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ケータイ刑事銭形零18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

銭形零」の第18話(2nd.5話)「富豪刑事もビックリ!勝手にコラボレーション ~刑事まつり殺人事件」の「裏ネタ編」の8回目の増補となる今回は、事件に絡んだ事柄から「観客席」について、「ライフル」について、いたこ刑事は被害者が自分のこれになったと語ったことから「身替わり」について、そしてこれを使おうとしたことから「降霊術」について、五代さんはこれでいじられていたことから「手裏剣」について記します。尚、「ライフル」は「・28話(2nd.15話)[裏ネタ編]PART 6」で、「手裏剣」は「・8話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/3/30付です。)

観客席」:劇場、競技場、体育館など客を入れる催し物に於いて、客が入る場所のこと、または客が座ってそこから見るために用意された座席のことである。また、大相撲の枡席もこれに含まれる。

催し物によっては、無償(無料)というものもあるが、演劇、コンサート、スポーツ競技など、殆どは有料となるが、「観客席」ということでは有料/無料ということは関係ない。

また、有料であっても催し物に対する位置によって隔差(値段の差)が付けられていているのが一般的である。(特にスポーツ競技の場合では、この差は大きい。)

英語では「Auditorium」または「Seat」、ドイツ語では「Sitz」、フランス語では「Siège」、イタリア語では「Posto」、スペイン語では「Asiento」、ポルトガル語では「Assento」、中国語では「觀眾座位」と言う。

ライフル」:本来の意味は、銃身の内部に施した螺旋状の溝のことである。この溝があることで、発射される弾丸は回転を与えられることになり、弾道が安定し、威力が増すことになる。(銃弾にジャイロ効果が生まれるためである。)また、その「ライフル」と呼ばれる溝を持つ銃の総称でもある。(よって「ライフル」と言うと溝のことであり、一般に「ライフル」と呼ばれている銃は「ライフル銃」というのが正しいことになる。)

ライフルが銃身に設けられるようになったのは19世紀になってからであって、19世紀後半にはこれが設けられるのは当たり前になった。軍用銃だけでなく、狩猟用、スポーツ用など、様々な銃にも採用されたことから、銃にライフルがあるのは当たり前となり、銃のことを「ライフル」と呼ぶことが一般的になった。

ライフルがあることで、発射された銃弾には「ライフルマーク(施条痕)」と呼ばれるものが刻み込まれる。これは、銃身の内径と銃弾の外径は、通常は銃身の内径の方が小さいため、銃身を通過する銃弾はライフルに沿って削られることになって、それが残るためである。(だからこそ回転が与えられて、ジャイロ効果を生じて威力が増す。)また、例え同じライフルが刻まれていても、銃の一丁一丁の銃身には微妙な違いが生じる(ライフルを刻み込む時に刃毀れが生じるため、マクロ的に見ると、完全な同一ライフルにはならず、微妙な違いがある。)ので、これが人間の指紋のように、全く同じものが2つと存在しないことになる。よって、銃弾のライフルマークを調べると、その銃弾が発射された銃を特定することが可能であり、これは科学捜査でも利用されている。

但し、近年では、ライフルを持たない銃身の銃もある。これは、ライフルだと、溝の隙間から僅かな空気の漏れなどがあって、それによるエネルギーの損失が(僅かだが)起こるということが分かり、そのような損失がより小さくなるような形状はないか?と研究開発された「ポリゴン銃」(「ポリゴナルライフル」と呼ばれることもある。)と呼ばれる銃が登場したためである。これは銃身にライフルは無く、銃身の断面がよれた多角形(六角形が多い)をしている。このポリゴン銃にはライフルが無いため、これから発射された銃弾にはライフルマークは生じない。→近年では銃を使った犯罪者はポリゴン銃身の銃を使うというのが常識である。

日本では、狩猟用と競技用のライフル銃の所有であれば、所持条件を満たしていれば所有することが認められている。(条件は狩猟用と競技用とでは異なっている。)

一方、「ライフル銃」はライフルを持つ銃の総称であるが、元々は軍用の小銃のことを指していた。である。(「小銃」と「ライフル銃」とは本来は別物であるが、「ライフル」はライフルを供えた銃の総称という意味を持ったことで、「小銃=ライフル」ということになった。但し、「ライフル=小銃」という図式は成立しない。)

