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VILLAGE PEOPLE『VILLAGE PEOPLE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1977年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。尚、フル・アルバムではなくて「ミニ・アルバム」と言った方が正しいが、「アルバム」として扱われているため、ここでも「アルバム」として扱うことにする。(実際、アルバム・チャートにもランクインしていますし...)

ディスコブームの到来で、猫も杓子も「ディスコ・サウンド」へ、という方向に流れた当時の音楽シーンであるが、そのブームの中心に位置することになる彼らの記念すべきデビュー・アルバムである。但し、「記念すべき」ということになるのだが、現在ではベスト盤なども複数リリースされているだけに、内容的には当時はともかく、現在では不満に感じることの多いアルバムである。(そのため、聴く目的ではなく、コレクターとして、CDではなく、当時リリースされたアナログ盤(LP)を探して持っていた方が寄り高い価値があるアルバムと言って良い。→聴くのであるば、複数のベスト盤で十分と言うことになってしまう...)尚、チャート成績は、アメリカではBillboardで最高位54位であったが、イギリスでは最高位45位を記録している。

収録曲は以下の4曲である。『San Francisco (You've Got Me)』『In Hollywood (Everybody Is A Star)』『Fire Island』『Village People』。

この中からシングル曲としては、『San Francisco (You've Got Me)』がデビュー・シングルとしてリリースされて、イギリスで最高位46位を記録、2nd.シングルとして『Village People』がBillboardのダンス・チャートで1位を獲得している。

尚、いずれの曲も5分台であって、トータルでは22分強であるため、完全に「ミニ・アルバム」と言って良い内容とボリュームである。(アルバムと言うと、余りにも曲数と時間が短すぎて、「不景気レコード」の極地と言ったらよいアルバムである。また、CDではDISC容量の30%弱であるため、資源の無駄遣いと言って良いですし...)

本アルバムでデビューしてから'70'sの間の彼らの勢いは凄かったが、本当のピークは1978年である。但し、UKでは1曲が1位を獲得しているが、アメリカではNo.1の座は獲得できなかった。(2位まで上昇したのですが...)が、本アルバムから2年半ほどは正に勢いのあった時期であった。そういうことで、彼らのヒットの原点であるアルバムということで、記念碑的な意味で本アルバムを持っていても悪くないかと...(但し、価値が出るのはアナログ盤でと言うことになりますけど...)

本アルバムはそういう意味で、聴くために持っているアルバムではなく、コレクターとして所有していることに意味のあるアルバムである。(聴くのであれば、ベスト盤の方が方の曲も収録されているので、本アルバムの存在価値は低い。)こういうアルバム(あくまでもLPでの話であって、CDではそういう価値も低くなっているでけに...)もあっても宜しいかと...

 

↓本アルバムのCD版ですが、余り価値は無い...

Village People

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Polygram Records
  • 発売日: 1996/03/19
  • メディア: CD

 

↓聴くのであれば、こちらのベスト盤の方がお得です。

ヴィレッジ・ピープル・ベスト・セレクション

ヴィレッジ・ピープル・ベスト・セレクション

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2009/09/09
  • メディア: CD


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