ケータイ刑事銭形零21話(2nd.8話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]
「銭形零」の第21話(2nd.8話)「基本的にアレな訳なんだけど ~銭形零の悪夢」の「裏ネタ編」の2回目の増補となる今回は、零ちゃんの最初の夢の所から、これをしていたことから「発声練習」について、零ちゃんのこれが登場したことから「ニセモノ」について、ニセモノはこう言っていたので「瓜二つ」について、ニセモノは零ちゃんにこれをさせようとしたことから「暗算」について、零ちゃんにこれを出して下さいと言わせたことから「問題」について記します。尚、「ニセモノ」は「零・13話[裏ネタ編]PART 8」で記したものをベースにして加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/17付です。)
「発声練習」:単に「発声」という場合や「ボイストレーニング」と言う場合もある。発声法を鍛える練習のことである。声を出すだけであれば、誰でも出来ることであるが、この練習は、滑舌良く話すためのものや、喉や舌の使い方、呼吸法などを学び身につけることで、より綺麗な声を出すようにするための練習である。
歌手や俳優になろうという人はこれを受けるのは当たり前とされていて、特に歌の場合は、歌の練習を含めて特に「ボイス・レッスン」と言う場合もある。
英語では「Vocal Practice」または「Voice Training」、ドイツ語では「Übung in Vokalisation」、フランス語では「Pratiquez dans la Prononciation」、イタリア語では「Pratichi in Vocalizzazione」、スペイン語では「Practique en Vocalización」、ポルトガル語では「Pratique em Vocalização」、中国語では「發音練習」と言う。
「ニセモノ」:漢字では「偽物/贋物」という表記と「偽者/贋者」という表記がある。前者は物に対して使う場合に、後者は人に対して使う場合に用いられるものである。また、カタカナ、または平仮名表記した場合は、人/物の両方に使われる。
物に対しては、本物に似せて作った物、偽物(ぎぶつ)、偽造品、贋物のことを指し、人に対しては、その人ではなくて、本人に成り代わっていて偽りを称している人のことを指す。
尚、「偽物」というと、人を欺す悪いイメージがあるが、有用な偽物というものもある。→例えば、本物を真似て作られた「レプリカ」と呼ばれるものがそれに該当する。これは博物館や美術館の展示物として利用されることが多い。
人の場合も同様であって、偽者というとやはり悪いイメージがあるが、影武者と呼ばれる存在の偽者の場合は、中世の欧州や日本の戦国時代では、主人を守るため、更には戦略的にも利用されていた。(真田幸村が影武者を派手に使っていたといわれている。)また、黒澤明監督の映画「影武者」は、武田信玄の影武者をテーマにした作品である。
この物語をはじめ、「ケータイ刑事」の「悪夢シリーズ」(零、雷、海、結でありました。)では銭形のニセモノというのがお馴染みになっているが、全てはこの物語のニセ銭形零から始まっている。
「偽物」は英語では「Imitation」または「Fake」と言い、ドイツ語では「Fälschung」または「Imitation」(英語と発音は異なる。)、フランス語では「Imitation」(英語と発音は異なる。)、イタリア語では「Imitazione」、スペイン語では「Imitación」、ポルトガル語では「Imitação」、中国語では「冒牌貨」と言う。また、「偽者」は英語では「Pretender」、ドイツ語では「Betrüger」、フランス語では「Imposteur」、イタリア語では「Impostore」、スペイン語とポルトガル語では「Impostor」(但し、発音は異なる。)、中国語では「假冒者」と言う。(やはり、物と人では別の単語が用いられている。
「瓜二つ」:顔形がソックリで、見分けがつかないほどよく似ていることを例えた言い方(慣用句)である。
「瓜」は瓜の実(果実)のことであるが、それ以外にもキュウリ、白瓜、スイカ、ヘチマ、カボチャ、ユウガオなどの総称でもある。これらの実(果実)は、縦に二つに割った場合、2つの瓜の形が全く同じ形をしていることに由来した慣用句である。
主に、兄弟の場合で顔形が似ている場合に対して用いる言葉である。また、親子の場合では「生き写し」という言葉が使われることもある。(赤の他人の場合でも「瓜二つ」と言われることがあるが、「他人のそら似」と言うこともある。)
ちなみに、一卵性双生児であれば「瓜二つ」と言う言葉がピッタリということになるが、二卵性双生児の場合は似ていない場合もあり得るので、全ての双子の対して「瓜二つ」という言い方が当てはまると言うことは言えない。
英語では「As An Egg To Another」という言い方がある。また、中国語では「很相似」と言う。
「暗算」:筆算、珠算、電卓、計算機などの方法を用いることなく、頭の中で計算することをいう。尚、計算の種類(四則演算)の種類に関係なく、頭の中で行う計算は全て「暗算」と呼ばれる。特に簡単な桁数の少ない計算や、釣り銭計算などの加算や減算などは誰でも普段から行っていることでしょうね。
また、九九を暗記していると、乗算や除算も容易に出来るようになる。(但し、乗除算の場合は桁数が少ない範囲で、2、3桁というのが一般的ですね。)
尚、そろばんを学んでいると、暗算をする際、そろばんを思い浮かべて頭の中で計算することで、数桁の四則演算であれば暗算で出来るようになる。
九九を暗記するのは、現在では小学校で当たり前であるが、更に、11から20ぐらいまでの自乗も頭に入れておくと、やはり暗算をする場合、役に立ちます。(ちなみに、11から20の自乗は、順に121、144、169、196、225、256、289、324、361、400、である。→二桁の乗算を暗記しておくべきとは思わないが、自乗に関してはこれぐらいの範囲は暗記しておくべきである。)
最近では電卓を使うのが当たり前のようになっているが、簡単な四則演算であれば暗算で出来る用にしておくべきである。また、これはボケ防止にも役立つと言うことが分かっているので、日頃からちょっとした計算(買い物の時の合計額や釣り銭の計算)程度は暗算でやりましょう。
英語では「Mental Arithmetic」、ドイツ語では「Geistiges Rechnen」、フランス語では「Arithmétique Mentale」、イタリア語では「Aritmetica Mentale」、スペイン語では「Aritmética Mental」、ポルトガル語では「Aritmética Mental」、中国語では「心算」と言う。
「問題」:いくつかの意味があるが、大別すると、回答を求める「質問」というニュアンスのものと、手を打つ必要がある「課題」というニュアンスのものとがある。
学校の定期試験や入学試験で出題されるもの、クイズで出題されるものなどは、回答を求められる「問題」の具体的な例である。(この物語の「問題」もこれである。)一方、後者のニュアンスの「問題」としては、解決するべき事柄、社会問題などが具体的な例ということになる。
尚、大学などで研究されている事柄については、「課題」という意味の問題ということになる場合と、その問いかけに対する答えはということで「質問」という意味の問題の両者にまたがっているということが言える。
それ以外では、世間で話題となっている事件のこと、注目を集めている事柄のことを指す場合もあるが、「問題」と言う言い方以外に「話題」という言葉が使われることも多い。
「質問」という意味の「問題」は、英語、フランス語では「Question」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Frage」、イタリア語では「Domanda」、スペイン語では「Pregunta」、ポルトガル語では「Pergunta」、中国語では「問題」と言う。一方、「課題」という意味の「問題」は、英語では「Problem」、ドイツ語では「Problem」、フランス語では「Problème」、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Problema」(但し、発音は異なる。)、中国語では「問題」と言う。
※8/8~8/11には、久しぶりに「名曲探偵アマデウス」の新作がありますので、今週の火曜~金曜は、いつもとは少し違った順番で記す予定です。
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