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「ACE VENTURA: PET DETECTIVE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1994年のアメリカ映画「エース・ベンチュラ」である。(日本公開は1994年10月であった。)本作はJ・キャリーの初主演作品(アクション・コメディ)である。また、彼は本作の次に出演した「マスク」によってスターの仲間入りを果たすことになるだけに、彼のキャリアに於いても本作は重要な位置を占める作品ということにもなる。また、本作は好評だったこともあって、翌1995年には続編も製作されている。

作品データを記しておくと、時間は86分、原案はジャック・バーンスタイン、監督はトム・シャドヤック、脚本はジャック・バーンスタイン、トム・シャドヤック、ジム・キャリーの3人、撮影はジュリオ・マカット、音楽はアイラ・ニューボーンである。そして出演は、ジム・キャリー、コートニー・コックス、ショーン・ヤング、ダン・マリノ、トーン・ロック、ジョン・カポダイス、ウド・キア、レイノール・シェイン、トロイ・エヴァンス、たちである。

アメフトの最大のイベントであるスーパーボウルまであと2週間に迫った時、マイアミ・ドルフィンズのマスコットであるイルカのスノーフレイクが何者かに誘拐されるという事件が発生した。チームの菅理責任者の一人であるメリッサは、世界で唯一人というペット専門の探偵エース・ベンチュラに事件の調査を依頼し、エースは早速調査を開始した。スノーフレイクが入れられていた特設プールで、琥珀のカケラを発見したエースは、それが84年度のリーグ優勝記念リングから外れたものということを知り、犯人はリングの所有者と考える。まずはドルフィンズの建設用地を寄付した謎の大富豪ケンプが怪しいと睨むが、彼は関係なかった。そんな時、ドルフィンズの管理責任者のロジャーが投身自殺に見せかけて殺された。その現場でエースは、宿敵の女警部補・アインホーンと激しく対立した。やがて捜査線上に、84年の優勝決定戦で決勝のゴールをミスし、チームをクビになったレイ・フィンクルという男が浮かんだ。彼はQBのダン・マリーノのせいでミスったと思い込んでいて、精神病院に収容され、そこから脱走していた。エースは、次はマリーノが狙われると考え、マイアミに戻ってきたが、既にダンは誘拐された後だった。で、エースはアインホーンの協力を得ようとして彼女のオフィスに行く。が、彼女は今までと違って、色目を使って迫ってきた。それから逃げたエースは、レイを調べるために、レイが入院していた病院に患者を装って侵入し、鷲くべき事実を探り当てた。で、アインホーンの後をつけたエースは、そこで捕らわれたマリーノを発見した。で、警官隊を呼び、アインホーンがレイ・フィンクルであって、病院から脱走して性転換手術をして女となり、チームに復讐しようとしたことを喝破した。で、事件は無事に解決し、スノーフレイクも無事にドルフィンズに戻ってきた。

ジム・キャリーの個性が十分に発揮されていて、なかなか痛快な一編である。本格的なアクション作品ではなく、コメディになっているが、これがジム・キャリーの魅力でもある。ただ、彼は本作でゴールデン・ラズベリー賞で、ワースト新人賞にノミネートされることになった(受賞はしていない。)が、それもネタになるところがジムらしい所でもある。

娯楽作品ということであれば、こういう作品も悪くないですね。ただ、事件の顛末については、ちょっと強引過ぎるという気もするのですが...

 

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