WHISPERS『THE WHISPERS』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1979年に発表された彼らのアルバムであって、かつ、彼らのオリジナル・アルバムとしては(現時点では)最大のヒットになったアルバムである。(1964年の結成から現在も現役として活動を続けているので「現時点では」と言う言葉が必要です。)で、彼らの代表曲である『And The Beat Goes On』をはじめ、ヒット曲の『Lady』『My Girl』が収録されているアルバムである。チャート成績の方もBillboardで最高位6位を記録していて、R&Bチャートでは1位を獲得している。(彼らのアルバムで唯一のTOP 20入りを記録したアルバムでもある。
収録曲は以下の全8曲である。『Song For Donny』『My Girl』『Lady』『Can You Do The Boogie』『And The Beat Goes On』『I Love You』『Out The Box』『Welcome Into My Dreams』。尚、現在では以下の2曲がボーナス・トラックとして追加収録されている。『Can You Do The Boogie(DISCO MIX)』『And The Beat Goes On(DISCO MIX)』。
この中からシングル・カットされたのは3曲である。1st.シングルの『And The Beat Goes On』はBillboardで最高位19位を記録し、R&Bチャートでは1位、イギリスでは2位を記録している。続く2nd.シングルの『Lady』はBillboardでは28位、R&Bチャートでは3位、イギリスでは55位を記録し、3rd.シングルの『My Girl』はお馴染みのカヴァー曲であるが、イギリスでは最高位26位を記録している。
お薦め曲は、彼らの代表曲である『And The Beat Goes On』、ヒット・シングルの『Lady』、お馴染みの曲である『My Girl』、そして『Song For Donny』をピックアップしておく。
本アルバムの少し前の時期は世界的なディスコ・サウンドのブームがあったと言うこともあって、悪く言えば猫も杓子もディスコ・サウンドに走っていた時期のアルバムということで、彼らのサウンドもディスコ・サウンドに傾いている。とは言っても、彼らの持ち味のコーラスワークを活かした曲もあって、彼らの持ち味を活かしたサウンドでもあるため、親しみやすいアルバムにもなっている。
ということで、彼らのアルバムの中では、一度はしっかりと聴いておきたいアルバムである。じっくりと楽しみましょう。
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