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ケータイ刑事銭形結7話[裏ネタ編]PART 4 [ケータイ刑事]

銭形結」の第7話「初恋は死の香り! ~愛はかげろうのように殺人事件 事件編」の「裏ネタ編」の4回目となる今回は、パジャマくんがこれをしていたことから「点滴」について、あさみさんたちがこれをしていたことから「土俵入り」について、そして本当はこれではない(本当は「不知火型」である。)のに、このように口にしていた「雲竜型」について、ちゃんにこの役が与えられたということから「家政婦」について、ちゃんが何度か口にしていた「家政婦は見た!」について記します。尚、「家政婦」は「・7話[裏ネタ編]PART 3」で記したものをベースにして加筆しました。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事(感想)は「ここをクリック」してご覧下さい。

点滴」:正式には「点滴静脈注射」と言い、その省略した言い方である。(「点滴注射」という省略形もあるが、一般的に「点滴」と呼ばれている。)

栄養分の補給のために行われるものであって、高所に置いた薬液からその液を滴下させてゴムチューブを通して患者の静脈内に注入する方法、及びその装置のことである。尚、輸血を行う場合も基本的な仕組みは同じであるが、その場合は「輸血」と呼ばれて区別されるのが一般的である。

普通の注射と異なるのは、時間を掛けて体内に注入するということである。また、注射器を用いた注射では、薬液の量はそれほど多くないが、ある程度以上の量になると、点滴でということになる。また、時間を掛けてということになるため、血中の薬剤濃度の急激な上昇を防ぐことができるため、副作用を回避することができる。(それでも100%の副作用回避ということはないですが...)

英語では「Intravenous Therapy」、ドイツ語では「Intravenöse Fütterung」、フランス語では「Alimentation Intraveineuse」、イタリア語では「Cibo Endovenoso」、スペイン語では「Alimento Intravenoso」、ポルトガル語では「Alimentação Intravenosa」、中国語では「点滴」と言う。

土俵入り」:大相撲で、関取が土俵上で行う儀式の一つであって、その日の取組前に行うものである。また、横綱はそれとは別に土俵入りを行うため、「横綱土俵入り」と読んで、関取の土俵入りとは区別されている。

重量と幕内の土俵入りは、それぞれ別に行われ、十両土俵入りは番付が十両の力士か、幕内土俵入りは幕内力士(大関まで)が行うものである。前者は幕下の取組が残り5番となった所で行われ、後者は重量の取組終了後に行われる。(横綱土俵入りは、幕内土俵入りに続いて横綱1人ずつ行われる。)

土俵入りでは、東西それぞれの力士が「化粧廻し」と呼ばれる廻しを付けた力士が、行司の先導に続いて、番付が下の力士から順番に土俵に上がっていく。全員が土俵に上がり終えるまでは力士は外側を剥いているが、全員が上がると土俵内を向き、拍手を打ち、右手を挙げ、化粧廻しをつまみ、両手を挙げるという一連の動作を行う。(この動きは、四股(右2回、左1回)とせりあがりを簡略したものである。)それが終了すると、最初に土俵上に上った力士から順に土俵を降りていき、最後に行事が続いていく。大相撲の場所の奇数日は東方が先で、偶数日は西方の力士の土俵入りが先に行われる。尚、これは十両、幕内の土俵入りのどちらも同じである。

一方、「横綱土俵入り」は、横綱が場所や巡業で行う儀式である。(それ以外でも、奉納土俵入りと呼ばれるものもある。)横綱は化粧廻しの上から横綱を締め、露払いと太刀持ちの力士を従えて行い。(露払いが先導役、太刀持ちが後ろに続く。尚、土俵上では、横綱を中心に、横綱に向かって右側(横綱から見ると左側)が露払い、向かって左側(横綱から見ると右側)が太刀持ちである。

横綱土俵入りには「雲竜型」と「不知火型」と呼ばれる2種類のものがある。四股やせり上がりという一連の動作は基本的に同じであるが、綱の形、締め方の物理的な違いと、一部の動作の動きに違いがある。

尚、この物語では「雲竜型」と言っているが、これは誤りであって「不知火型」が正しい。→この物語のスタッフは大相撲に関しては無知ということですね。また、監督や脚本にしても、そういうチェックを行わないのは、投げやりになっているからですかね?(こういう所も「銭形結」が駄作に落ちぶれた証の一つである。)→全てはプロデューサのミスであって、シリーズ末期の体たらくぶりを現している。

