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ケータイ刑事銭形零22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 11 [ケータイ刑事]

銭形零」の第22話(2nd.9話)「ケータイ刑事百回記念特別企画・ウマと呼ばれた男! ~織田信長殺人事件(前編)」の「裏ネタ編」の増補は今回限りとして、後編の方にバトンを渡します。で今回は、今川軍を消えたことを祝うためにこれが行われたことから「」について、その席はこうなったことから「無礼講」について、光秀が口にした「毒味」について、信長はこれの水槽に酒を入れたことから「金の鯱」について、そしてこの時の毒はここに仕込んであったことから「徳利」について記します。尚、「毒味」は「・4話[裏ネタ編]PART 5」で、「金の鯱」は「・23話(2nd.10話)[裏ネタ編]」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/24付です。)

」:「うたげ」、宴会、酒宴のことである。また、「酒盛り」という言い方もある。酒食の提供を受けて、ある程度の人数(特に何人以上という規定はないが、最低でも片手では数えられない程度の人数が集まることが一般的である。)で集まって楽しむ会合のことである。

歴史的にも古くから行われていることであって、古代国家が成立する以前から行われていたものと考えられている。まあ、飲食物と共に楽しむと言うことになるため、昔も今もお楽しみに変わらないと言うことですね。

ただ、この物語での宴は、余りにも少人数で行われていたということで、宴というよりも、ごく親しい間での「食事会」と言った方が雰囲気が合っているように思えるのですが...

英語では「Party」、ドイツ語では「Partei」、フランス語では「Parti」、イタリア語では「Festa」、スペイン語では「Fiesta」、ポルトガル語では「Festa」、中国語では「宴」と言う。

無礼講」:貴賎や上下の差別無く、堅苦しい礼儀を捨てて催す宴(酒宴)ことである。「破礼講」または「随意講」という言い方もある。

但し、酒宴で「無礼講」という言葉が発せられたからと言って、完全に礼儀を抜いて行われるものではなく、それなりの節度が必要であるのは言うまでもない。よくあることで、「無礼講だから」と言っては目を外し過ぎ、それによって解雇されたというようなことも時々ある。つまり、一部の酒宴では「無礼講」と言うことが形式だけになっているということである。

英語では「Free and Easy Party」、ドイツ語では「Freie und Leichte Partei」、フランス語では「Parti Désinvolte」、イタリア語では「Festa Gratis e Facile」、スペイン語では「Fiesta Libre y Fácil」、ポルトガル語では「Festa Grátis e Fácil」、中国語では「無禮講經會」と言う。

毒味」:元々は「毒見」と記されたが、現在では「毒味」も一般的に使用されるようになっている。

他人に提供される飲食物が安全であることを確認するために、実際にその飲食物を食して確認することを言う。ここでいう「安全」というのは、毒が含まれていないか、腐敗していないか、危険なもの(例えば小針、鋲など)が混ざっていないかを確かめることである。特に古くから君主などは暗殺されるということがあったため、毒が入っていないかを確認することは重要なことであった。そのため、「毒を見る」ということから「毒見」というようになった。また、その役割を務める人のことを「毒見役」と言った。(もしも毒が入っていたら、毒見役は死んでしまう可能性が高いため、正に命がけの役職であった。)→古代中国では、毒見役の死亡ということがしばしばあったことから、毒物に反応する銀製の箸を使って食するという方法も生まれた。

尚、毒には即効性の毒と遅効性の毒があるが、毒見が有効なのは即効性の毒に対してであるのは言うまでもない。また、毒物であっても致死量に至らない微量を長期にわたって毎日与え続けられていると、毒物が体内に蓄積されていって、いずれは毒物中毒となることがある。毒見ではこういう場合にも対応することは出来ない。

日本でも、平安時代には「薬子」と呼ばれる毒見役がいたことが確認されていて、宮中で天皇の食事の毒見を行っていた。また、後の世でも将軍家や大名が独自に毒見役を設けていたことが知られていて、1666年の仙台藩の「伊達騒動」では、毒見役が藩主を救っている。

