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WET WET WET『POPPED IN SOULED OUT』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1987年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。イギリス・スコットランド出身の4人組である彼らは、ポップなサウンドであって親しみやすいサウンドを奏でていて、いきなりの大ヒットを記録した。(現在でも本作が彼らの最大のヒット・アルバムになっている。)メロディアスであり、キャッチーでもあるサウンドは、ポップスを楽しむということに徹した楽しくなるものである。尚、本アルバムは、イギリスでは1位を獲得しているが、アメリカでは最高位123位に留まっている。(が、後のオリジナル・アルバムはアメリカでは全くチャートインしないので、オリジナル・アルバムに限るとアメリカでも最大のヒット・アルバムである。→ベスト盤を含むと、1994年にリリースされたUSオンリーのベスト盤の方がより上位にチャートインしている。)

尚、本アルバムがイギリスで1位を獲得した時、1位から蹴落としたアルバムはMICHAEL JACKSONの「BAD」であったということで、新人バンドが偉業を成し遂げたと云われた。

収録曲は以下の全13曲である。『Wishing I Was Lucky』『East Of The River』『I Remember』『Angel Eyes (Home And Away)』『Sweet Little Mystery』『I Don't Believe (Sonny's Letter)』『Temptation』『I Can Give You Everything』『The Moment You Left Me』『Words Of Wisdom』『Don't Let Me Be Lonely Tonight』『World In Another』『Wishing I Was Lucky(Live Version)』。

この中からシングル・カットされたのは全部で4曲である。1st.シングルの『Wishing I Was Lucky』がイギリスで6位、アイルランドで10位を記録するヒットとなった。また、アメリカでも最高位58位を記録している。2nd.シングルの『Sweet Little Mystery』はニュージーランドで3位、イギリスで5位、アイルランドで9位を記録、3rd.シングルの『Angel Eyes (Home And Away)』はオランダで3位、ニュージーランドで4位、イギリスで5位、アイルランドで9位を記録、4th.シングルの『Temptation』はアイルランドで8位イギリスで12位を記録している。尚、その後にリリースされた彼らの5th.シングルの『With A Little Help From My Friends』はアルバム未収録曲であるが、イギリスとアイルランドでは1位を獲得する大ヒットを記録している。

お薦め曲は、ヒット・シングルである『Wishing I Was Lucky』『Sweet Little Mystery』『Angel Eyes (Home And Away)』『Temptation』と、『I Remember』『I Can Give You Everything』『World In Another』という所をピックアップしておく。

単にポップというだけでなく、メロディアスな所があったり、キャッチーな所があるということで、彼らのサウンドが大ヒットするのは当然という気もするのだが、アメリカだけは何故かヒットしないのは不思議であるが、UKとUSの違いが出ていて面白い所でもある。アメリカでは転けたと言っても、'80'sらしいポップなサウンドであるため、'80'sサウンドがお好きな方であれば、すんなりと受け入れられて楽しめるものである。ということで、楽しんで聴きましょう。

 

Popped in Souled Out

Popped in Souled Out

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Mercury
  • 発売日: 1992/03/19
  • メディア: CD


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