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ケータイ刑事銭形海5話[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

銭形海」の第5話「本家VS元祖、女将の戦い! ~フグ毒殺人事件」の裏ネタ編・増補の2回目となる今回は、冒頭のちゃんと高村さんのやりとりから、これがあったことから「差し入れ」について、高村さんはこれを持っていたことから「食事券」について、こうすると言っていた「レディ」について、「エスコート」について、ちゃんはこれをしたことから「嘘泣き」について、高村さんはその嘘泣きにこれがあると言ったことから「免疫」について、ちゃんはフグのこれをさせられたことから「物真似」について記します。尚、「差し入れ」は「・23話(2nd.10話)[裏ネタ編]PART 5」で、「レディ」は「・13話[裏ネタ編]PART 9」で、「嘘泣き」は「・26話(2nd.13話)[裏ネタ編]PART 12」で、「物真似」は「・8話[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/4付です。

差し入れ」:本来の意味は「中に入れること」である。現在では、仕事で忙しい職場などに、激励や慰問のために飲食物を届けること、またはその時に届けられる飲食物のことをいう。また、拘置所や留置所などに拘留されている人に対して、または刑務所などに収監されている人に対して、物品を届け入れること、またはその物品のことも同様に言う。

また、卒業生が母校を訪れて後輩を激励したりする場合にも飲食物を届けることがあるが、その場合も「差し入れ」と言う。(OBが後輩のために飲食物を差し入れるのは暗黙の決まりになっている。)但し、運動部の場合、後輩が全国大会に出場した場合などでは、先輩は飲食物ではなく、その競技で使用する道具などを練習目的で差し入れたりすることも珍しくない。(プロ野球選手が母校の甲子園出場の際、ボールなどを差し入れるのはよくあることである。)

英語では「Present」、ドイツ語では「Geschenk」、フランス語では「Présent」、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Presente」、中国語では「射進」と言う。

食事券」:飲食物の提供を受けることが出来る券の一つであって、扱い上は有価証券とされる。(値引きのためのものは「割引券」と呼ばれ「食事券」とは異なる。)店が発行したものであって、これを出すことで、その店の提供する飲食物の提供を受けることが出来る。但し、いつまでも有効という訳ではなく、発行者が任意で有効期限などを決定し、それも券に記されている。

尚、「食券」という言い方もあるが、「食券」は一部の食堂、レストラン、ファーストフード店などで、自動販売機で発券し、それと引き換えで飲食物の提供を受けるということでは「食事券」に含まれることになる。しかし、「食事券」と呼ばれるものと比べると、有効となる店舗がチェーン店であってもその店舗のみになるとか、有効期間がその日(数時間と言う場合もある。)というように、制限が多いことから、これは引換券やチケットという用に見られ、「食事券」とは別物と認識されている。(そもそも、「食券」は業務の効率化、省力化、食い逃げ防止などが目的であって、宣伝、客集めが目的の「食事券」とは発想が異なるところにある。)

尚、配給制度が導入されている場合では、引き替えのために券が発行され、それが支給される。そして、飲食物と引き換えることになる。そういう意味では「食事券」と猶治と言うことになるが、この場合は配給されるものであるため「配給券」と言うのが一般的で「食事券」とは言わない。

英語では「Meal Ticket」、ドイツ語では「Mahlzeitkarte」、フランス語では「Billet du Repas」、イタリア語では「Biglietto di Pasto」、スペイン語では「Boleto de la Comida」、ポルトガル語では「Ingresso de Refeição」、中国語では「吃飯券」と言う。

レディ」:カタカナで「レディ」と記した言葉を英語にすると、「Lady」と「Ready」の2つがある。一般的に「レディ」と言うと(前者である)英語の「Lady」のことを指す。(後者の「Ready」は「準備が整った」の意味である。)→この物語では、高村さんは女性(ちゃんではない)のことを言っているので、意味は当然のことながら「Lady」の方である。

「Lady」とは、元々の意味は「貴婦人」「淑女」ということであって、特に「気品のある女性(婦人)」と言う意味で上流社会の女性のことを指す言葉であった。しかし現在では言葉の範囲が広くなって、一般に「女性」のこと全般を指すようになった。尚、アメリカをはじめ、大統領がいる国に於いては、大統領が男性である場合、大統領夫人のことを「ファースト・レディ」と言うが、この「レディ」は元々「貴婦人」という意味の「Lady」である。

日本語では「レイディ」や「レディー」という表記も一般的に行われるが、現在ではこの内値の「レイディ」という表記は殆ど行われなくなっている。(以前は「レイディ」という表記は結構頻繁に使われていた。)

尚、類義語として「マダム」という言い方があるが、この言葉は「既婚女性」のことを指すフランス語であるため、未婚女性に対しては使わない。また、「マダム」には酒場や売春宿の女主人と言う意味もある。また、「お嬢さん/お嬢様」と言う言葉は、主家の未婚の娘に対して使われる言葉であって、「未婚女性」というのが基本である。(「レディ」は既婚/未婚ということはは関係なく使われる言葉である。)

