「竜火」 [映画(洋画)]
表題の作品は1999年の香港映画「ドラゴン・ヒート」である。英語タイトルは「DORAGON HEAT」である。日本での公開は1999年8月であった。本作はロードムービーであり、鬼才・エリック・コットの手腕が発揮された作品である。
作品データを記しておくと、時間は65分、製作、監督、脚本はエリック・コットである。そして出演は、エリック・コット、THE ME、アニタ・ユン、カレン・モク、ジャッキー・チュン、イーキン・チェン、スー・チー、ハーレム・ユー、チーラン・チョン、スティーヴン・フォン、グラスホッパー、森山達也、ホフディラン、ブラックキャッツ、マジック、野沢トオル、小島健二、ジャッキー・チェン、シュウ・ケイ、たちである。尚、出演者の名前を見ると、香港映画界のビッグ・ネームが並んでいるが、「ロードムービー」ならではの出演である。
香港から来た男と札幌から来た少女が東京で出会う。で、2人は北京の天安門広場の前で写真を撮りたい、と思い、旅立つことにした。そんな2人は、北京に向かう途中で立ち寄った香港で、思いがけない事態に巻き込まれてしまって...
香港映画界のスターが次々と登場してくるのはロードムービーならではというところであって、香港映画のお馴染みのスターを見ることが出来るのは嬉しいところである。(というより、これがあるから、本作品を見る価値があると言っても良い。)が、都合がちょっと良すぎるところもあって、これが「?」ということを感じさせてしまうことになる。
が、何が起こるか分からないというロードムービーの醍醐味はあるので、それなりには楽しめる作品である。(多くを期待しないで見ることにした方がよい。)
↓実験作ということではこっちの方がずっと良かったですね...(そういうこともあるのか、本作はソフトが無い...)
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