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ケータイ刑事銭形零23話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形零」の第23話(2nd.10話)「ケータイ刑事百回記念特別企画・ウマと呼ばれた男! ~織田信長殺人事件(後編)」の「裏ネタ編」の7回目の増補となる今回は、ねねがちゃんに相談した時の言葉から「もののけ」について、それはこれだったことから「コンタクトレンズ」について、写真のことを信長がこう言っていた「南蛮の妖術」について、携帯電話のことをこう言っていたので「あっぱれ」について、そして「未来」について記します。尚、「コンタクトレンズ」は「・24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/1付です。)

もののけ」:漢字では「物の怪」または「物の気」と記す。人に取り憑いて悩ませて病気にしたり、死なせたりする死霊や生き霊のこと、または死霊や生き霊が祟る行為のことを言う。後に「妖怪」と言ったり、「変化(へんげ)」というようにもなった。(「源氏物語」をはじめとして、平安時代のものに「もののけ」という表記が多数ある。)

特に、社会不安があったり、病気の流行、天皇を含む皇族や貴族の死などは怨霊の祟りによるものという考えが古くからあったこともあって、そういうことが起こった場合、「もののけ」によることと考えられていくようになった。(時代が下っても、「祟り」という考えは受け継がれていったのはご存知の通りであって、現代でもこの考えは一部で残っている。)

英語では「Evil Spirit」、ドイツ語では「Böser Geist」、フランス語では「Esprit Mauvais」、イタリア語では「Cattivo Spirito」、スペイン語では「Espíritu Malo」、ポルトガル語では「Espírito Mau」、中国語では「不散的陰魂」と言う。

コンタクトレンズ」:角膜に接触させて使用するレンズの形をした器具であり、主に視力矯正の用途として使われるものである。(当然、眼病の治療用途として使われることもある。最近ではファッション用のカラー・コンタクトレンズまである。)材質は基本的にプラスチックである。

眼鏡と違って、視界が限られることもなく、また水滴や埃によって視界が悪くなるということがないという利点があるが、慣れるまでには多少の異物感を感じたり、時には炎症を起こす場合もある。また、現在では殆ど使われなくなったが、一部のコンタクトレンズは酸素を全く通さないため、長時間装着していると眼球への酸素供給が行われなくなり、角膜に多大な負担を掛けるという欠点がある。(例え、酸素透過型のコンタクトレンズであっても、大なり小なりの負担を角膜に与えることになる。)

使用するには、適切な洗浄や消毒を行う必要があって、メンテナンスをしっかり行う必要があること、定期的な眼科検診を受ける必要がある。こういうことから、中には眼鏡の使用に留めて、コンタクトレンズの使用を拒む人も多い。

歴史を振り返ると、最初は1508年にレオナルド・ダ・ヴィンチが視力矯正器具としてのコンタクトレンズのアイデアを考案したとされている。但し、形のあるものとしては残っていないことから、これは定かではない。形のあるものとして確認出来るものは、1887年にオーゲン・フィック作ったガラス製コンタクトレンズである。但し、これも試作という範疇のものであり、市場に登場するには更に約半世紀待つことになる。で、1932年にイギリスのインペリアル・ケミカル・インダストリーズ社が透明度の高いポリメチルメタアクリレート(PMMA)を開発し、アメリカのロームアンドハース社が市場に投入し、これによってコンタクトレンズが市場に登場した。

1948年にはアメリカでハードタイプのコンタクトレンズの原型が生まれ、1951年にはメニコンの創業者・田中恭一が日本で初となる角膜コンタクトレンズの実用化に成功、1960年代になってソフトコンタクトレンズの素材が発明され、1971年にアメリカ・ボシュロム社が初めてソフトコンタクトレンズを製品として発売する。1988年には使い捨てコンタクトレンズが登場、2001年には遠近両用コンタクトレンズが実用化された。

また、ファッション用のカラー・コンタクトレンズは基本的に度が入っていないものであるため、視力矯正用とはならないため、医療器具扱いにならず、雑貨扱いだった。そのため、粗悪品によって発生する眼病が問題となり、2009年に薬事法が改正されることになった。これによって現在はファッション用のものであっても医療器具としての規制を受けることになっている。