英語では「Lady」、ドイツ語とフランス語では「Dame」(但し、発音は異なる、)イタリア語では「Signora」、スペイン語では「Señora」、ポルトガル語では「Senhora」、中国語では「女性」と言う。

エスコート」:本来の意味は「護衛すること」である。が、カタカナで「エスコート」と言うと、女性に対して男性が付き添って送ること、または女性に同伴する男性のことをいう。

英語では「Escort」、ドイツ語では「Geleitschutz」、フランス語では「Escorte」、イタリア語では「Scorta」、スペイン語では「Escolta」、ポルトガル語では「Escolta」、中国語では「護衛」と言う。

嘘泣き」:実際に泣くことなく、泣いているふりをすることをいう。また「空泣き」という言い方もある。更に、その様子から「泣き真似」と言う場合もある。

尚、子供が自分の思い通りにならない場合に、泣いたり、暴れたりしてワガママを言うことを「駄々をこねる」というが、この場合は泣いたふり(=嘘泣き)をするのではなくて、駄々をこねながら本当に泣いている(涙する)のが一般的であるため、「嘘泣き」とは区別される。

「嘘泣き」は本当には泣いていないことであるため、これは芝居の一つということになる。(更に極端に言うと、鳴いた振りをして相手を騙しているということになる。→特に財産的な被害が発生していないので、詐欺ということにまではならないですが...)

「ケータイ刑事」で「嘘泣き」と言うと、何と言ってもちゃんである。ちゃんと組んだ五代さんと高村さんは何度もちゃんの嘘泣きに騙されている。また、ちゃんはそれだけでなく、「雷・2nd.5話」では、シャーロキアンの会合に出席できないちゃんが、従姉妹のちゃんに嘘泣きを使って代理出席させたこともある。が、この物語のちゃんや「・8話」ではちゃんも嘘泣きを披露している。(ちゃんは五代さんを手玉に取ったが、ちゃんは撃沈しました。→ちゃんは、ちゃんのお姉ちゃまということで、五代さんに対して貫禄勝ちと言ったところでしょうが、ちゃんは修行が足りない、といったところですかね???)

英語では「A Lie Cries」という言い方と「Pretend to Weep」と言う言い方がある。また、ドイツ語では「Eine Lüge weint」、フランス語では「Un mensonge pleure」、イタリア語では「Una bugia piange」、スペイン語では「Una mentira llora」、ポルトガル語では「Uma mentira chora」、中国語では「謊言哭」と言う。

免疫」:生体が、疾病や感染症に対して抵抗力を獲得する現象のことをいう。また、そのことがらから、比喩的に、度重なる物事を繰り返して経験したことで、その物事になれてしまうことを言う。この物語で高村さんが言っているのは後者としての意味であって、ちゃんに散々「嘘泣き」で色々と奢らされたりしているだけに、「嘘泣き」に対して慣れているというのは揺るがないところですね。(但し、ちゃんとコンビを組んでいた当時では、学習能力がないのか?と思ってしまうほど、何度も「嘘泣き」の餌食になっていましたけど...)

生物学での「免疫」とは、生命維持活動に於いて、とても重要なものである。特に、免疫が機能するには、自己と非自己を識別できるというところから始まるため、原始的な生物では行うことの出来ないものである。特に脊椎動物ではこの機能が発達していて、微生物、ウイルスなどの体内の侵入に対して、リンパ球やマクロファージなどが働き、特異な抗体を形成する。そのため、同じウイルスなどが再び体内に入っても、今度は発症しなくなる。これが働かないと、その都度発症することになり、とても秒弱な身体になってしまいます。

英語では「Immunity」、ドイツ語では「Immunität」、フランス語では「Immunité」、イタリア語では「Immunità」、スペイン語では「Inmunidad」、ポルトガル語では「Imunidade」、中国語では「免疫」と言う。

物真似」:「ものまね」と読む。動物や有名人などの動作や声などを模倣して見せる演芸のことである。元々は動作を真似る芸のことを「形態模写」と呼び、声を真似ることを「声帯模写」と言って、それぞれ別の芸とされていたが、それらをまとめて「ものまね(物真似)」と言うようになり、最近では「ものまね」と言う言い方にほぼ統一されて「形態模写/声帯模写」という言い方は殆ど使われなくなった。同時に、「物真似」という表記も少なくなり、現在では「ものまね」というひらがな表記が一般的になっている。

ちなみに「声帯模写」という言い方は昭和初期に古川緑波が命名したものである。(但し、芸の内容はそれ以前から存在していた。)言葉としても「形態模写」をもじった命名であるが、頭の子音を変えただけで、実に上手く命名されている。

尚、「物真似」という漢字は古語では、能や狂言の世界で、ある人物に扮して、それらしく演じること、という意味であった。内容的には後に生まれた「形態模写」という芸能と同じことから、「形態模写」が「物真似」と言われるようになっていった。

英語では「Form Duplicate」または「Mimicry」、ドイツ語では「Mimikry」、フランス語では「imitation」、イタリア語では「Mimica」、スペイン語では「Imitación」、ポルトガル語では「Imitação」、中国語では「仿效」と言う。

 

 

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