SSブログ

毒姫とわたし#10 [ドラマ]

物語の展開からすると、一応、今回までが「第一部」といった所ですかね?(前回までという解釈も出来ますが...)小麦に関して次々と区切りを付ける展開でストーリーが進んで行きました。

君嶋出版に吸収合併されることになったと同時に、小麦だけがクビを言い渡された。また、君嶋社長は美姫の担当に佐伯を当てた。君嶋社長の言葉で、小麦は、美姫と共に完成させた改訂稿を渡さざるを得ず、それを渡して行った。

職場に戻った小麦は、みんなが落ち込んでいて、完全に死んだようになっている職場で、リストラはなく、君嶋出版の電子書籍の担当部門になるということを伝えた。しかし、自分がクビになったということは言えなかった。

小麦は再就職活動を始める。少し前に誘われていた所もあったため、転職は簡単と考えていた小麦だったが、現実は厳しく、面接を受けても全てアウトだった。で、四木先生に頼もうとするが、そこで四木から、君嶋社長と小麦がやり合ったことで、君嶋社長に逆らえないという業界の裏の力があることを告げられた。

更に、追い打ちを掛けるように、那珂川が辞表を提出したということを知らされた。

また、美姫は君嶋家で暮らすようになり、新たに自分の担当になった佐伯から、小麦がクビになったことを知る。で、小麦の会社を訪れた。やはり毒舌ぶりで小麦のことをボロクソに言うが、それは美姫流の言い方であって、小麦のことを心配してのものだということは、小麦も分かっていた。

再就職は全くダメな小麦のことを心配した小豆は、「父が倒れた」と小麦に連絡したが、それはいっこうに顔を出さない小麦を呼ぶための口実であって、那珂川の発案でもあった。

何だかんだで、那珂川は小麦にプロポーズする準備は整えていたが、それも出せないでいた。が、遂に那珂川は小麦にプロポーズの言葉を口にした...

小麦がクビを伝えられ、しかも再就職の目が全くない状況になり、小麦を心配する家族、那珂川、美姫が、それぞれの違った形で小麦のことを心配しているところが、それぞれキャラをウマ下しながら描かれていて、広げた風呂敷を畳んでいくような展開となっている。美姫は新たな環境に移ったが、今度は小麦がということになるものの、それがなかなか上手く進まないとことから、そこを動かそうとしている物語である。ということで、小麦と美姫が出会い、最初の作品を完成させたという部分の幕引きをしようとしたが、小麦のキャラもあって、なかなか前に進まないところを、那珂川のプロポーズで強引にといったところですね。(が、「はい。お受けします」と小麦は素直に言わないというのは分かってますが...)ただ、「翌秋に続く」ということで引っ張るにしては、もう一つ強力な波も欲しかったと思います。

ところで、君嶋家で暮らすことになった美姫だが、そこにはエリカがいる。君嶋家はそれなりの家でもあることを考えると、銭形分家(ちゃんファミリー)にちゃんが来た、というように感じますね。となると、エリカの母を演じているいとうまい子さんが銭形分家の母、則ち命結姉妹の母親というポジションということに思えてしまいますね。(まあ、BS-iの丹羽P作品にも出演しているのと、年齢的になことを考えると、特に異論はないですし、「不良少女とよばれて」はともかく、「婦警候補生物語」の主演でもあるので、この人選には不満はありません。)一方、本家・舞零の母親は「?」のままであるが、あの人とかこの人とか、考えたくなる人はいるが、「?」のままの方が色々と考えられるだけに楽しいですし...

 

毒姫とわたし (リンダブックス)

毒姫とわたし (リンダブックス)

  • 作者: 立見 千香
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/08
  • メディア: 文庫
BONDS(初回限定盤)(DVD付)

BONDS(初回限定盤)(DVD付)

  • アーティスト: MAY’S,FALCO & SHINO
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2011/09/14
  • メディア: CD
BONDS

BONDS

  • アーティスト: MAY’S,FALCO & SHINO
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2011/09/14
  • メディア: CD

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。