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毒姫とわたし#3 [ドラマ]

第3話は平穏な物語で、ちょっとした良いお話という形で、小麦と美姫の絆が繋がっていく所を描いた物語でした。こういう展開は2人の主人公をじっくりと描くことでは必要であるが、「昼ドラ」ということでは、らしくない展開ですね。(が、平穏に終わらずに、次回の嵐の展開で「次回へ」という所はやっぱりでしたが...)

尚、今回はちゃんは登場せず、笙子もまだ顔を見せないですね。また、今回の小麦と美姫のやりとりは、前回に続いてまたも、「ハート」のゆかりと沙良のやりとりのようにも見えました。(「ハート」は2001年のドラマであるが、あれから丸10年が流れたことになる。当時中学生だった黒川芽以さんが大人になったというのは当然と言えるが、櫻井淳子さんはあれから10年というようには見えないですが...)

小麦と組むことを決めた美姫。次の日、小麦が美姫のアパートに行くと蛻の殻だった。で、逃げられたと思った小麦。が、美姫は小麦のマンションに転がり込んでいて、しかも部屋の中をバリアフリーにするという改装工事も終えていた。→たった一日で、そこまで完成してしまうとは思えないのですが...(工事は1日で済んでも、その前に使用部材の手配をはじめ、色々と時間がかかると思うのですが...)が、美姫の行動力(というか、決断力と言った方が適切か...)は凄いですね。

帰宅した小麦は部屋が変わってしまったことに驚くが、美姫のペースに乗せられて、色々と経験をさせるということになり、美姫を連れて出掛けることになる。

小麦にとってはごく普通の登り坂でしかないが、車椅子の美姫には初体験。更に海にも行き、これも美姫には初体験だった。小麦は美姫を負ぶって海水を触らせようとした。そういうこともあって2人の心はぐぐっと近づいた。その帰り、小麦は実家のもんじゃ焼きの店に美姫を連れて行った。で、小麦の家族を見て、家族に憧れる美姫だった。

一方、君嶋社長は、美姫を小麦と切り離すために動きだし、小麦の元彼の佐伯を動かす。一方、佐伯の妻で小麦の元ルームメイトの紗江子は、久しぶりの外食の約束を破られ、小麦の元に相談に着ていた。そんな小麦のマンションに佐伯がやってきて...

小麦と美姫の間に絆が出来ていくということをじっくりと描いているが、2人の主人公という形を取る以上、こういう所は大事なところである。極端なシリアス調にも走らず、またコメディ・タッチにも走らず、描き方としては良かったですね。また、美姫と小麦の言葉での応酬がマシンガンの乱射のようなハイ・テンポになっているのと、海岸での2人のやりとりがゆったりとしていて、それらが対称的に描かれていたのも良いところでした。(で、昼ドラとは思えない物語でした。)

 

毒姫とわたし (リンダブックス)

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