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ケータイ刑事銭形海4話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]

銭形海」の第4話「炎天下の殺意! ~渚のお嬢様殺人事件」の裏ネタ編・増補の5回目となる今回は、お嬢様たちが事件の当日の朝がこれだったことから「ブランチ」について、ちゃんが熟考している所に高村さんがこれを持ってきたことから「ラムネ」について、被害者・エリカの爪にこれがあったことから「ナイロン繊維」について、それはこれのようなものということから「カーペット」について、そしてそれは車のトランクのこれだったことから「マット」について記します。尚、「カーペット」は「・15話(2nd.2話)[裏ネタ編]PART 9」で「絨毯」として記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/4/27付です。

ブランチ」:朝食と昼食を兼ねた食事のことである。一応、時間的には午前11時頃からとる食事ということで、時間的には襲い朝食であり、かつ、時間の早い昼食である。また、これは朝食と昼食に変わるものであって、ブランチを取った場合は、朝昼晩の一日三食ではなく、ブランチと晩の一日二食となる。(尚、午前10時よりも前の場合は「朝食」扱いになるため、昼食と兼ねていても「ブランチ」とは言わない。また、正午を過ぎていたら、朝食と兼用とは言わず、「朝食は抜いた」ということになる。)

この言葉は、英語で「朝食」を意味する「Breakfast」と「昼食」を意味する「lunch」の合成語である。(前者の頭と後者の頭文字以外の合成語である。)

英語をはじめ、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語など殆どの言語で英語とおなじ「Brunch」と言う、また、中国語では「早午餐」と言う。

尚、日本語ではカタカナ表記で「ブランチ」と記しても、それに対応する英語は3つの異なる単語がある。1つは朝昼兼用の食事である「Brunch」であるが、あとの2つは「Branch」(「枝」の意味であり、「枝分かれ」「分岐」などの意味や「支部」「部門」と言う意味がある。)と「Blanch」(「白くする」「漂白する」「(顔を)真っ青にする」という意味がある。)である。そのため、英語では特に発音に注意しましょう。さもないと、とんでもない誤解をされることになります。

ラムネ」:この言葉は「レモネード」から転訛して「ラムネ」と言うようになったものであるが、「レモネード」と「ラムネ」は全く異なる飲み物である。(「レモネード」はレモン果汁を使ったものであって、非炭酸のものと炭酸のものがある。しかし「ラムネ」はレモン風味であるものの、無果汁の炭酸飲料である。)

炭酸飲料の一つであって、炭酸水に甘味料、酸味料、香料などを加えて清涼飲料炭酸水の一つである。レモン風味(または柑橘系風味と行って良い。)の飲料であるが、果汁を使っているものではない。特に、容器のガラス瓶が特徴的であって、炭酸水の容器の口の部分にガラス玉を使用していて、飲むときにはそれを中に押し込むことで口を開ける。そして飲むときにはそのガラス玉が逆流して口を塞がないようにするために、口から少し下の部分にくぼみがあって、そこにガラス玉を引っ掛けて飲むものである。

製造時、瓶に炭酸水を注ぐと、瓶を逆さまにするとガラス玉が重みによって口を塞ぐ。そして軽いショックを瓶に与えると、炭酸水に溶けている二酸化炭素の圧力によって、ガラス玉が口を塞ぐことになる。よって、特別な装置を用いることなく、炭酸水の性質を利用した実に上手い製造方法を用いていたものである。(当然、便は使用後は回収され、洗浄後に再利用された。)

日本にラムネが入ったのは、1853年のペリー来航の時で、その時に炭酸水が振る舞われ、これが原点とされている。1872年(明治になってからである。ちなみにこの年は太陰暦の最後の年であって、12/2が大晦日となって、翌日から太陽暦となって、1873年1月1日になっている。)に神戸で初めて製造、販売されることになり、この時に独特の形をしたガラス瓶が使用され、以後それが定着した。また、初めて発売になったのが5月4日(旧暦の5/4であって、新暦では6/9になる。)ということだったので、5/4は「ラムネの日」になった。

最近では、様々な味のラムネも製造されているが、「ラムネ」と言うからにはやはり独特のガラス瓶に、ガラス玉を使っているものというイメージがある。但し、最近では、ペットボトルを使い、ガラス玉を使うために口の部分に工夫をしているものもある。(普通のペットボトルのようなキャップではなく、ガラス玉で封をしている。)尚、ラムネの製造メーカーに大手の飲料メーカーがないのは、法律によって中小企業にしか製造が認められないためである。

英語では「Lemonade」と呼ばれていたが、最近では容器の独特さと日本文化の世界的浸透で、日本語をローマ字にした「Ramune」という言い方が一般的になっている。また、他の言語も同様であって、アルファベットを使用する言語ではほぼ「Ramune」と言うようになっている。また、中国語では「檸檬汽水」と言う。

