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「ACROSS THE GREAT DIVIDE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1977年のアメリカ映画「ロッキーを越えて」である。「アドベンチャー・ファミリー」のスタッフによる作品であって、「アドベンチャー・ファミリー2」に続く作品で゜ある。しかし、「アドベンチャー・ファミリー」は現代を舞台としての物語であるが、本作は舞台を19世紀の開拓時代にしているので、毛色の異なる作品となっていて、シリーズの番外編という作品である。

作品データを記しておくと、時間は101分、製作はアーサー・R・ダブス、監督と脚本はスチュワート・ラフィル、撮影はジェラルド・アルカン、音楽はジーン・カウアーとダグラス・ラッキーの2人である。そして出演は、ロバート・ローガン、ヘザー・ラトレイ、マーク・エドワード・ホール、ジョージ・バック・フラワー、たちである。

オレゴン州にある遺産の土地を受け取ることになり、12歳の姉・ホリーと、8歳の弟・ジェーソンの2人は、ロッキーの山地を西に向かっていた。しかし、途中で頼りにしていた後見人に金を持ち逃げされ、途方にくれてしまう。そんな中、2人は、ギャンブラーのクープと出会い、同行することになった。姉弟に親切なクープだったが、ホリーはギャンブラーなどは信用しなかった。3人は旅を続けていくが、次々と困難が襲ってくる。巨大なグリズリーやクーガーに襲われ、その都度、2人はクープに救われていて、次第にクープと姉弟の間には交流が生まれていくことになる。が、熊に襲われたとき、3人は馬を失ってしまい、ユキの積もったロッキーを徒歩で越えざるを得なくなってしまった。が、3人はインディアンと知り合うことになって、彼らの集落に滞在した。芝肉して、旅を続けるためにインディアンたちと別れた3人は、川を下ると、馬を盗んだ泥棒の男たちと出くわした。が、腕ずくではなく、ポカーで勝負をすることになる。で、クープは鮮やかなイカサマで馬泥棒に勝ち、馬を取り戻した。で、3人は馬にまたがり、間近に迫った目的地のオレゴンに向かった。

ファミリー向け作品ということがあるのか、ストーリーとしては特にこれというものでもなく、2人の子供とギャンブラーの大人のふれあいを描いた、ありふれた作品である。一応、時代設定が19世紀と言うことになっているが、ロッキーの美しい自然を堪能出来るのは前作までと同じである。

ロッキーの風景を見るための作品と思えば、これはこれでよいのだが、特にこれと言うところのない作品であって、それだけである。まあ、無理にシリーズとして作ろうとして、時代設定を変えてみたものの...という作品である。

 

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