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ケータイ刑事銭形零19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形零」の第19話(2nd.6話)「演技が出来ずして演出が出来るか! ~連続監督殺人事件」の「裏ネタ編」の2回目の増補となる今回は、この物語が現実と虚構の間を飛んだ物語だったということから、「現実世界」について、「時空」について、冒頭で逮捕しようとしていた犯人の容疑「オラオラ詐欺」の元ネタである「オレオレ詐欺」について、ラストで五代さんはこの犯人のことをこういったことから「雑魚」について記します。尚、「オレオレ詐欺」は「・25話(2nd.12話)[裏ネタ編]」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/3付です。)

現実世界」:「現実」とは、現に事実としてあること、またはそのもの、その状態のことを言う。また、実際に存在する物事のことでもある。(「虚構」「フィクション」などのように人によって想像的に作られたものではない。)また、哲学の世界では、理想に対するものとしての現実のことを指して言う。

一方、「世界」の方には様々な意味がある。(実在する万物の全てを含む空間、地球上の国、または地域のこと、人間世界全体のこと、同類の集まった集のこと、も特はその社会のこと、特定の考え、宗教、学説などを共有する人の集まりのこと、等を指す。)その中でも「現実」と繋がった場合は実在する万物の全てを含む空間という意味になることが多い。

ということで、「現実社会」とは、現にある世の中、世界のことを指すことになる。(強いて言うと、目の前にある実在する空間、社会のことになる。)または、空想によって生み出された世界に対して、空想ではない現存する実社会のことを対比する言葉としても使われる。

尚、「ケータイ刑事」の世界はフィクションの世界であるが、その中にネタとして、現実にあった出来事が語られていることがあって、そういう物語としては「・7話」が特に有名である。

英語では「Reality World」、ドイツ語では「Wirklichkeitswelt」、フランス語では「Monde de la Réalité」、イタリア語では「Mondo di Realtà」、スペイン語では「Mundo de Realidad」、ポルトガル語では「Mundo de Realidade」、中国語では「現實世界」と言う。

時空」:「時間」と「空間」の両者のことである。元々は物理用語であって、物理の世界ではこれらは絶対的なものとされていた。(この理論を基礎として、物理学が成り立っていた。)

これに対して、アインシュタインの相対性理論によって三次元空間に時間という次元を加えた四次元世界を論理的に説明し、たことで、時間と空間を同時に考慮する必要性が生まれることになった。で、その際に、三次元空間と時間を同時に考察、見当する四次元世界の概念として、「時空」という概念が導入されて、定着した。

尚、SFの世界では、ワープ航法などのように、時間と空間を飛び越えて航行するものが登場したり、タイムマシンの用に時間を自由に往来することが出来るものが登場したことで、時間と空間を一緒に語ることが多々必要となり、「時間と空間」という意味で「時空」と言う言葉が一般的に使われるようになった。(相対性理論をはじめ、高次元理論のことまでは考えておらず、文字通りの「時間と空間」という意味での使用である。)

英語では「Space-Time」(「Spacetime」という表記もある。)、ドイツ語では「Raumzeit」、フランス語では「Espace-Temps」、イタリア語では「Tempo di Spazio」、スペイン語では「Tiempo del Espacio」、ポルトガル語では「Espaço-Tempo」、中国語では「時間和空間」と言う。

オレオレ詐欺」:現在は「振り込め詐欺」という統一名称で呼ばれる詐欺行為(当然、犯罪行為である。)それまでは「オレオレ詐欺」「なりすまし詐欺」「架空請求詐欺」「振り込み詐欺」「電話詐欺」などの複数の言い方があったのだが、2004年12月に警察庁が、架空請求詐欺の類を統一名称として「振り込め詐欺」と定めた。

若い人の声で、高齢者をターゲットにして、その人の子や孫を装い、困窮した状況を伝えてお金が必要と欺し、指定した口座にお金を振り込ませるという詐欺行為(犯罪行為)である。その例としては、交通事故で示談金が必要、金融業者への返済、というものが多かった。

これらの犯罪が多発すると、ニュースが手口を詳しく報道したこともあって、それを聞いた者たちが、この程度のことならば出来る、と思わせたことで模倣犯が増えたということで、報道体制についても問題となった事件でもある。

尚、現在、銀行のATMコーナーが携帯電話の使用を禁じている(意図的に妨害電波を出しているというものも含む。)のは、この手の事件は携帯電話を使って振り込みを支持していることが多ということで、事件を防ぐ目的で行われるようになったものである。

また、事件が多発すると、注意を呼びかける報道も行われるようになったが、手口の方もより巧妙になって、様々な手口で欺してお金を振り込ませようとする事件が次々と発声していった。(イタチごっこというやつですね。)尚、この手の詐欺は現在でもあの手この手と考えられて、異なるシチュエーションで現在でも多発している。→本当に良く考えるものだと感心してしまうが、人を騙すことではなく、もっと別のことに頭を使ったらと思います。(最近では東日本大震災の義援金を振り込め、と言って騙そうとする振り込め詐欺が発覚しているので、ご注意を...)

尚、これらの電話がかかってきた場合(詐欺に遭いそうになった場合)は、冷静に対応することが重要であった、相手の言葉を100%鵜呑みにするのではなく、まずは相手の連絡先(電話番号など)を聞き出し、改めて連絡することにして、また、名前の出てきた自分の近親者に(別ルートで)事実を確認することを怠らなければ、大抵は欺されることはない。(連絡先を語らなければ、振り込め詐欺であると判断して問題無い。)兎に角、電話の相手の言葉を鵜呑みにせず、事実を確認することが大事である。

英語では電話を使った詐欺と言うことから「Phone Fraud」と言い、他の言語でもほぼ同様であって、ドイツ語では「Lockanruf」、フランス語では「Téléphonez la Fraude」、イタリア語では「Frode di Telefono」、スペイン語では「Fraude Telefónico」、ポルトガル語では「Telefônico Fraude」、中国語では「匯款詐騙」と言う。

雑魚」:「ざこ」と読む。また、「雑喉」という表記が用いられることもある。種々入り交じった小さな魚のこと、商品価値の低い魚のことを言う。また、サイズの「小さい魚」の総称としても使われる。

それらの意味から転じて、大物に対して器の小さい小物のこと、下っ端の人のこと、若しくは小物の集まりのことを比喩的に指すのにも使われる。

尚、「じゃこ」と読むと、だし汁を取るのに使われる煮干しのことを指す。

英語では「Small Fish」または「Small Fry」、ドイツ語では「Kleiner Fisch」、フランス語では「Petit Poisson」、イタリア語では「Piccolo Pesce」、スペイン語では「Pez Pequeño」、ポルトガル語では「Peixe Pequeno」、中国語では「小雜魚」と言う。

 

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