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VAN McCOY『NIGHT TIME IS LONELY TIME』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1966年に発表されたアルバムである。'70年代のディスコ・ブームの少し前に、彼が放ったサウンドはディスコ・ブームを呼び起こすことなったことで知られている。それだけに、ディスコ・サウンドという印象が強い彼であるが、本アルバムは作曲家として主にソウル・ミュージックの作曲家として活躍していた'60'sに、彼の初のソロ・アルバムとして発表されたものである。よって、'70'sの彼を知っている者にすると、本アルバムの世界は完全に別世界(ソウル系のボーカル・アルバムである。)のように感じられるであろうが、彼のソロとしてのキャリアはここから始まっているのである。(それ以前には、いくつかのグループに参加していました。)

収録曲は以下の全11曲である。『Night Time Is Lonely Time』『My Reverie』『You Were My First Love』『How High The Moon』『I Can Dream Can't I ?』『The House That Love Built』『Through A Long And Sleepless Night』『A Young Fool In Love』『I'll Close My Eyes』『I Get Along Without You Very Well』『Everytime We Say Goodbye』。

この中では、『The House That Love Built』がアルバム未収録曲であるシングル『I'll Wait For You』のカップリング曲としてシングルのB面に収録されてリリースされている。

お薦め曲は、アルバム・タイトル・ナンバーでもある『Night Time Is Lonely Time』をはじめ、『My Reverie』『How High The Moon』『A Young Fool In Love』『I'll Close My Eyes』『Everytime We Say Goodbye 』という所をピックアップしておく。

彼のサウンドは、'60'sのもの、'70'sのものは随分と違っているということ、また、「VAN MaCOY & THE SOUL CITY SYMPHONY」という名義でインスト・ナンバーを中心にリリースしたものでは随分とサウンドが異なっているが、それだけ才能豊かで幅広いサウンドに対応できる音楽家であり、プロデューサであったということである。1979年に39歳でこの世を去ってしまうのだが、存命であれば、'80'sサウンドにも色んな流れを生み出していたであろうと思えるだけに、早世したのは残念であった。

本アルバムはそんな才能豊かな彼の若い頃(26歳)の時の作品であり、やはり聴いておきたい所である。じっくりと聴き入るのも良いが、まずは軽い気持ちで聴いて、彼のソウルに触れるということから始めたら如何ですか。

 

Night Time Is Lonely Time

Night Time Is Lonely Time

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Super-Bird
  • 発売日: 2010/09/28
  • メディア: CD


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