ライフル銃を使用するキャラクタということで有名なのは、「ゴルゴ13」に登場するプロの殺し屋・スナイパーのデューク東郷や、西部警察の団長・大門圭介といったところですね。

英語、スペイン語、ポルトガル語では「Rifle」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Gewehr」、フランス語では「Fusil」、イタリア語では「Fucile」、中国語では「歩槍」と言う。

身替わり」:「身代わり」という表記もある。(「代わり」はある役割を別のものが果すこと、「替わり」は別の新しいものになること、または役目が別の人に回ることを言う。)他の人にかわってその役割をすること、またはそのかわりとなる人のことを指す。(あくまでも人である。)

この物語では、いたこ刑事のかわりに撃たれた、ということで「身替わり」という言い方になるが、撃たれたのがだるま刑事だったら、言葉としては「身替わり」ではなくて「代わり」と言うことになりますね。

英語では「Victim」、ドイツ語では「Opfer」、フランス語では「Victime」、イタリア語では「Vittima」、スペイン語では「Víctima」、ポルトガル語では「Vítima」、中国語では「替身」と言う。

降霊術」:「交霊術」という表記もある。死者の霊魂が生きている人と交わるための術を「交霊術」と呼ぶが、「降霊術」はその中の一つの穂法である霊魂を降ろす術のことを言う。霊を降ろすのは霊媒と呼ばれる人である。また、霊は、光を嫌うため、部屋を真っ暗にして行うのが基本である。(「・4話」や「・3rd.8話」ではちゃんと部屋を暗くしていましたね。)また、霊の存在を信じない人がいると失敗する確率が高くなるので、その際にはそういう人を外すというのも基本である。

中世のヨーロッパでは、悪魔を呼び寄せたりする魔術師がいるが、それも儀式ということでは(言葉の定義上)含まれることになるが、悪魔と霊魂は別物として、区別するのが基本である。

英語では「Necromancy」、ドイツ語では「Geisterbeschwörung」、フランス語では「Nécromancie」、イタリア語では「Negromanzia」、スペイン語では「Necromancia」、ポルトガル語では「Necromancia」、中国語では「降神策略」と言う。

手裏剣」:手の中に持ち、敵に投げつける小刀(武器)の総称である。元々は非常時に使用するものであったが、先を尖らせた鉄製のものが導入されると、携帯用の武器の一つとして発展していくことになった。特に、忍者が使用する武器の代表的なものとして知られている。(但し、これは映画やテレビの時代劇の影響が大きい。)

忍者を主人公とした映画では、見栄えを良くしたり、画面写りがよいものとして「卍」型のものが登場しているが、そういうものは忍者は使用しておらず、フィクションの世界のものである。(忍者屋敷などに見学に行くと、ガッカリさせられることがあるが、フィクションの世界が一般的に広がった例の一つということである。)

歴史的には結構古く、室町時代に登場しているが、当時のものは棒状のもの、またはそれを十字に組み合わせたもの(「十字手裏剣」と呼ばれる。)であった。(後に、「棒手裏剣」と「車剣」と呼ばれるようになる。)脇差や短刀などでは投げにくいということで、それが改良されて、敵に投げつける武器として登場したものである。(但し、「手裏剣を投げる」とは言わずに「手裏剣を打つ」と言う。)

「手裏剣」は殺傷能力のある武器になるため、現在、手裏剣を持ち歩こうとすれば、刃の長さなどから銃刀法違反となる可能性がある。(法的には「手裏剣」としてではなく、刃物の一つとして取り締まられることになる。)

また、映画に登場した卍型の手裏剣のイメージが広がっていることから、そういう手裏剣を的に向かって投げて(「打って」と言うべきであるが...)楽しむというスポーツも生まれている。

英語では「Throwing Knife」、ドイツ語では「Werfen von Messer」、フランス語では「Jetant Couteau」、イタリア語では「Coltello Che Getta」、スペイン語では「Cuchillo Tirando」、ポルトガル語では「Faca Lançando」と言っていたが、忍者ブームが世界に広がったこともあって、現在では殆どの言語で日本語をローマ字にした「Shuriken」と言う。また、中国語では「撒手劍」または「手裏剣」と言う。

 

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