚、「弘法も筆の誤り」は「・7話[裏ネタ編]PART 3」で、「警備員」は「・32話(2nd.19話)[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事(感想)は「ここをクリック」してご覧下さい。

猿も木から落ちる」:諺の一つである。この諺は類句が非常に多い諺であもある。

この諺は、木登りが巧みな猿でも、時には誤って木から落ちることがある、という意味から、「如何に優れた専門家でも、時には失敗することがある」という意味である。この意味で使う場合は「弘法にも筆の誤り」と共に使用されることの多いものである。

類句としては、「上手の手から水が漏れる」「河童の川流れ」「弘法にも筆の誤り」「孔子の倒れ」「麒麟のつまずき」などがある。

この言い方は、動物を元にしているが、類句の「河童の川流れ」「麒麟のつまずき」、更に英語の「A Horde May Stumble Though He Has Four Regs.」と同様の理由で生まれた諺である。

英語では「Even Homer Somrtimes Nods.」、「A Horde May Stumble Though He Has Four Regs.」などがある。

弘法も筆の誤り」:諺の一つであって、類句の多い諺である。(「猿も木から落ちる」「上手の手から水が漏れる」「河童の川流れ」「孔子の倒れ」「麒麟の躓き」などがある。)

意味としては、「如何に優れた専門家でも、時には失敗することがある」という意味であるが、この言い方は、書道に優れた弘法大師(平安時代初期の僧侶・空海(西暦774年~835年)のことである。)であっても書き損じをすることがある、ということから転じたものである。

英語では「Even Homer Sometimes Nods」と言うことが一般的であるが、これに出てくる「Homer」とは、紀元前10世紀ごろの古代ギリシャの詩人である。そんな彼でも時には居眠りをする、ということから、「如何に優れた専門家でも、時には失敗することがある」ということを指している。昔の人物を使っているという言い方からすると、「弘法も…」や「孔子の倒れ」と同様の理由で作られた諺ということになる。→このような言い方は、それぞれの国で、歴史上の偉大な人物とされている人物を使えばいいので、同じ意味と類句はいくらでも作ることが出来ますね。(但し、その言い方が定着するかということは別問題ですが...)

警備員」:「警備」とは、非常の場合に備えて、注意、警戒してして守ることである。「警護」と同義語であるが、「警備」は場所に対して守ること、「警護」は人に対して守ること、というニュアンスの差がある。

「警備員」とは、「警備」を行う人のこと全般を指す。しかし、法的なことを絡めると、警備業法によって定められた警備業者に務めていて、警備業務に従事する人のこと、になる。(警備業者でも、警備業務に従事していない人、例えば事務的な処理を行う従業員もいるので、こういう言い方になる。)

警備員の業務は、盗難や不法侵入、火災を防ぐ目的で行う巡回業務から、企業や学校に於いて、守衛業務、大型小売店での万引きの保安警備、工事現場での交通誘導業務、現金輸送や貴重品輸送の護衛業務、特定の人の身辺警護(所謂「ボディガード」)等がある。これらの業務は、業界では「一号業務」から「四号業務」に分類されている。

尚、警備員は基本的には民間人であって、警察組織に属する人が警備を行っていたとしても、ひの人のことは「警備員」とは言わないのが普通である。よって、警備員は民間人であるため、法的な強制力を持っていないことになる。(例えば、窃盗犯を目撃しても、逮捕すること出来ない。→警察に通報して、警察官に来てもらって、警察官に逮捕してもらうことになる。現行犯に対してのみは逮捕することが出来るが、その場合でも、警察に通報して引き渡すことになるので、警察への通報は必要となる。)それ以外の場合で警備員が人を逮捕したら、その警備員が「逮捕・監禁罪」に問われる可能性がある。また、警備のためと言っても、銃を所持していたら「銃刀法違反」となる。(但し、在日米軍基地の日本人警備員は除く。)→「警備員」はあくまでも民間人であり、何ら特権を与えられていないためである。

日本語では「ガードマン」と言うこともあるが、これは和製英語であって、英語では「Guard」「Security Guard」「Watch」「Wachman」等と呼ぶ。(後ろ2つになると「夜警」という意味が加わるのが一般的である。)また、ドイツ語では「Wache」、フランス語では「Garde」、イタリア語、スペイン語では「Guardia」(但し、発音は異なる。)、ポルトガル語では「Guarda」、中国語では「警衛員」と言う。

バイク」:一般的には原動機付きの二輪車である「オートバイ」のことを指す。しかし、自転車のことも「バイク」と言うことがある。(例えば、クロスバイク、マウンテンバイク、ロードバイクなど。また、トライアスロンでは「自転車ロードレース」のことを「バイク」と言う。)

この物語ではエンジン音のことが語られていたので、当然ながら原動機付きのオートバイのことである。

「オートバイ」は、動力を備えた二輪車の総称であり、スクーターや三輪の原動機付きのもの(トライク)も含まれる。(法的な区分では、スクーターとは区別される。)尚、「オートバイ」は「Auto-Bicycle(自動自転車)」を省略した言い方であって、和製英語である。「自動二輪車」という言い方もあり、「単車」と呼ばれることもある。

