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ケータイ刑事銭形海1話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形海」の第1話「マーメイド刑事登場 ~素もぐりクイーン殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、冒頭の高村さんの遭難劇から、「遭難」について、「漂流」について、これに乗っていたことから「ゴムボート」について、出発点である「サンタモニカ」について、「ビーチ」について、ここを超えてきたと言うことから「太平洋」について記します。尚、「ビーチ」は「・23話[裏ネタ編]PART 7」で「砂浜」として記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/6付です。

遭難」:生死に関する災いに遭うことを言う。特に、山や海での生死に関わる危険な状態に陥った場合(登山で迷う、雪山に閉じ込められるなど、自力で帰還することが不可能になった場合、または海で行方不明になる、船の事故に遭う、など)を言う。

尚、「遭難」は生死に関することであって、怪我の有無は関係ない。また、怪我によって自力で期間が不能になっても、仲間におぶられて、仲間は自力で帰還した場合は「遭難」とは言わない。

この物語では、高村さんは海で行方不明になり、ゴムボートで漂流したが、これは生命の危機にさらされており、怪我はしていないが立派な「遭難」ということになる。

英語では「Accident」、ドイツ語では「Unfall」、フランス語では「Accident」、イタリア語では「Incidente」、スペイン語では「Accidente」、ポルトガル語では「Acidente」、中国語では「遇難」と言う。

漂流」:水上、海上を漂い流れることを言う。また、ボートなどに乗っていても、浮かんでいる物に捕まっていても、または何も物がなく水に浮かんでいても、いずれもが漂っていれば「漂流」ということになる。→船が遭難した場合、その船が自力で動くことが出来なくなって海流に流されている場合も、船が沈んで救命艇で流されている場合も、海に浮かんで流されていても、いずれもが「漂流」ということになる。

尚、海難事故に遭うと、漂流することになるのが普通である。またも「十五少年漂流記」「ロビンソン・クルーソー漂流記」など、海難事故で表裏有したこと穂テーマにした小説も有名である。

英語では「Drifting」、ドイツ語では「Treiben」、フランス語では「Dériver」、イタリア語では「Andando alla deriva」、スペイン語では「Flotando」、ポルトガル語では「Acumulando」、中国語では「漂流」と言う。

ゴムボート」:中に空気を入れて膨らませて使用する小型の船舶のことである。「インフレータブルボート」(Inflatable Boat)と言うが、一般的には「ゴムボート」という言い方で定着している。尚、「ゴムボート」という名称から、ゴム製と思われがちであるが、風船のような単層のゴムではなく、合成繊維、機密性の高いビニール、合成ゴムなどを何層も貼り合わせた布に加工したものを用いている。(風船のようなものだったら、ちょっとしたことで割れてしまい、安全性が確保できないのは言うまでも無い。)

また、大きさは小さいもの(数人乗り)が一般的であるが、空気を入れることで船になるため、船舶や飛行機の救命ポートとして、普段は空気を抜いた状態で小さくして収容されているが、二桁の人数が乗ることが出来るものもある。

動力は持っていないものが一般的であるが、モーチーボートのエンジンを搭載していたり、船舶用ジェットエンジンを供えて高速が出せるようになっているゴムボートも一部にはある。特に、レジャー用のゴムボートは数人(2~3人)乗り、艪を使う、というものが一般的である。→高村さんはそれによって太平洋を横断(アメリカ・サンタモニカのビーチから日本まで)したことになっているが、食料などの問題を別途考える必要があるものの、普通に考えると太平洋を横断するというのは奇跡と言って良いことである。→高村さんは普段の行いが良いと考えて良いでしょうね。

英語では「Rubber Boat」、ドイツ語では「Gummiboot」、フランス語では「Bateau du Caoutchouc」、イタリア語では「Ricopri di Gomma Barca」、スペイン語では「Barco de Caucho」、ポルトガル語では「Barco de Borracha」、中国語では「橡膠小船」と言う。

サンタモニカ」:英語では「Santa Monica」、アメリカ・カリフォルニア州にある都市である。ロサンゼルスの西に位置する都市であって、太平洋に面する観光保養都市、かつ、衛星都市である。また、マリンスポーツのメッカであって、ヨット、サーフィンなどが盛んである。人口は9万人弱であるが、夏期はリゾート客によって大いに賑わっている。

また、年間の晴れの日数が非常に多い都市であって、年間でも85%は晴れということで知られている。(これも、保養地として、また観光都市として発展する理由の一つになっている。)

尚、ロサンゼルスの近郊にあることから、アメリカ(ハリウッド)映画でも非常によく登場する場所でもある。特に遊園地のサンタモニカ・ピア、ショッピング・モールのあるサンタモニカ・サードストリートは、名前までは知らなくても、現地の写真を見たら、色々な映画を思い出すという映画ファンも多いことでしょうね。(海岸沿いのヤシ並木道も有名であるが、ヤシ並木はサンタモニカ以外でも映画には色々と登場している。)

この物語は2007/7/7が本放送であって、高村さんは4ヶ月漂流したということだったので、亜月にサンタモニカのビーチに来たことになる。が、この地は保養地でもあり、温暖な気候であるため、3月に海で遊ぶということも十分あり得る。(それでも少し早いと思いますけど...)