現在では「毒」が含まれていないか、というよりも、異物が混入していないか、調理の際の異常がなかったか、食事の量や質などを検査するということで「検食」と呼ばれることが行われることがある。(現代風の「毒見」ということになる。)

また、元々は「毒見」と記されていたが、明治以後は毒を発見するという意味合いが薄くなっていき、特に戦後ではほぼ「毒」の検出というよりも、味加減を確かめるということで、提供される前に実際に食して確かめるということが行われるようになり、それも「どくみ」と呼んだ。が、これは「味を見る」という意味から「毒味」という表記が生まれたとされている。

英語では「Poison Tasting」、ドイツ語では「Vorkoster」、フランス語では「Dégustation du Poison」、イタリア語では「Degustazione di Veleno」、スペイン語では「Veneno Saboreando」、ポルトガル語では「Degustação de Veneno」、中国語では「預嘗」と言う。

金の鯱」:「鯱(しゃちほこ)」は棟飾りの一つであり、日本の城ではいくつか見られる。その中で、その鯱を金箔で施したものが「金の鯱」である。名古屋城のものがあまりにも有名であり、「金の鯱」と言えば「名古屋城」とされているが、実際には名古屋城以外にも金の鯱はある。(大坂城、江戸城、駿府城、伏見城、岡山城、広島城、松本城などが該当する。また、これらは木造の鯱、または素焼きの鯱に金箔を施したものである。)

「金の鯱」と言えば「名古屋城」となるのは、200kgを越える純金で作られていたためである。他のものは金箔を張ったものであるので、名古屋城のものは使っている金の量も桁外れである。まさにお宝を飾っていたということになる。(そのため、財政難の時、鱗の部分の金板が剥がされて換金されて尾張藩の財源となったこともある。→現在の政府も、「財政難」と言っているのだったら、増税を言う前に、少しは国有財産の一部売却(国宝の売却をとは言わないが、土地などはもっと売却するべきである。)を考えるべきである。更に、人件費削減のため、給与を下げることも優先されて当然である。赤字会社の従業員と同じなのだから...)

最初に金箔が施されたのは、安土城とも大坂城とも言われているが、いずれにしても戦国時代の信長、秀吉の時代である。そして、関ヶ原の合戦の後、各地で天守閣に金の鯱を設けることが流行るが、徳川幕府が固まると築城に関しての制限が設けられ、新たな金の鯱は設けられなくなった。

尚、「鯱(しゃち)」は、頭は虎、身体は魚の姿をしている想像上の動物である。同じ字を書く動物(鯱・シャチ:鯨目いるか科に分類される。(=鯨の一種である。)は鋭い歯を持っていて、獰猛で貪食な生物であり、体長は7~8mに達する。)がいるが、それとは全く別物である。

英語では「Gold Killer Whale」、ドイツ語では「Goldmörderwal」、フランス語では「Baleine du Tueur de l'or」、イタリア語では「Oro Balena Mortale」、スペイン語では「La Ballena del Asesino de Oro」、ポルトガル語では「Baleia Assassina de Ouro」、中国語では「錢獸頭瓦」と言う。

徳利」:元々は「とくり」と呼んだが、促音化して「とっくり」という読みも生まれ、現在では両方の読み方がある。(一応「とっくり」という読み方は難読漢字の一つになっている。)

陶器製、金属製、ガラス製などの液体を入れる容器であって、細くてそれなりの高さがあって、口の部分がすぼんでいる器のことである。酒を杯に注ぐときに用いられることから、酒(日本酒)用の容器と思われているが、酒以外にも醤油、酢などを入れる容器として使用されていた。しかし、現在では酒用の容器という認識が定着していて、それ以外の容器としては殆ど使われなくなった。

また、その徳利の形に似た襟のことを指す。(この場合は「タートルネック」と言う言い方もある。)

英語では「Sake bottle」、ドイツ語では「Sakeflasche」、フランス語では「Bouteille de l'égard」、イタリア語では「Bottiglia di causa」、スペイン語では「Botella de la causa」、ポルトガル語では「Garrafa de causa」、中国語では「酒壺」と言う。

 

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