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ケータイ刑事銭形結8話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形結」の第8話「初恋は死の香り! ~愛はかげろうのように殺人事件 捜査編」の「裏ネタ編」の3回目となる今回は、マリリンの過去について語られた事柄から「映画」について、「インド」について、「主演」について、『「おはよう娘。は二度寝する」』の元ネタである「モーニング娘。」について、「郵便配達は二度ベルを鳴らす」について記します。尚、「映画」は「・12話[裏ネタ編]PART 4」で、「インド」は「・4話[裏ネタ編]PART 9」で記したものをベースとして、それぞれ加筆しました。

また、BS-TBSの本放送時に記した記事(感想)は「ここをクリック」してご覧下さい。

映画」:映画館で興行上映される動画作品のことである。1コマ1コマの静止画写真を連続的に見せることで、視覚的に動いているように見せる映像作品であって、それに台詞や効果音、音楽などの音響的な要素を加えたものである。(初期の映画では音声のない「サイレント映画」もある。)

映画が登場した初期(主にサイレント映画の時代)には「活動写真」と呼ばれ、音声が付いた映画(トーキー)が登場した頃になると「キネマ」と呼ばれるようになったが、「映画」という言い方が定着することになる。尚、現在では往年の作品のことを指して「活動写真」と言うこともある。また、テレビが登場してからはテレビドラマのことを「テレビ映画」と言っていた時代もある。

歴史は、1895年にフランスのリュミエール兄弟が発明したシネマトグラフが原形となったものである。(最初は音声はなし、白黒映像であった。)これに音声を追加した「トーキー」が1920年代終盤に登場し、1930年代にはカラー映像に発展した。これ以降は、画面が横長になったとか、フィルムを使わないようになったという変化はあるが、飛躍的に発展とは言えない。

尚、映画の誕生は19世紀末であるが、トーキー、カラーの登場によって飛躍的に発展していったことから、映画は20世紀が生んだ最大のものの一つと言われるようになった。

英語では「Film」と言うのが一般的であるが、芸術的作品のことは「Cinema」、娯楽作品のことを「Movie」と呼んで区別している。また、イギリス英語では「Film」ではなく「Picture」と言う言い方の方が一般的になっている。(これに対応して、アメリカ映画では「Motion Picture」と言う場合もある。)また、ドイツ語、フランス語、イタリア語、オランダ語でも「Film」と言い、スペイン語では「Película」、ポルトガル語では「Cinema」、韓国語では「ヨンファ」、中国語では「電影」と言う。

ちなみに、最近ではフィルムを使わない映画(「デジタル映画」と呼ばれ、デジタルビデオカメラで撮影を行って、デジタルデータを使ったもの)も登場している。これはアナログ的な部分を排除してしまったものであり、制作から編集、上映までの全てをデジタルデータを使って行うものである。これに関しては規格が既にあって、このシステムによって制作、上映された作品も既にいくつかある。しかし、規格に関しては頻繁に改良されているのが現状であり、発展途上でもある。これらの要因によって、映画関係者の中ではこの「デジタル映画」はもはや「映画」ではなく別のもの、という意見もある。→フィルム撮影とビデオ撮影の根本的な違いは、フィルム撮影では1コマの映像はその瞬間的な映像であって、その画像内は時間軸上では全くの同時刻であるが、ビデオ撮影では走査を行っているため、1コマの映像内でも僅かな時間差が生じており、厳密に言うと静止画と言っても時間的には同時刻のものではない。この辺りがフィルム撮影を行った作品とビデオ撮影を行った作品の質感の違いの一因でもあるのでしょうね...(それ以外にも、ビデオ撮影の方は撮像素子の影響もあるのか、階調表現がフィルムと比べて苦手ということもあります。)