ビーチ」:日本語では「砂浜」と言う。砂が堆積した海岸のことを言う。基本的には海沿いの土地である「海岸」であるのだが、大きな湖の場合であれば、その湖岸の砂が堆積した場所も「砂浜」ということがある。尚、川の上流から流されてきた砂が河口付近に堆積して出来る場所もあるが、その場合は「砂州」と言って「砂浜」とは言わない。

ビーチにある砂は、基本的に海から波によって運ばれてきたものであって、それが陸に打ち上げられて堆積したものということになる。海岸には岩場が中心の岩礁海岸と、砂が堆積した砂浜海岸とに大別されるが、地形、海流などの影響で大きく変化するため、一概には言えない。また、珊瑚の生息する海域では、新鮮な水のある所でサンゴ礁は育つが、海岸線になると珊瑚が死滅して、それが砂になった砂浜になりやすい。(珊瑚が元になっていることから「珊瑚海岸」と呼ばれることもあり、珊瑚海岸は砂の色が白いのが特徴である。)

英語では「Beach」と言い、その単語をそのままカタカナにして「ビーチ」と呼ばれているが、日本語で「ビーチ」と言うと、海水浴場などの行楽地として整備された場所のことを特に指す。一方、開発されていない自然のままの砂が堆積している海岸のことは「砂浜」と言うのが普通であって、丘のようになっていると「砂丘」と言うこともある。(但し「砂丘」は砂による丘であるため、海岸線にない内陸にあっても「砂丘」と呼ばれる。)また、そういう場所は「ビーチ」とは言わないことが多い。→「ビーチ」と言うと夏の間は多数の人で賑わう場所というイメージが定着している。(尚、「ビーチ」の中には人工的に砂を入れて作られたものも多数ある。)

英語では「Beach」、ドイツ語では「Strand」、フランス語では「Plage」、イタリア語では「Spiaggia」、スペイン語では「Playa」、ポルトガル語では「Praia」、中国語では「灘」と言う。

太平洋」:三大洋の一つであって、かつ、地球で最大の面積を誇る海である。(地球の表面積の約1/3が太平洋である。この面積は、地球上の全陸地の面積よりも広い。)ユーラシア大陸、オーストラリア大陸、南極大陸、南北アメリカ大陸に囲まれている。(これらの地域は地震活動の多い場所でもある。)また、島の数も多く、地球上にある島の半数以上が太平洋にある。

ややこしい話となるが、太平洋は東半球(東経の地域)と西半球(西経の地域)の両方に属している。その内、東半球にある太平洋を「西太平洋」、西半球にある太平洋を「東太平洋」という。(→太平洋の真ん中に、南北で東経/西経180度が通っていて、そこから東側が西半球で、西側が東半球である。これは地図を見たら分かることですが...)また、赤道を境にして、北側を「北太平洋」、南側を「南太平洋」と言うが、4つに分けて「東北/東南/北西/南西太平洋」と呼ばれることは殆ど無く、あくまでも「東西」または「南北」のいずれかに分けられるのが一般的である。

「太平洋」の名前は、1520年にマゼランが世界一周の航海を行った時、マゼラン海峡から入ったが、その時、大西洋は荒れ狂っていたが、新たに入った海は穏やかだったことで、「平和な海」であったことからこの名前が付いた。よって、元々の意味に「太平」という意味があるため、日本語では「太平洋」と言い、「大西洋」とは違って感じが「大」ではなく「太」である。(「大平洋」ではない。)

平均深度は4028mという説、4188mと言う説、4282mと言う説がある。(いずれにしても4000m強ということになる。)また、最大深度はマリアナ海溝(ビチアス海淵)の10911mであって、ここは地球上の海の中で最も深場所である。

英語では「The Pacific」、ドイツ語では「Der Pazifik」、フランス語では「Le Pacifique」、イタリア語では「Il pacifico」、スペイン語では「El Pacífico」、ポルトガル語では「O Pacífico」、中国語では「太平洋」と言う。

 

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