ケータイ刑事銭形零24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]
「銭形零」の第24話(2nd.11話)「小学生検事VS銭形零 ~数学王選手権大会殺人事件」の「裏ネタ編」の2回目の増補となる今回は、今回の物語はここが舞台だったことから「控え室」について、そこに五代さんがこれでやってきたことから「応援」について、「激励」について、零ちゃんはこういっていたことから「緊張」について、五代さんはこれのことを口にしていたことから「客席」について、そして「副賞」について記します。尚、「副賞」は「零・18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(BS-i(当時)の再放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。(この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/5/8付です。)
「控え室」:会などに出席する人が、控えて待つ部屋のことである。出番を待つための部屋であり、また、準備をするための部屋でもある。そういうことから、劇場やテレビ局では出演者のためのこの部屋のことを「楽屋」と言うこともある。
尚、「控え室」と言うと、臨時に儲けた部屋というニュアンスがあって、待つための人が利用する常設された部屋のことは「待合室」と言うことの方が多い。(鉄道駅、港、空港などでは「待合室」という言い方をする。)
英語では「Waiting Room」、ドイツ語では「Wartezimmer」、フランス語では「Salle d'attente」、イタリア語では「Stanza che Aspetta」、スペイン語では「Sala de Espera」、ポルトガル語では「Sala de Espera」、中国語では「等候室」と言う。
「応援」:競技などに参加する人やチームに対して、声援を送り、元気づけたり励ましたりすることをいう。スポーツ競技では、競技によってスタイルが確立している。
それ以外では、加勢すること、助け救うこと、という意味もある。この意味では「援助」と言う言い方もあるが、「援助」と言うと経済的な支援を伴うことが一般的であるが、「応援」と言った場合は経済的な側面は無くてもよい。
この物語では、五代さんは前者のつもりで零ちゃんの元にやってきたが、零ちゃんの本音は果たして???(単に邪魔をしに来たという感覚かも...???)
英語では「Support」、ドイツ語では「Unterstützung」、フランス語では「Support」、イタリア語では「Appoggio」、スペイン語では「Apoyo」、ポルトガル語では「Apoio」、中国語では「支援」と言う。
「激励」:励まして気を引き立てること、大いに励ますこと、勇気づけること、力づけることをいう。応援はこの具体的な行為の一つということになる。また、これに酔って選手は自分の持っている力を寄り引き出すことが出来るようになったりする。(逆に、普段の力を発揮できなくなってしまうことも無き西面あらずですが...→この場合は「激励」とは言わなくなりますが...)
この物語での五代さんは、部分的には零ちゃんを激励しているが、当時に零ちゃんに心配事を抱えさせてもいるので、「激励」と言うのは微妙なことになりますね...
英語では「Encouragement」、ドイツ語では「Ermutigung」、フランス語では「Encouragement」、イタリア語では「Incoraggiamento」、スペイン語では「Estímulo」、ポルトガル語では「Encorajamento」、中国語では「激勵」と言う。
「緊張」:学術的には、心理学と生理学で、それぞれ専門的な意味があって、それぞれで意味が異なる。また、一般的には心理学で使われる意味の状況になっていることを指して使われることが多い。「緊張している」と言う言葉は心理学的な側面で使用されるのが一般的である。
一般的には、引き締まっている状態のこと、張り詰めて緩みのない状況のこと、相互が対立していて直ぐにも争いが起こりそうな状況のことを言う。
心理学では、次の行動の準備段階(備えている段階を含む)に向けて待ち受けている時の心理状態のこと、または一つの感情状態であって注意の集中、精神統一を要する状態のことを言う。(この状態では高次の精神活動が可能になる。)
生理学では、筋肉の収縮運動のことであって、筋肉が持続的な収縮状態にあることをいう。この状態では、単一刺激で起こり、かつ、エネルギーの消耗が微量であって疲労しにくい状況である。(力が抜けている状況である。)
英語では「Strain」、ドイツ語では「Belastung」、フランス語では「Tension」、イタリア語では「Sforzo」、スペイン語では「Tensión」、ポルトガル語では「Tensão」、中国語では「緊張」と言う。
「客席」:客が座るべき席のことである。興行の際、客はこの場所に座って、興行を見ることになる。また、飲食店などの店舗では、店内のこの場所にいる客に対して飲食物を提供することになる。(それ以外の場所にいる客に対しては、テイクアウトや出前という形で提供することもある。)
劇場などのように、興行を行う場所に対して一方向にしか客席が設けられない場合と、複数の方向に観客席が設けられる場合とがある。映画は前者の代表的なものということになり、舞台演劇も一般的にはそうであるが、一部の演劇作品ではそうでない場合もある。(円形劇場と呼ばれる場所で公演を行った場合などが該当する。)一方、スポーツなどの興行では、競技場を中心にして、周囲を囲むように客席が設けられているのが一般的である。(但し、小規模な競技場では、全周ではなく、一部にしか客席が設けられているという場合もある。)
尚、最近ではドーム球場を使ったコンサート(ライヴ)も盛んに行われているが、この場合は球場の競技フィールド内に客席を設ける場合もあるが、球場の元々の客席を利用するのが一般的であるため、客席が興行の全周となることもある。
この物語で、零ちゃんたちが来ている「日本数学ホール」についてであるが、五代さんは観客が5万人はいる、と言っていたが、日本には5万人も収容可能なホールはなく、一部の野球場や陸上競技場などしかない。劇中では五代さんが(勝手に)「5万人」と言っているだけで、主催者側が観客数を発表していないので、「5万人」という数字はいい加減で適当に言ったか、大袈裟に言った数字であると考えて良いですね。(ちなみに、日本武道館でも収容できるのは14000人強、大阪城ホールでも最大で16000人、さいたまスーパーアリーナでも最大37000人である。)
英語では「Seat」、ドイツ語では「Sitz」、フランス語では「Siège」、イタリア語では「Posto」、スペイン語では「Asiento」、ポルトガル語では「Assento」、中国語では「觀覽席」と言う。
「副賞」:正式の賞(「正賞」と言う。)に添えて出される金品(賞金や賞品)のことを言う。表彰される様々な賞があるが、正賞はその「賞」や表彰状、トロフィ、盾、優勝旗、メダルなどである。そして副賞として、賞金や、受賞を記念しての物品があって、これらのことを「副賞」と言って、受賞者に対して正賞と共に贈られる。但し、正賞だけで副賞がないという賞も色々とあるのは言うまでもない。
尚、副賞が賞品となる場合は、一般的にはスポンサーとなっている企業の製品ということが多い。
ユニークな副賞としては、大相撲の幕内最高優勝力士に贈られる様々な賞の副賞がある。「ガソリン1年分」「ピルツナーウェルビール1年分」「コロナビール1年分」であったり、特産品などが湯繰られるが、特産品の中には実にユニークなものが贈られる時がある。
また、アカデミー賞では受賞者に「オスカー像」と呼ばれる小さな像が贈られているが、その「オスカー像」はアカデミー賞の副賞である。
その一方で、各種文学賞や漫画賞などでは、副賞は物品ではなくて現金というものが多い。(金額の方は結構幅がありますが...)
英語では「Supplementary Prize」、ドイツ語では「Zusätzlicher Preis」、フランス語では「Prix Supplémentaire」、イタリア語では「Premio Supplementare」、スペイン語では「Premio Suplementario」、ポルトガル語では「Prêmio Adicional」、中国語では「附加獎」と言う。
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