歴史は、1863年にフランスの発明家・ルイ・ギヨーム・ペローが蒸気機関を動力とした二輪車の特許を取得したことが原点とされていて、それを作ったものが1873年のウィーン万博に出展されて姿を現した。そして1885年にダイムラー・モトーレン・ゲゼルシャフトが内燃機関を搭載した最初のオートバイを販売した。1903年には、自転車をベースにして、それにエンジンを搭載したモペッドが作られた。1920年代に現在のオートバイの基本的な構造が完成した。第二次大戦ではサイドカーを付けたものが広く利用され、機動力が評価されることになった。戦後は、日本画市場をリードする形で改良が続けられていった。日本が製造の中心になったのは、それまでの軍関係の製造メーカーが航空機と自動車の製造を禁じられたため、エンジンの技術を活かせるものとしてオートバイに流れたためである。

日本には1896年に最初に輸入されていて、公開試乗が行われ、それから独自に開発されるようになり、1909年に島津楢蔵によってNS号が作られた。(これが初の国産車である。)

高度経済成長期になると、四輪車(所謂「自動車」)が普及していき、動力が設けられた乗物としての主役交代となったが、一部の業務用、身近な乗物、趣味の乗物という位置づけが強くなったものの、都市部ではその機動性が再評価されている。但し、東南アジアの一部に見られるように、バイクの過密化による渋滞、環境汚染が問題となっている国もある。

近年では、内燃機関ではなく、蓄電池を供え、電気モーターを動力とするオートバイも登場している。

英語では「Motorcycle」、ドイツ語では「Motorrad」、フランス語では「Motocyclette」、イタリア語では「Motocicletta」、スペイン語、ポルトガル語では「Motocicleta」(但し、発音は異なる。)、中国語では「摩托車」と言う。

発電機」:機械力によって電力を発生する装置の総称である。基本的な原理は、電磁誘導の原理を用いたものであって、磁界の中でコイルを回転させる(固定したコイルに磁界を回転させる、という方法もある。)ことで、コイルを透る磁束が変化し、これによって起電力が生じ、電流を得る、というものである。「ダイナモ」「オルタネーター」と呼ばれることもあるが、これらは発電機の一例である。

回転力は、手回しの場合、エンジンによって回転力を得る場合、蒸気によってタービンを回転させる、水流や風によって羽根車を回転させるなど、様々であるが、磁界とコイルによってという原理は同じである。(発電所の発電機も、身近にある手回しラジオの発電機、自転車のライト用の発電機なども全て同じである。但し、大きさや用途に応じてそれぞれに適したように改良されている。)

また、交流電流を発生させるものと、直流電流発生させるものとがあり、前者は発電所にある発電機が該当する。身近にある手回し充電器をはじめ、ダイナモと呼ばれるものは後者である。尚、自動車に搭載されているオルタネーターは交流電流を発生させるものであるが、その一部を整流して直流を出力しているので、両者の特徴を持っているということになる。(交流から直流には簡単に変換できるが、その逆は簡単にはいかない。)

英語、ドイツ語では「Generator」(但し、発音は異なる。)、フランス語では「Générateur」、イタリア語では「Generatore」、スペイン語では「Generador」、ポルトガル語では「Gerador」、中国語では「發電機」と言う。

ガソリン」:石油製品の一つであり、沸点範囲が30゜C~220゜Cの範囲にある石油留分、及び石油製品の総称である。日本では「揮発油」とも呼ばれており、アメリカでは通常は「ガス」と省略した言い方が一般的となっている。

内燃機関の燃料として、溶剤として利用されるが、特に自動車の燃料としての使用が多いため、身近にあるものでもある。それ以外としては染み抜きの溶剤としての利用がある。

化学的な視点で見ると、炭素数が4~10個である炭素と水素が結合した物質である。ただ、純水の炭化水素化合物ではなく、不純物として硫黄や窒素、それらの化合物が含まれている。製品化する際に精製されて不純物は除去されることになる。→純粋な炭化水素化合物であり、完全燃焼した場合は水と二酸化炭素になるが、実際の製品には何らかの不純物が混合されており、また、ぬ話わぇの完全燃焼が実現しないため、一酸化炭素や炭化化合物など、また不純物の化合物が発生し、これが排気ガスの大気汚染に繋がっている。

化学的にいう普通のガソリンは、室温では無色透明の液体であるが、市販されているガソリンは、灯油や軽油と区別出来るようにオレンジ色着色されている。そのため、ガソリンは有色と認識されているが、物質として捕らえると、その認識は間違っていることになる。

室温では液体であるが、沸点が30゜Cからであるため、夏場では気化しやすい液体でもある。尚、融点は-90.5゜Cであるため、固体となることは普通ではあり得ない。(強制的に冷やせば固体にはなるが、地球上のこれまでに記録した最低気温では固体にはならない。)また、引火点は-45゜C以下であるため、例え真冬で遭っても、火を近づけたら引火することになる。

英語では「Gasoline」、ドイツ語では「Benzin」、フランス語では「Essence」、イタリア語では「Benzina」、スペイン語、ポルトガル語では「Gasolina」(但し、発音は異なる。)、中国語では「汽油」と言う。

 

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