雲竜型」:横綱土俵入りの型の一つである。この型は第10代横綱の雲龍久吉の型が受け継がれてきたものである。(不知火型は第11代横綱・不知火光右衛門の型が受け継がれたものである。)動作で不知火型と異なるのは、せり上がりの時、右手は延ばすが左手は肘を曲げて手を胸の辺りに持ってくる。(「不知火型」では両手を伸ばす。→正にこの物語でみんながやっていたものである。)

多くの横綱がこの型を選択していて、昭和の大横綱(双葉山、大鵬、北の湖、千代の富士)をはじめ、平成でもこちらが主流になっている。(不知火型は太刀山、羽黒山がいたが、後に、結果的に横綱在位が短命だった横綱(玉の海、琴櫻、隆の里、双羽黒)がこの型を選んだことが多くなってしまい、嫌われるようになった。)その後、旭富士、3代目若乃花がこの型を選んでいる。また、現役の白鵬がこの型を選び、ようやく「短命に終わる」というジンクスが消えたと言ってよいですね。)

家政婦」:家庭に於いて、家政を担当、または家事の補助や手伝いをする職業のこと、またはその業務を行う人のことをいう。簡単に言うと「家事援助者」ということになり、「家事手伝い」「お手伝いさん」などと呼ばれることもある。(女中、メイドと同一視されることがあるが、それらとは別である。)また、これを行っている人は一般的に女性である。

仕事の中身は、炊事、洗濯、家屋の掃除などが主なものであって、炊事に関係する食材の買い物を除いては基本的に家の中の業務に限定されるのが一般的である。

歴史は、比較的新しく、明治以降、都市部の中流家庭が増加したことと、女中の減少により、家事を行う仕事に対する需要が増えたことから広がっていくようになったものである。特に子育てを終えた中年の主婦が派出婦という形で、個別に契約をして仕事に当たるという形で広がって言った。(子育ての経験があることが求む方からも重宝がられ、家事に慣れているという所が評価された。)更に、第二次大戦によって夫と死別した未亡人が、生活のために仕事を行う場として注目され、戦後は斡旋業者の登場と共に浸透していくことになった。現在では、斡旋業者(家政婦紹介所)が間に入っていて、雇いたいという人はそこに申し込み、働きたいという人は登録するという形が一般的になっている。→「家政婦」というと思い出されるのが市原悦子主演のドラマ「家政婦を見た」シリーズが思い出されるが、そこでも家政婦紹介所を介して派遣されるという形でしたね。

尚、家政を行う仕事としては、かつては「女中」と呼ばれ、最近では「メイド」と呼ばれる職業があるが、「女中/メイド」は住み込みで働くのが基本であるが、「家政婦」は通いで働くのが基本である。(住み込みである「女中/メイド」でも一応勤務時間はあるが、場合によっては深夜、早朝にも働くことがある。→通いである家政婦、特別に依頼された場合は別であるが、普通、深夜や早朝に働くと言うことは無い。)

英語では「Housekeeper」、ドイツ語では「Haushälter」、フランス語では「Gouvernante」、イタリア語では「Donna di Casa」、スペイン語では「Ama de Casa」、ポルトガル語では「Empregada」、中国語では「保姆」と言う。

家政婦は見た!」:テレビ朝日系の2時間ドラマである「土曜ワイド劇場」で放送された人気シリーズ(全26作)、及び1997年には全11話の連続ドラマとして放送されたドラマである。

主役は、「大沢家政婦紹介所」に登録していて、そこから派遣される家政婦・石崎秋子(演じるのは市原悦子)が、派遣先で見た事件(人が殺されるという事件ではない。)を、派遣先の家族に明らかにしていき、去っていく、という展開の物語である。時事ネタをアレンジしたネタを使っているなど、放送当時に話題となった事柄を劇中に登場させていることから、「時代を映す鏡」と言われるTV作品らしい所がある作品でもある。
最初に放送されたのは1983年であって、多少の間隔の差があるものの、1年に1本というペースで製作、放送されていて、2008年に第26作を以て終了した。石崎秋子を演じた市原悦子と、大沢家政婦紹介所の所長・大沢キヌヨを演じた野村昭子は最初から最後まで演じている。また、この2人は1997年のTV連続シリーズでも同じ役を演じている。

一方、1997年のTV連続シリーズは、全11回で、初回と最終回は30分拡大枠で放送されたが、それ以外は1時間枠(54分)での作品である。

どちらのシリーズでも、劇中で石崎秋子が、派遣先の家族が秘密の行動をしているのを(物陰から)こっそりと見ていた、というシーンがあって、この物語での結ちゃんはそれをパロっていました。→パロるということでは「ケータイ刑事」らしいところでした。

 

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