ナイロン繊維」:「ナイロン」は、元々は、アメリカ人のカロザースが発明し、デュポン社が発売した世界最初の合成繊維のこと(商標である。)である。現在では、ポリアミド系の合成高分子化合物の総称である。絹に似た光沢を持ち、強度の高い合成繊維として広く使用されているものである。

いくつかの種類があって、ナイロン66、ナイロン6はその代表的なもので、広く利用されている。軽く、強度が高く、耐摩耗性、大薬品性が良く、染色性もあることからこの繊維を使用した靴下、衣服も多い。また、糸としても非常に細いものも作れるため、女性用のストッキングにも使用されている。

また、布としてだけでなく、漁網に使われたり、工業製品にも幅広く利用されている。(特に歯車、軸受け、カムなどの機械的部品では重要な素材の一つになっている。)

一方、「繊維」とは、細い糸状の物質のことである。(生物学では「線維」と表記する場合もあるが、生物体を構成する構造で細い糸状のものを指す。(「神経線維」など。))

則ち「ナイロン繊維」とは、ナイロンによる細い糸状のものということである。が、「ナイロン」は繊維の名称でもあるため、特に「ナイロン繊維」と言わずに「ナイロン」と言うだけでも解くに問題はない。が、「ナイロン繊維」と言う場合は、細い糸状のものであり、かつ、素材がポリアミド系の合成高分子化合物ということを強調する場合に使われる。

英語では「Nylon Fiber」、ドイツ語では「Nylonfaser」、フランス語では「Fibre du Nylon」、イタリア語では「Fibra di Nailon」、スペイン語では「Fibra de Nilón」、ポルトガル語では「Fibra de Fibra Sintética」、中国語では「尼龍纖維」と言う。

カーペット」:「絨毯(じゅうたん)」または「毛氈(もうせん)」「緞通(だんつう)」と言うこともある。主に、屋内の床に敷くために用いられる敷物である。また、敷物であるが、獣毛を用いて作られた毛織物の一つでもある。(そのため、むやみやたらと使用されるものではない。)また、言うまでもなく、屋外に敷かれる場合もある。

織物としては、経糸と緯糸の他に毳(けば)状の獣毛糸、または輪奈(わな)と呼ばれる獣毛糸使用されているのが特徴であるため、ある程度厚手のものとなる。

歴史は古く、紀元前40~20世紀頃の中央アジアや西アジアで、手織の絨毯が作られていて、使用されているものである。特に羊毛を使ったものが中心となっていた。(但し、高級品とされているペルシャ絨毯は絹を使っている。また、日本では綿を使って作られるものも一部にある。)一般的に広く普及するようになったのは18世紀のヨーロッパでのことである。(当時は手織りのものが使用されていた。)19世紀になって近代工業の発展と共に絨毯の機械織の技術が発展していき、より安価に、かつ大量生産が可能となり、世界中に広く普及していくことになった。また、近年では化学繊維を使ったものも一部にはある。

「カーペット」(「絨毯」)は、欧米や発祥の地である中央アジアや西アジアを含め、世界的には季節に関係なく、一年中使用されるものとして発展してきたものであるのだが、日本では特に冬場に保温のために使用され、夏場はより涼しげな別のものに置き換えられて使用されるというのが一般的になっている。そのため、俳句の世界では、「絨毯」「緞通」「カーペット」という言葉は全て「冬」の季語ということになっている。→日本では防寒用の敷物という認識が強いと言うことでもある。

英語では「Carpet」、ドイツ語では「Teppich」、フランス語では「Moquette」、イタリア語では「Tappeto」、スペイン語では「Alfombra」、ポルトガル語では「Tapete」、中国語では「地毯」、韓国語では「ヤンタンジャ」と言う。

マット」:運動競技で使う布製の厚さのある敷物のこと、家庭では玄関や部屋の入口に敷く履き物の泥を払うために用いる敷物のこと、玄関や風呂などに敷く敷物など、各種敷物のことである。(但し、敷物の総称ではないため、「絨毯」は含まれない。)

尚、運動競技で使用するものは、その競技に応じて様々な種類のものがある。例えば、レスリングや体操では競技エリアを記すものであり、薄いものであるが、高跳びで使用するものはウレタン製で落下の衝撃を吸収する分厚いものである。また、学校の体育館にあるような運動マットもある。

それ以外では、「つや消し仕上げ」のことも(英語/日本語では)同じ単語になる。(写真でも光沢ありと光沢無しがあるが、後者の場合、マット紙が利用される。→プリンター用紙にも「マット紙」が色々とあるが、この「マット」は「敷物」ではなく、「つや消し」の意味である。)

この物語では、車のトランクに敷くものであるが、これは一般的に使用される敷物の仲間と言うことになる。(よくあるマットの使い方である。)

英語では「Mat」、ドイツ語では「Matte」、フランス語では「Tapis」、イタリア語では「Stuoia」、スペイン語では「Estera」、ポルトガル語では「Tapete」、中国語では「墊子」または「棕墊」と言う。

 

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