SSブログ

「4 FOR TEXAS」 [映画(洋画)]

表題の作品は1963年のアメリカ映画「テキサスの4人」である。日本では1963年12月に劇場公開されている。アルドリッチ監督によるシナトラ一家の西部劇であるが、シナトラ一家の作品ということで、コミカルな所もある作品でもある。

作品データを記しておくと、時間は123分、監督はロバート・アルドリッチ、脚本はロバート・アルドリッチとテディ・シャーマンの2人、撮影はアーネスト・ラズロ、音楽はサミー・カーンとジミー・ヴァン・ヒューゼンの2人である。そして出演は、フランク・シナトラ、ディーン・マーチン、アニタ・エクバーグ、ウルスラ・アンドレス、チャールズ・ブロンソン、ヴィクター・ブオノ、ジャック・イーラム、マイク・マザーキ、ニック・デニス、たちである。

銀行の用心棒であり、とばく師でもあるザックとジョーは、偶然にも駅馬車に乗り合わせる。その駅馬車は銀行家に大金を運んでいた。その駅馬車がマトソン率いる強盗団に襲われる。しかし、ザックとジョーの奮戦で撃退した。一味は、ザックを殺し、輸送中の大金を奪うように銀行のバーデンに命じられていたのだった。しかし、その計画は失敗に終わった。が、どさくさに紛れてジョーはその金を奪うと、逃げていった。それから数日後、町にジョーが現れたことを知ったザックは、ジョーを攻撃することを考え、腹心たちを連れてジョーと会おうとする。で、指定場所のレストランで落ち合った。が、暗闇からザックを狙っているマトソンの銃口に気づいたジョーがマトソンを撃った。で、ザックとジョーはそのまま別れた。そんな中、川船でとばく場を開くための出社を探していた未亡人のマクシンにジョーは出資することを引き受けた。一方、バーデンはザックを使って川船を乗っ取る計画を進めていたが、ザックの副業である仲買いの綿の陸上げ作業をしている時に船を沈没させて、全ての罪をザックに押しつけようとした。ジョーはバーデンの櫻美の証拠を掴み、それを盾にして船着き場を借りることに成功した。そして川船が就航する日がやってきた。ザックは殴りこみをかけ、様子を見に来たジョーと殴り合いが始まる。が、2人は船内の倉庫に転落し、そこに沈没した綿を発見した。これによってバーデンの悪企みに気づくことになった。そんな所にバーデンの一味も殴り込みを掛けてきた。で、ザックとジョーは手を結んで応戦し、バーデンを倒し、悪事を晒すことに成功した。

コメディ・タッチで描かれているものの、娯楽作品ということをよく分かっているシナトラ・ファミリーの作品であることを考えると、こういう作品もまあいいんじゃないかと感じられる。ただ、本格的な西部劇を求める方には色々と不満があることは否めない。まあ、娯楽作品と割り切って楽しむのが一番ですね。

 

テキサスの4人 [DVD]

テキサスの4人 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • メディア: DVD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。