ケータイ刑事銭形海2話[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]
「銭形海」の第3話「言いつけを守らなかった男! ~スッポンパパ殺人事件」の裏ネタ編の増補は今回限りです。で、ここに凶器が隠してあったことから「車庫」について、凶器をこれに偽装されていたことから「アートオブジェ」について、運転士はこれをしていたことから「洗車」について、事件解決後に高村さんがここに連絡していたことから「エステ」について、「予約」について記します。尚、「エステ」は「命・6話[裏ネタ編]PART 3」で、「予約」は「舞・3話[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/20付です。
「車庫」:車両を保管しておく建物のことである。(ここで言う車両は、自動車だけでなく、電車、汽車などの鉄道車両、トロッコ、更には馬車などを含む。また、自動車であるバス、タクシー、トラックなども当然含まれる。)尚、公共の場所にある一時的に車両を停めておく場所は「駐車場」と言って、区別される。
電車の車庫の場合はそこに複数の車両を保管することもあるため、「車両基地」と言う言い方をすることも多い。しかし一般の人はそれでも「車庫」と呼んでいるのが普通である。しかし、バスやタクシーなどの自動車の場合は、複数台を保管するような施設であっても「車両基地」と言うことは少なく、「車庫」と呼ぶのが一般的である。
また、個人住宅にある自動車の保管場所であっても、柱と梁だけで作られた屋根付きの駐車スペースのことは「カーポート」と呼んで、「車庫」と区別する場合がある。(「カーポート」は「車庫」に含まれるが、呼び方では「車庫」と呼ばずに区別されることがある。)また、屋根のない駐車スペースでも、月極駐車場として利用されて入れば、「車庫」と言う場合もある。
英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語では「Garage」(但し、発音は異なる。)、スペイン語では「Garaje」、ポルトガル語では「Garagem」、中国語では「車庫」と言う。
「アートオブジェ」:現代芸術で、美を表現する素材として物体を用いて、それを使って芸術的な作品として仕上げた作品のことを言う。また、単に「オブジェ」ということもある。(元々、「アート」は「芸術」を意味し、「オブジェ」は「物体」を意味している。)
英語では「Art Object」、ドイツ語では「Kunstkunstgegenstand」、フランス語では「Art objet de l'art」、イタリア語では「Oggetto di Arte di Art」、スペイン語では「Art el Objeto de Arte」、ポルトガル語では「Objeto de Arte de Arte」、中国語では「藝術題材」と言う。
「洗車」:車両を洗うことをいう。ここで言う車両とは、自動車(自家用車だけでなく、バス、タクシー、トラックなども含む)、電車、汽車などの鉄道車両なども含む。が、普通に「洗車」と言うと、自家用車を洗うことを言う。
車両は使用(走行)していると、次第に汚れてくる。これは空気中の塵や埃が付着したり、走行中に泥を跳ねたり、鳥の糞などで汚れてくる。ということで、その汚れを落とすために行うのが「洗車」ということになる。(車両の清掃ということになる。)
洗車は、ガソリンスタンドなどにあったり、洗車場に設けられている「洗車機」と呼ばれる洗車を行う装置に通すか、車両のユーザーが自分の手で行う場合とがある。(電車などの鉄道車両の場合は、車両用の洗車機に通すことで行う。→車両基地に供えられていて、定期的に行われている。)
自動車の洗車をすると、「次の日に雨が降って...」ということを良く耳にするが、実は雨の日に自分で洗車を行った方が水道水を節約できる。また、雨の日だと、直射日光を受けることがないので、洗剤が太陽熱で水分が蒸発して濃縮され、ボディの塗装を傷めてしまうという可能性が低くなるというメリットがある。(真夏の炎天下での洗車は、車体も直射日光で温度が上がり、塗装を傷める可能性が高くなるので避けた方がよい。→夏の洗車は、早朝、または夕方に限る。)
尚、「洗車」と言うと車のボディを洗うことというイメージが強いが、その時に車内の掃除も忘れないように行いましょう。(ダッシュボードなどは結構汚れているものである。ただ、水拭きで十分ですけど...)