インド」:正式国名は「インド共和国」(Republic of India)である。南アジアに位置する連邦共和国である。国土の広さは役330満平方キロ(世界で7番目)、人口は約12億人(世界で2番目)という大国である。(国土は日本の約9倍弱、人口は約10倍弱である。)GDPも世界では11位であるが、現在は新興工業国として急成長を続けている。また、通貨は「ルピー」である。→人口は今後10~20年の内に中国を抜いて世界一に、経済規模も世界のTOP 5入りを果たすものと考えられている。尚、インドはイギリスの植民地から独立した1947年に、パキスタン(東パキスタン(=現在のバングラディシュ)を含む)と分裂したが、もしも分裂しないでパキスタンとバングラディシュと一緒の国になっていたら、既に人口は15億人を越える計算となり、中国以上の人口を抱えていることになる。(インドは約12億人、パキスタンは約1.8億人、バングラディシュは約1.5億人である。→いずれの国も人口増加率が高いため、そう遠くない未来にはこの3国で20億突破は確実と見られている。)

首都はニューデリー(デリー首都圏の一区域である。)、最大の都市はムンバイ(以前は「ボンベイ」と呼ばれていたが、都市名が変更されたのではなく、1995年に、英語で「Bombay」と呼ばれていたのを現地語の名称である「Mumbai」に変更したため、それに合わせて日本語の名称が変更されることになった。)

多民族国家であって、宗教、言語も数多く、州毎に全く異なる公用語が制定されているという他民族多言語他宗教国家であるため「インドは国と言うよりも大陸である」と言われているほどである。一応、連邦としての公用語としてはヒンディー語(世界で3番目に話者人口が多い言語である。)が、準公用語として英語が定められている。尚、宗教はヒンドゥー教徒が最も多い。(仏教の発祥したと地であるが、現在では仏教よりもヒンドゥー教の方が浸透している。)身分制度であるカースト制度はヒンドゥー教にまつわるものである。

歴史は古く、四大文明の1つであるインダス文明まで遡ることになる。(紀元前2600年頃まで遡る異なる。)いくつかの王朝が支配する歴史を経ているが、有名なのは16世紀に成立したムガール帝国がある。が、ムガール帝国の没落によってイギリスに支配されるようになり、イギリスの植民地時代を経て、現在の独立国となったのは1947年のことである。(歴史は古いが、現在の国としての歴史はそれほど長くはない。)

農業国であって、農作物の収穫高は多い。(食糧自給率は100%を越えている。)しかし、近年はハイテク興行に力を入れていて、IT産業とバイオテクノロジーには国家が力を入れている。(近年ではインド製のICなども知られるようになっている。)また、タタ自動車が208年に10万ルピー(日本円では約30万円)の超低価格車の販売を開始したことは世界を驚かせた。(が、発火するというトラブルが起こっているということで、やっぱり「安かろう悪かろう」という雰囲気が定着してしまって...)とは行っても、工業国としても急速に発展している。

また、インドが世界一となっているのは映画の製作本数である。特にミュージカル映画の製作が盛んである。→「ケータイ刑事」で最多登板監督である佐々木浩久監督はインドのミュージカル映画に対する造詣が深いことでも知られている。

「ケータイ刑事」では、鑑識の柴田束志が南インドのタンジャブール市警から警視庁に異動して来たと「・1st.1話」で語られたが、その設定もいつの間にか忘れられてしまった...

主演」:映画、演劇、TVドラマなどに於いて、主人公を演じること、またはそれを演じる役者(俳優)のことを言う。基本的には1つの作品では「主演」は1人であるが、これは「主人公」は基本的に1つの作品では1人であるためである。ただ、2人がほぼ同等で物語を進めていくような作品では「ダブル主演」と呼ばれることがあるが、あくまでも拡大解釈である。(主人公に主として絡む役は「相手役」と呼ばれることが殆どである。)強いて言うと、男性主人公の作品で、女性の中心的なキャラのことを「ヒロイン」と呼んで、主演格として扱うことがある。

主演はその作品では顔であり看板である。そのため演技力が要求されるのは言うまでもない。が、時にはそういうことを無視して、「話題の○○」と言う知名度優先での起用もある。(ただ、学芸会レベルの痛い演技をしていると、それっきりというのも...)

