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毒姫とわたし#14 [ドラマ]

今週は本当にあくびが出る展開が続いているが、今回もそうでした。一応、ラストの1分ぐらいで、次に引っ張るための次の嵐がやってくるものの、物語としたら、レールの上を滑っていっているだけという感じで、盛り上がりもなかったのが残念でした。(キャラクターは揃っているのに、それぞれのキャラが活かされていない...)

エリカが車椅子生活になった事故を起こしたのが友樹ということで、美姫は哲也と小麦にはもう会えない、と一方的に絶縁状を突きつけた。しかし、エリカはそんなこととも知らずに友樹に恋していて、友樹の為に弁当(サンドイッチ)を作るとして張り切っていた。そんなエリカに対して美姫は本当のことを言うことが出来ず、悩む。

小麦は佳子の元を訪れて、友樹のことを問い糾すが、哲也との結婚を認めないことから、それは家族の問題として受け付けなかった。

で、佳子は君嶋社長の所に行くと、監督布之として頭を下げたが、社長は「示談は成立している」と語っていた。

哲也は天使園を訪れ、友樹に話があるとして、夜に母の元に来るように伝える。この時、美姫も友樹を問い糾していて、友樹は本気でエリカの力になりたいと思っていると答えた。その夜、友樹は佳子の元にやってきて、哲也を含めて話がされる。で、友樹はエリカがいることを分かった上で天使園で働いていると言うことを語った。

小麦は哲也と友樹の言葉を信じることにしたが、美姫が自分を避けていて、仕事にならない。美姫は君嶋社長に、担当を変えてくれるように頼むが、小麦は小麦で、君嶋社長に、美姫か自分か、どちらを取るのかを迫り、担当を外すなら仕事を辞めると言った。

その場には、君嶋社長の愛人で、大作家の美園響子もいて、賞で美姫に1票入れたこと、更に、応募原稿と出版本を読み、応募原稿は独りよがりであるが、出版本は良くなっていて、編集の重要さを語った。また、社長は、美姫に対してこれは「仕事」ということを言った。

美姫と仕事をしたい小麦は、美姫に食いついて説得しようとするが、頭から「拒否」の美姫は話を受け付けない。そんな所に、美姫に客がやってきた。それは春江という女性で、美姫の母親だった...

物語としたら、前回までの続きで、その山からダラダラと下りてきているだけであって、完全に中だるみとなっている。そして、最後に次の嵐として、美姫の母親が現れたが、泡分枠の連続ドラマらしい展開の最たるものでした。

もう少し、展開を考え貰いたいのと、選集まであったあのテンポの良さを取り戻して貰いたいところである。今週は、ごく平凡な「並の昼ドラ」になってしまって、面白みがなく、残念です...

 

毒姫とわたし (リンダブックス)

毒姫とわたし (リンダブックス)

  • 作者: 立見 千香
  • 出版社/メーカー: 泰文堂
  • 発売日: 2011/08
  • メディア: 文庫


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