WENDY & LISA『WENDY & LISA』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1987年に発表された彼女たちの1st.アルバムである。PRINCEの元(REVOLUTION)にいた彼女たちであるが、そこから独立した形となって発表したアルバムである。PRINCEのファンキーな部分の影響を受けていることもあって、かなりファンキーなアルバムとなっているが、PRINCEのサウンドを支えていた部分もあって、色々と聴き所のあるアルバムである。尚、チャート成績の方はイギリスで最高位84位を記録している。(3rd.アルバムが最もチャート成績は良いが、記念すべきアルバムというと本作である。)
収録曲は以下の全11曲である。『Honeymoon Express』『Sideshow』『Waterfall』『Stay』『White』『Blues Away』『Song About』『Chance To Grow』『The Life』『Everything But You』『Light』。
この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『Waterfall』はイギリスで最高位69位を記録し、2nd.シングルの『Sideshow』はイギリスで最高位49位を記録している。
お薦め曲は、シングル曲の『Waterfall』と『Sideshow』、そして『Honeymoon Express』『Stay』『Chance To Grow』『The Life』をピックアップしておく。
ファンキーであるが、それでいてロック色もしっかりと出ている。また、WENDYのベースもただ者ではない所を発揮していて、ロックとしても芯のあるサウンドを聴かせている。また、やはりREVOLUTIONのメンバーでドラマーのBOBBY Zの技術も発揮されていて、PRINCEを支えていたREVOLUTIONのサウンドが甦っている所もある。
ということで、PRINCE(特に、PRINCS & THE REVOLUTION)のサウンドでチャートを席巻していた時期のサウンドを親しんでいた方にとっては、実に嬉しい内容のアルバムとなっている。アメリカではブレイクしない彼女たちであるが、PEINCEを聴いていた方はしっかりと聴いておきたいアルバムの一つである。
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