英語では「Contact Lens」、ドイツ語では「Kontaktinsen」、フランス語では「Lentilles de Contact」、イタリア語では「Lenti a Conratto」、スペイン語では「Lentillas」、ポルトガル語では「Lente de Contato」、中国語では「隱形眼鏡」と言う。

南蛮の妖術」:「南蛮」とは、元々は古代の中国王朝が(中国の)南方に位置する中国に帰順しない異民族に対して用いた蔑称である。そこから、インドシナ、東南アジアの諸国のことを指すようになった。この言葉が日本に伝わり、東南アジアを指す言葉となるが、日本ではそれに加えて、ルソン、シャム、ジャワなどの東南アジア諸国も含むことになった。更に、それらの土地が中継地となって、ヨーロッパの品々が貿易で入ってくることになるが、それらのヨーロッパの品々までも含むことになった。欧州の品々は、当時の日本人には奇異に見えたこともあって、珍品、異風なものという意味も持つようになった。また、戦国時代には、欧州の中でもポルトガルとスペインのことを指し、同時にキリシタンのことも指した。(「南蛮料理」と言うと、キリスト教の影響を受けたポルトガル料理のことを指すので、「ポルトガル(スペインも含む)」という意味も定着している。)但し、料理で「カレー南蛮」や「鴨南蛮」と言った場合の「南蛮」は「葱(ねぎ)」のことを指しているが、これは特別な意味である。

一方、「妖術」とは、怪しいわざ、魔法、幻術のことである。

よって、「南蛮の妖術」とは、南蛮から入ってきた魔法、幻術、怪しいわざのことを指すが、基本的には異風なものである欧州から伝わったもののことを指す。また、当時の世界は、説明できないことに関しては、神が行ったものと解釈するとか、悪魔の仕業とし、特に後者のものを「妖術」と言った。

戦国時代に携帯電話のカメラ機能を用いると、携帯電話はおろか、写真というものも存在していない時代であったので、不思議なものと言うことになって「妖術」としてしまうのは普通のことですね。また、ちゃんの服装は当時の日本にはなかったものだったので、南蛮のものとしてしまい、ちゃんは南蛮からやってきたと判断すると、「南蛮の妖術」というのも順当なところである。

英語では「Western Magic」、ドイツ語では「Westliche Magie」、フランス語では「Magie de l'ouest」、イタリア語では「Magia Occidentale」、スペイン語では「Magia Occidental」、ポルトガル語では「Magia Ocidental」、中国語では「南蠻的妖術」と言う。

あっぱれ」:漢字では「天晴」または「遖」と記す。(いずれもが難読漢字であることもあって、「あっぱれ」というひらがな表記が一般的になっている。)

優れているさま、見事なさま、目覚ましいこと、という意味の名詞と、優れていること、見事なことに感動したり、褒め称える時に用いられる感動詞という2つの意味がある。特に、褒め称えるということで使われる後者の場合が一般的である。

この物語では、信長が携帯電話のカメラで撮影された自分の姿を見て感動したということで、口から出た言葉ということでした。

英語では「Admirable」または「Honorable」、ドイツ語では「bewundernswert」、フランス語、スペイン語では「admirable」、イタリア語では「ammirabile」、ポルトガル語では「admirável」、中国語では「非常好」と言う。

未来」:時間の流れに於いて、「過去」「現在」と共に時間を3つに分けた場合の1つであって、まだ来ていない時間の部分のことである。(「未来」とは「未だ来ていない時間」ということである。)「将来」という言い方もあるが、「将来」はその人のみれからという意味で使われることが多いため、時間軸上では100年もない範囲であるが、「未来」と言うと特に限定がないため、何千、何万、何億年先であっても「未来」という。

また、仏教語では「三世(さんぜ)」(「前世・現世・来世」の3つ)の一つであって、「来世」(「後世」)のことを指す。→現在生きている世界である「今世」を終えた後に魂が経験する次の人生、あるいは世界のことを指す。

この物語では、戦国時代を基準にして、そこから時間軸上でまだ来ていない部分の400年先(ちゃんたちの時代)のことを言っている。

英語では「Future」、ドイツ語では「Zukunft」、フランス語では「futur」、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「futuro」、中国語では「未來」と言う。

 

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