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「WILD SIDE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1996年のアメリカ映画「ワイルド・サイド」である。日本での劇場公開は1996年6月であった。政府から大金を奪う計画の裏で、男女4人のドラマが絡み合ったサスペンスである。

作品データを記しておくと、時間は96分、監督はフランクリン・ブラウナー、脚本はチャイナ・コンとドナルド・キャメルの2人、撮影はショーン・ムタレヴィック、音楽はジョン・ハッセルである。そして出演は、クリストファー・ウォーケン、ジョアン・チェン、スティーヴン・バウアー、アン・ヘッシュ、ルイス・アークエット、アレン・ガーフィールド、アダム・ノヴァク、たちである。

ロスの銀行の海外部に勤めるアレックスは、「ジョハンナ」という名前を使って会社に無断で夜にコールガールのアルバイトをしていた。そんなある夜、彼女は金融業界の大物で「ミスター13%」と呼ばれているブルーノ・バッキンガムと出会った。出ルーのはアレックスが為替ルートに詳しいことに興味を持ち、運転手のトニーを使ってアレックスの様子を探らせることにした。早速トニーはアレックスの家にやってきた。そしてアレックスを強姦すると、自分は覆面捜査官であり、秘密捜査の協力を強要した。翌日。アレックスの銀行に美しい中国人女性・ヴァージニアがやってきて、ダミーで使う口座を開設した。ヴァージニアはブルーノの元妻で、税金対策のために離婚していたが、それは偽装であって、ブルーノとの関係は続いていた。そんなヴァージニアに惹かれたアレックス。ある日、ブルーノはアレックスに、コンピューター・ウイルスを使って連邦政府準備銀行から巨額の金を奪う計画を打ち明け、協力させる。アレックスはヴァージニアに、ブルーノが自分を愛人にして、ヴァージニアを捨てようとしていると告げ、一緒にメキシコに逃げる話を持ちかけた。が、ヴァージニアは自殺を図る。アレックスは次の計画として、ブルーノとトニーとの関係を断とうとして、2人を鉢合わせさせた。部下の裏切りに怒り狂ったブルーノはトニーを殺そうとする。そんな所に一命を取り留めたヴァージニアが姿を見せた。トニーは忠誠を誓って何とか逃げたが、置き忘れていったスーツケースに盗聴用のマイクがあったことで、ブルーノはトニーを始末することを決めた。アレックスはブルーノと別れて家に帰るが、トニーがア酔われて襲ってきた。そんな所にブルーノがやってきて、トニーを射殺して逃走した。逃亡する飛行機で、ブルーノの前にトニーノ上司が現れ、ブルーノの命運も潰えた。その頃アレックスとヴァージニアは、メキシコ行きのバスの中にいた。

現代風のネタを使っている物語であるが、サスペンスとしては今一つ盛り上がりに欠けている。アン・ヘッシュのイメージやJ・チェンのミステリアスな雰囲気など、キャスティングの方は悪くない。が、ストーリー展開の歯切れの悪さが重ね重ね残念な所である。

で、タイトルのこともあって本作はアダルト作品と思われているということもあるのか、ソフトということでは虐げられている。と言っても、1回見れば十分な作品であるので、セル用のDVDは不要ですね。(レンタル用DVDで十分です。)

 

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