英語では「Car Washing」、ドイツ語では「Car, das Wäscht」、フランス語では「Lavage de Voiture」、イタリア語では「Lavatura di Macchina」、スペイン語では「Lavado del Coche」、ポルトガル語では「Carro Lavando」、中国語では「洗車」と言う。
「エステ」:エステティックの省略形で、日本独自の省略形である。全身を対象とした美容のことであって、元々はフランス語の「Esthétique」である。
「エステ」という言葉で知られるようになったのは最近のことであるが、美容ということでは昔からあるものである。(「美顔術」という言葉は明治期からあった。)戦後になって高度成長を経た頃から、顔だけに留まらず、全身美容という考えが浸透していき、次第に広がっていくことになる。当時は「全身美容」という言葉で言われていたが、「エステティック(エステ)」と言う言葉で呼ばれるようになるのは1990年代になってからである。
時代と共に「美」の基準は変化していくが、「美」を追求していく姿はいつの時代でも変わらないであるものである。今後とも発展していくことになるのでしょうね...
尚、エステ業者の中には、金を集めることを目的として契約をさせて、その後で計画倒産して逃げてしまう(当然、サービスは受けられなくなる。英会話学校でもこういうことがありました。)ということが問題になったことがあり、または、全身美容を受けたは良いが、体に不調をきたしたというトラブルも起こっている。サービスを受けるにはそれなりの注意が必要であることをお忘れないように。(尚、エステ・サロンの契約に於いては、クーリングオフが可能である。(当然、いつまでも可能ではなく、契約書面受領日から8日間という一定期間ではありますが...))
「ケータイ刑事」では高村さんが年間パスポートを持っていて、通っていることでお馴染みであるが、女性だけでなく男性用のエステも現在では浸透している。
アメリカ英語では「Esthetic」、イギリス英語では「Aesthetic」、ドイツ語では「Ästetik」、フランス語では「Esthétique」、イタリア語では「Estetica」、スペイン語では「Estética」、ポルトガル語では「Estéticas」と言う。
「予約」:文字通り、予め約束すること、またはその約束のことを指して言う。尚、ここで言う「約束」とは、将来、何らかの契約が成立することを約束するものである。(何らかの都合のために、キャンセルされる場合も、当然ながらありますが...)
身近なところでは、テレビ番組の録画の「番組予約」または「録画予約」があるが、これは「録画をする」という行為をユーザーがレコーダーに対して予め申し込む、ということになる。この形は、レコーダーを契約相手と見なすと、世の中で一般的に行われている「予約」と全く同じことになる。(ただ、金銭的な支払いが生じることがないですが...→「0円」を支払うと見なすと、完全に同じことになる。)これを考えると、状況を見事に言っている言葉である。
日常生活では、病院、歯医者、美容院、理髪店、レストラン、居酒屋、ホテルなどを利用する場合、利用前に予め申し込みをしておくということが一般的になっているが、これらは言葉通りの「予約」ということになる。また、コンサートのチケット予約、CD/DVD/BD/ゲームソフトなどの予約というのも、将来購入するという契約になり、飛行機、鉄道、船舶などの交通機関でも行われている。
尚、日本では、コンサートなどのチケットは予約して先行購入すると、当日売りよりも安くなるのが一般的であるが、国によっては当日売りの方が安くなるのが一般的という所もある。(また、コンサートでは、開演後でもチケットが売れ残っていると、叩き売りされる場合もある。)
尚、「予め予約する」という言い方が行われているが、これは誤用である。(「予め注文する」「予め申し込む」という言い方は正しいが「予約」という言葉には「予め約束する」というように「予め」トイウ意味があるため、「馬から落馬する」と同じ使い方となって誤用ということになる。)
英語では「Reservation」、ドイツ語では「Reservierung」、フランス語では「Réservation」、イタリア語では「Prenotazione」、スペイン語では「Reservación」、ポルトガル語では「Reserva」、中国語では「預約」と言う。→外国でレストランなどに行くと、ボーイさんが案内してくれるが、そうではない店であった場合、「予約席」にはこれらの札が置いてあることがあるので、海外に行くことがある方は、これらの単語は頭に入れておくべきですね。
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