また、「主演」は看板であると同時に俳優の格付けにも影響する。特に「友情出演」とか「特別出演」として名前がクレジットされる時は、必ずその裏に大人の事情が絡んでいる。

尚、群像劇で、主人公が1人とは言えないような作品も一部にあるが、こういう場合はゅうしんと成る数人を主演扱いすることもある。が、クレジットでは名前の五十音順とかアルファベット順ということにしていることが多く、逆に「主演」が存在しないと行っても良い。→このため、芸名を五十音/アルファベットで最初(若しくは最後)になるような名前を付けることもある。

英語では「Star」「Feature」「Leading」、ドイツ語では「Stern」、フランス語では「Étoile」、イタリア語では「Stella」、スペイン語では「Estrella」、ポルトガル語では「Estrela」、中国語では「主演」と言う。

モーニング娘。」:日本の女性アイドルグループ、ダンス&ボーカルグループである。略して「モー娘。」(モーむす)と呼ばれる。

デビューは1997年であって、つんくのプロデュースによるアイドルである。2000年頃から2003年頃が最盛期であった。現在も現役であるが、メンバー交代が繰り返されていて、デビュー時から在籍しているメンバーはおろか、最盛期のメンバーも現在はいない。(ということで、2000年代を語る上での過去のアイドルという認識が定着している。)尚、彼女たちは脱退時に、「卒業」と言う言葉を使っているが、この言い方を定着させたのは(一応)彼女たちの功績である。(グループを辞めるには「解雇」「追放」などもあり、「脱退」と言う言葉には何処かに負のイメージがあるが、「卒業」という言葉によって負のイメージを消した。)

「ケータイ刑事」では「M3」に登場しているが、絶頂期のメンバーは1人もおらず、かつ、2011/2の劇場公開時には既に脱退メンバーもいるというチグハグなアイドル・グループを登場させることになってしまった。(事実上、「ケー刑事」に引導を渡し、道連れにしたと言っていいですね...)

尚、「銭形結」には絶頂期のメンバーの1人である石川梨華が出演している。が、このキャスティングは「昔の名前で出ています」にしては転けたキャスティングとなってしまい、「ケータイ刑事」も沈んでいく船になってしまった。

郵便配達は二度ベルを鳴らす」:ジェームズ・M・ケインが1934年に発表した小説、及びその映画化作品、舞台か作品である。(映画化はこれまでに4度されている。)原題は「THE POSTMAN ALWAYS RINGS TWICE」である。

物語は、アメリカ・カリフォルニアを舞台にしたものであって、無頼の青年があるガソリン・スタンド兼レストランで働き始め、店主の美しい妻と関係を持ち、2人は共謀して夫の殺害計画を練る。自動車事故に見せかけて夫を殺したが、検事は保険金が掛けられていたことに疑問を持つ。が、青年は敏腕弁護士と組み、保険会社との取引で無罪となる。で、2人の新しい生活が始まる。しかし、今度は美しい妻が本当の自動車事故で死んでしまう。そして今度は2人の殺人容疑で告訴されて死刑を宣告される、というストーリーである。

最初の映画化は1939年のフランスであって、物語の舞台をフランスに置き換えている。「最後の曲がり角」という邦題が付けられ、ピェール・シュナール監督、主演はフェルナン・グラベ、コリンヌ・リュシエール、ミッシェル・シモンという顔ぶれであったが、評判は余りよくなかった。

2度目の映画化は1942年のイタリアであって、巨匠・ルキノ・ヴィスコンティ監督の処女作である。(第二次大戦中に制作されているところがまた凄い所である。)イタリア映画と言うことで、物語の舞台をイタリアに置き換えているが、ヴィスコンティ監督作ということもあって、4度の映画化の中では最も高く評価されている作品である。尚、出演は、マッシモ・ジロッティ、クララ・カラマーイ、フアン・デ・ランダ、エリオ・マルクッツオ、たちである。

3度目の映画化は1946年のアメリカで、テイ・ガーネット監督、主演はジョン・ガーフィールドとラナ・ターナーという顔ぶれである。日本では劇場未公開であるが、何かと話題となった作品である。

4度目の映画化は1981年のアメリカであって、初めてのカラー作品でもある。ボブ・ラフェルソン監督、出演はジャック・ニコルソン、ジェシカ・ラング、マイケル・ラーナー、たちである。性描写に力が入れられたこともあって、映画としたら痛いものになってしまった作品でもある。

 

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